第3章 私の書店にハーレム? 都市伝説かなにか?
ぶっちゃけ書店は出逢いの場たり得るのか?
こんにちは。もうすっかり暑いですね。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
前回で一応の区切りがついたので、新しい話をはじめさせていただこうと思ってます。
基本的に2章以外、どこからでもお読みいただけるようにはさせていただくように心がけるつもりでおりますので、どうぞこれからもゆる~く、よろしくお願いいたします。
さてここからは私が書店員時代に出逢った個性的な人たちを中心にお話させていただこうと思います。
もちろんご迷惑がかからないように踏まえつつ。なるべくライトノベルに関わることも踏まえてあれこれと進めていきたいと考えております。
最初にお話させていただくことは、従業員同士で恋愛に発展したりすることがあるかどうかです。
書店員さんに限らず、本に関わる仕事というのは、女性比率が高めです。
ならば従業員どうし、書店でのお仕事を通じて、オフにご飯を食べたり、お付き合いにまでステップアップ、ということがあるのかどうか。
男性の読者さまは特に、そのあたりにご興味があるのではないでしょうか。
実際のところどうなのさと言われれば、その答えは非常に明快。
このエッセイのキャッチフレーズを今一度お読み下さい。
私の書店に異世界ハーレムを期待するのは間違っている?
間違っていません。
ダンジョンにでも出会いを求めねばやってられません。
リアルはそれほど甘くはない。
いくら女性が多いといっても、男性がハーレム的展開になることは、まずないです。
ちくしょう! こんなところでキャッチフレーズ回収するなよ!
現実なんてク○ゲーだ!
ちなみにちゃんとした理由もあります。
このエッセイの最初のほうでお話させていただいたことの繰り返しになりますが、体感ではありますが、書店は離職率が低め。多くの方が勤めはじめたら非常に長くその職場に定着なさいます。
カンの鋭い方ならばそれだけで予想がつくかもしれませんが――
何年も勤められている女性の場合、まずご結婚されているか、お付き合いしている方がすでにいることが多いのです。
もちろん、最初の出逢いが書店であった可能性もあるでしょう。
ですが、おそらくは多くの方が新人として書店に入るときには、大抵の場合、先輩女性陣にはすでに安定した交際相手がいるケースが多々あることでしょう。
なのでそういった、何年も勤め上げている女性陣を狙うには不倫とか遊びとかいうなんだかアダルティなお付き合いにならざるを得ない。
……ぶっちゃけた話、男女のことですから。
そういうのが周囲でまったくなかったとは言いませんが(おい)そんな危ない橋を渡る度胸なんて、真性オタクの私にはありませんでしたよ、ええ。※
※そもそも相手にされてなかったともいう
ただ、性別にかかわらず、職業柄オタクであることをカミングアウトしやすく、またそれが職務上強みになりますから。お付き合いとか関係なしに、話をしたりするだけでも面白いですよ。
1件目の時は「けいおん!」や「まどマギ」ブームこそあったのですが、まだオタクに対する風当たりも厳しかった時代でしたから、オタクな女性は少なかったように思います。または、オープンにしていなかった。
でも2件目の時はだいぶ市民権を得ていたといいますか、オタク趣味を持った(オープンにした)女性書店員さんも多く入ってきていたように感じます。
艦これやとうらぶのプレイヤーさんもいましたからね。
私が引き継いだ前任の女性は一切オタク趣味のなかった方でしたけれど。
夕方あたりから勤務開始する学生を中心とした10代後半~20代前半の女性陣はフリーの方もいらっしゃるかも? ……かも。
――と、そこまで考えて、今この更新をタイプしながら
「あれ? オタク男女の出逢いの場としては、昔よりはワンチャンある?」
と、ふと頭をよぎりましたね。
でも少なくともハーレム状態はないです(笑)
男手が少ないので力仕事とか、高いところでの作業を振られたりと、いいように使われるのがオチです(笑)
ということで。
夢があるのかないのか、結局ダンジョンでなくとも出逢いを求めて大丈夫なのか。イマイチ結論がよくわからない更新になってしまいましたねすみません!
結論としては、ほかの人はわからんけど筆者はモテなかった。
とりあえずそれだけは言えるかと思います。はい。
あれ……目から液体が。
ちなみにライトノベルを読んでいる女性書店員はいませんでしたけど、常連客の学生にはいました。
男性向けファンタジーを好んで読むような子でした。その子については面白いエピソードがあるので、近いうちにお話するかもしれません。
っと。けっこう長くなりましたね。それでは今回はこのへんにしましょう。
新たな章でもまたよろしくお願い申し上げます。
それでは、当時の仲間方から手厳しいツッコミがこない限りは、またお会いしましょう。
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