内容と文体のミスマッチがなんともシュールでした。
読み始めると、うっかりと江戸時代のお話かと錯覚するくらい、現代のほのぼの酔っ払いを描きながらも どこか懐かしい古典落語の響きが耳に残る。 同じ著者の『歩道橋~』で展開された現代版俳句・短歌の世界観が…続きを読む
世界観、一つ一つの言葉遣い、描写。細い迷路のような路地をさまよっているような、そんな気分になる。こんな作品に出会えるのだから、全くもって世の中と言うのはおもしろいものです。
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