執筆後記
不思議なもので、夢を記すと生活の一部を晒しているような奇妙な感覚に陥るものである。
今回、シュルレアリスムを学んで実験的にこういった作品には取り掛かることにしたわけだが、これまた楽しい。
しかし、シュルレアリスムを学んで小説や俳句を書くにつれて一つ心に決めた事がある。
『脱伝統』。
伝統というのはすべての基礎基本となりうるが、時に革新的なものを殺しうる。
前衛とは言え、政治思想に拘束され、遂には弾圧されてしまった歴史もある。
ならば、革新を殺す形式を無視し、自滅のリスクを孕む政治思想の一切を捨ててしまえばいい。そうしたならばきっと哲学もマリヴォーダージュになるだろう……
なんてことを考えたりしていた。
衒学の結論に過ぎないが、多少の反抗も青春時代なのかもしれない。しかし、この態度はもう少し持っていようと執筆中思った。
たのしいゆめ えやみ蒼翳 @yeyami_soei
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