ページ数を決めよう

・ページの上限下限を決める


 小説のページ数、その上限と下限も締め切りと同じくあった方が無難です。

 賞に送る作品ならば規定で決められていると思いますが、なければ自分で決めましょう。


 「スケジュールの立て方」の次に触れようと思っているプロットにも関係してくるのですが、物語のメリハリをつけるためにも、助長して書きすぎないためにも、制限があった方が動きやすくなります。

 スケジュールと同じで、全体の分量を割り振っておけば、自分が今どの位置にいるのかが把握できるからです。


 ページ制限120ページで、70ページに入る部分を書いているのに、まだ起承転結の起を書いていたらまずいわけです。110ページに入っているのにまだ佳境に入れていなければ全体的な見直しが必要になります。


 その必要かどうかがわかる、というのが大事です。


 賞に送るわけでないのなら目安程度の意味しか持ちませんが、なるべく守った方が良いでしょう。


 どの程度が長編のページ数、文字数なのか。

 あるいは短編でもどの程度が目安となるのか。


 これは自分が好きな小説の文庫一冊の文字数やページ数を見てみるか、送ってみたい賞の規定をそのまま使ってしまうのが良いと思います。


 賞の規定はその分量が、実力を測るのに適していると判断されているものですから、編集さんの試行錯誤が生み出したページ数に便乗しましょう。


 それで良いものが書ければそのまま賞にも応募できお得です。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る