古き良きSFの日常生活は、煩悩との戦い

なかなか面白い構成だなと思いました。
基本は古き良き時代のSFを彷彿させる、スペースオペラ的要素が詰め込まれています。その昔ハヤカワ文庫のSFにあるような、そんなテイストがそこここに。銀河鉄道999の世界にも、きっとこんな星があったんだろうなとなんて考えてしまうような惑星設定にわくわくします。
そこにラブコメ的要素が入っているのが、現代風でしょうか。さらにところどころ出てくる裏話的なセカンドストーリーは、かなりシュールで風刺的な意味合いが含まれています。

個人的なわがままを言えば、ラブコメ要素がもう少し強まってきたらいいなぁと思いました。それから日常の繰り返しの中に、なにか一本筋があっても。たとえばコナンの「黒の組織」的な感じなのも。

けれどまだこれからミルちゃんとの色んな接近、接触が増えてくるんじゃないかとちょっとドキドキしています。

最後に、お父さん、匠すぎる
シュウトは煩悩と戦い続ける戦士だと思います。

タコは……うん、動いたら食べにくいです。

追伸:自分もBA○○METALの良さはよく分かりませんが、バックはなかなかの腕だと思いました。