あとがき。

この度は『Lazy Lazy』をお読みいただきまして、誠にありがとうございました!

適当に生きてるだけで何となく上手くいっちゃう人間と一生懸命頑張ってる人間の対比を書きたいなと思った時に、頑張ってる人間=体を動かす職業の人=配達員!ということでwリーマンと配達員という、中々異色な組み合わせになりました。

と、いうのも嵩冬自身が実は配達員をやっていた経験がありまして、これが本当に本当に大変だったんですよ…。雪が降ろうが台風がこようが、荷物が濡れないように、でも自分はびしょびしょになりながら配達先に行くと云うね…。ぶっちゃけパンツまでびしょびしょでしたよw

でもやっぱり「働いたなー!」って実感はすごかったですね。家に帰ったらホント、バタンキューでしたし。ただ個人的には若い時しかあれは出来ないな…という感想。もともとそんなに体力ある方じゃないので、結構必死でしたしね。


そんな体験談?を交えつつ書き上げたこのお話。新名は凡河内の姿に「このままじゃ駄目だ」と奮起しましたが、自分が同じ立場だったら正直甘え続けますね、はいw

この後、元々何でも器用にこなせてしまう新名はやりがいを見つけたことで仕事が楽しくなって、社内での評判をバンバン上げて行く訳なんですが、それはそれでまた面白く思わない人種が出てくると云う…。凡河内はそんな新名を心配しつつ、前よりも『友達』っぽく付き合うようになったかなー?みたいな。


前作の『空ときみの間。』とはまた違うテイストのお話でしたが、いかがでしたでしょうか?相変わらずヒロイン皆無で申し訳ないですがw諦めつつ今後もお付き合いしていただけると幸いです。

それでは最後までご賞味くださいまして、ありがとうございました!また次の作品でお会いしましょう。

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Lazy Lazy 嵩冬亘 @meguru-t

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