暗く悲しい物語の面白さ
こんばんは、埴輪です!
「明るくて楽しい物語」というのは、小説を宣伝する上での常套句だろうと思いますが、逆に「暗くて悲しい物語」を宣伝するにはどうすればいいのか……そんなことを、ここ数日は大いに考えさせられました。
というのも、電子書籍で販売している短編小説の表紙をリニューアルしたのですが、その作品……『バレット・ゲーム』は「暗くて悲しい物語」だったからです。
何しろ「殺された妹の復讐をする物語」なので、「明るく楽しい物語」になりようもなく、気軽にお読み下さいなんてことは、それこそ気軽には言えません。
では、なんでそんな物語を書いたのかと言えば……語弊はあるかもしれませんが、やはりそれが「面白い」と思っているからだろうと思います。
この「面白い」という言葉も難しくて……読んでいて愉快、読了感が最高といったプラスの気持ちになる作品だけが「面白い」かといえばそうではなく、読んでいて辛い、後味の悪いといったマイナスの気持ちになる作品もまた、「面白い」と評価されることがあると思います。
なぜそんなことが起こるかと言えば、「面白い」という感想はプラスにしろマイナスにしろ、心が動かされた作品を指す言葉であって、だからこそ、読んでいて辛かったけど面白かった、後味は悪かったけど面白かった……そういった「~だけど」という面白さが成立するのではないかと思います。(ホラー作品における怖かったけど面白かったという評価が、その代表格だと思います!)
その点で言えば、『バレット・ゲーム』も「暗くて悲しい物語だけど面白い」作品であり、それは本作が決してそれだけでは終わらないからで、だからこそ私はこの物語を書き、多くの人に読んで欲しいと思っているのだと思います!
……と、結局は宣伝になってしまって恐縮ですが、もしちょっと気合いを入れて読んでみようという気になった方は、ぜひAmazonで『バレット・ゲーム』を検索してください!(KindleUnlimited会員の方は読み放題です!)
表紙も頑張って描きましたので、それをご覧頂けるだけでも嬉しいです!
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