第7話 婚カツマッチング①
とうとう出会いを求めて婚カツパーティーに行き始めた。
はじめてのパーティーは「バツイチ理解者編」。
同じバツイチの40代前半の人とマッチングした。その人は子供がいたけど、親権は母側に取られたそうで、親権をまた取り戻したいから結婚したいんだと言っていた。
そこそこ安定した職業で、猫も飼ってたから、ちょっと良いかなと思いつつ、「また会いたいな」という気持ちにどうしてもなれなかった。
そんなにカッコいいわけでもない。
仕事もお給料はそこそこ良いけど非正規。
何より子供が優先で、私を愛してくれそうになかった。子供も大事だけど、まずは夫婦の愛情も大事だからね。
それっきりメールで何度も連絡を取って、会おうと思ったけど、やっぱり会う気持ちになれなかった。
こんな愛の形 @naonaon
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。こんな愛の形の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます