第7話 婚カツマッチング①

とうとう出会いを求めて婚カツパーティーに行き始めた。

はじめてのパーティーは「バツイチ理解者編」。


同じバツイチの40代前半の人とマッチングした。その人は子供がいたけど、親権は母側に取られたそうで、親権をまた取り戻したいから結婚したいんだと言っていた。


そこそこ安定した職業で、猫も飼ってたから、ちょっと良いかなと思いつつ、「また会いたいな」という気持ちにどうしてもなれなかった。


そんなにカッコいいわけでもない。

仕事もお給料はそこそこ良いけど非正規。


何より子供が優先で、私を愛してくれそうになかった。子供も大事だけど、まずは夫婦の愛情も大事だからね。


それっきりメールで何度も連絡を取って、会おうと思ったけど、やっぱり会う気持ちになれなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

こんな愛の形 @naonaon

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ