引っ越し

 気分で職を変えていると、その度に直面するのがこの引越し作業だ。

 筆者の場合大阪を離れてからはずっと寮か間借りの生活で、大きい家電と言えばPC(制作機材)ぐらいしか持ち合わせなかった。これから記すのは、単身であちこちを過ごす創作者たちにとって、有益と思えるコースについてだ。




□都外の場合:クロネコ・単身パック

 1m四方のケージ一本に、荷物を全て収めるコース。web・平日・早期の割引を併用すれば、県と県をまたいでも20k以内に費用を抑えられる。


 具体的にどの程度が押し込めるのかという点だが、筆者の場合はPC・ディスプレイ・スキャナにプリンタ・ライトボックスに板タブと、製作機材でケージの3分の1が埋まってしまっていた。残りの2分の1を分解式のデスク、折りたたみ式の本棚、衣装タンスにキャリーバッグ、最後に布団が残りを専有しパンパンといった具合だ。つまり洗濯機や冷蔵庫が無ければ、単身者なら特に問題なく収まる。




□都内の場合:赤帽

 こちらは小型のトラック一台を借り切るコース。都内から都内であれば10kで済むので、無駄に重い家具が無ければ先ず間違いなく全て収まる。筆者は都内に移ってからはこちらのサービス一択の為、荷物は年々どんどんと増える一方である。




□役に立つ道具・家具


・分解式のPCデスク

 がっしりとした造りのものは、移動時に邪魔になる。よってドライバー一本で天板と骨組みに分ける事が出来る分解式のPCデスクのほうが良い。筆者は愛知県の折、ニッセンで購入したデスクを今も使っている。


・折りたたみ式のブックシェルフ

 これも中々便利だ。びっくりドンキーのメニュー表の様に開く事で直立し、閉じればただの板になる。とは言え本は一つにつき200冊程度は収蔵出来る訳だから、当然無いよりあったほうが良い。カラーボックスに比べ少々値は張るが、ネットショッピングで検索して気になったものをチョイスすると良い。


・折りたたみ式のコンテナ

 組み上げればコンテナとなり、たためば板となるコンテナは、平時は荷物入れ、引越し時はダンボール代わりになる。不要な時も折りたたんで場所を取らない利点もあり、こちらも値は張るもののあって便利な一品であることに間違いは無い。


・衣類・布団圧縮袋

 どうしてもかさばる衣類や布団は、引っ越しの前にこれで圧縮してしまえば良い。100均でも取り扱いがあるにはあるが、どうしても粗雑で効果が薄いため、引っ越しに際してはホームセンターなどできちんとした造りのものを買ったほうが良いだろう。 





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