驚いたこと(プレイミアムフライデー・ハンバーガー・騎士団長殺し・ユーザーミーティングレポート)

こんにちは、埴輪です!


今日は色々な「驚き」があったので、それをごった煮でお届けします!


①プレミアムフライデー


何だか今年になって急に出てきた言葉だと思ったら、もう今月から実施という不思議な制度……にも関わらず、ちょっと町に出ただけでも便乗したキャンペーンをちらほら見かけたことが驚きでした!


果たして、どれぐらいの方に影響があったのか……!


他国の基準からすると、びっくりするぐらい祝日の多い日本。

「皆がやっているから……」という大義名分がないと動けないという体質が、このプレミアムフライデーからも感じられました!


②ハンバーガー


マクドナルドのハンバーガーが100円だと知って、私は大変驚きました!


……というのも、ハンバーガーの価格は一時期二転三転としていて、最後には100円ではなくなったと思いこんでいたからです!


これだけだと私の単なる思い違いなのですが、それを知らなかったことにも理由があって、それは「お店のメニューにハンバーガーがなかった」から。


もちろん、ハッピーセットにハンバーガーは写真入りで登場していますが、単品……100円マックになると、その姿は影も形もありません。


ですから、私はもう100円じゃなくなったのかなと思っていたのですが、改めてメニューを見直してもハンバーガーは見当たらず、ネットで調べてようやくハンバーガーが100円で販売されているという事実を突き止めることができました。


これが私の地元だけなのか、全国的なことなのかは定かではありませんが、なぜこんなことになったかといえば、恐らくハンバーガーは売れても余り儲けがなく、かといって値上げするとイメージがよくないという理由から、看板メニューでありながら持て余されているというのが現状ではないかと。


……正直、100円であのクォリティというのは、相当凄いことだと思いますしね!


②騎士団長殺し


村上春樹さんの新作小説「騎士団長殺し」が発売となりました!


何でも「タイトル未定」の段階から予約を開始していたというのが驚きで、この段階までくると、どんな作品でも名作になってしまうのではないかと思います。


私も村上春樹さんの作品を読んだことがありますし、楽しませて貰ったという記憶はあるのですが、具体的な内容については余り覚えていません。

エッセイだったか、「お金がないときはペットフードを食べた」とか、「レモンがが酸っぱくなかった」とか、そんなことは覚えているのですが……!


今作はファンタジーめいたタイトルが気になっていますが、単行本はお高いことと、何やら三部作らしいという噂を聞いたこともあって、いつか文庫化された時に楽しもうかと思っております!(うう、収入があれば……!)


村上春樹さん自身が、この騒ぎをどう思っているかは気になるところですが、私の独断と偏見で言わせてもらうと、もし世間から評価されていなかったとしても、淡々と作品を書き続けていたのではないかという気がして、そうした浮世離れした透明感が、村上春樹さんとその作品の魅力なのではないかと思います!


③ユーザーミーティングレポート


【ユーザーミーティングレポート】角川文庫編集部が「働くヒト」小説コンテストで求めているコト

https://kakuyomu.jp/info/entry/2017/02/24/140146


……というわけで、トークショーのまとめを読んでみました!

とっても簡潔ですが、とりわけ最後の一問一答が興味深かったと思います!



──角川文庫で活躍するにあたり、求められることとは?


一定のペースで作品を書き上げられることです。1年間に最低2作出せることが基準です。兼業作家の方でも2作を出しています。



 ユーザーミーティングという場でちゃんと「兼業作家」というリアルな言葉が用いられていたことが驚きであり、また嬉しくも思います!


 ともあれ、言い換えれば仕事をしながらでも年に最低2作書き上げるだけの力があればプロとしてやっていけるということで、一つの目安になると思います!


 私は仕事をしていた頃は年に1~2作のペースだったので、今後は年に2作を最低ラインとして小説を書き続けていきたいと思います!(単純)



──最近のトレンドは?


キャラ文芸、ライト文芸が一般文芸の大きな割合を占めるようになりました。最近だと、日常の息苦しい気持ちを癒やしてくれる謎解き、SF、ファンタジー要素がある物語、時間をうまく使った物語が人気です。



昔からキャラ文芸にライト文芸……所謂ラノベに慣れ親しんでいた読者が大人になったからといって、それらを卒業するという流れになる方が不自然であり、それが一般文芸の大きな割合を占めるようになったのは、自然なことだと思います。


ただ驚きだったのは、「日常の息苦しい気持ちを癒してくれる」という言葉。


これを「明日への活力」と捉えてもいいかもしれませんが、出版業界という言葉を生業にする業界人の方が敢えてこのような言葉を使ったと考えると、まさにこの言葉通りの物語が人気だということではないかと思います。


つまりは「癒し」ということですが、私はただ癒すだけではなく、その抜本的な問題……息苦しい人生に立ち向かう力を与えることも必要だと思います。


それは別に従来の一般文芸や、自己啓発本、哲学書の領域ではなく、物語でも……いや、物語だからこそ、より心の深い部分に響くのではないかと!


ただの娯楽ならごまんとありますが、楽しんだ後にも記憶と共に残り続ける……それこそが、物語の力ではないかと思います!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る