理不尽な運命の中でもがく「あまりもの」たち

はじめてレビューを書いています。
とりあえず、この作品は読んで損はしないです。少なくとも僕はめちゃくちゃ面白いと思っています。


主人公は魔法が飛ばない魔導士という設定。
まあ、この時点で若干の出落ちを感じる人もいるかもしれません。

しかし安定した文章力と物語の構成のお陰でこの設定がしっかりと活きていて、笑いあり、シリアスあり、バトルのかっこよさあり、感動あり、といったハイクオリティな作品になっています。


かなりシリアス成分強めな場所もあり重い内容に涙が出そうになりますが、続きを読もうとする手が止まりません。
おそらく、「あまりもの」ゆえに他人に理解してもらえることの少ない登場人物たちの、それでも頑張る姿に大きな魅力を感じるからだと思います。


……最初に書いた通り、レビュー、というか文章を書くことにあまり慣れていないので、上手く伝えたいことを伝えられていないかもしれませんが、この作品がもっと多くの人に読んでもらえるように頑張って書いてみました。
皆さんも読んでみて下さい。