バリ島の恋
蔵馬美鈴〜Misuzu Kurama
序章: 雑で優しい人たち
バリ島といえば。。。
南国。リゾート地。バリエステ。神秘。神々の島。などなど そんなイメージがあるでしょう。
実際 バリ島は世界有数の観光リゾート地で、世界各地からたくさんの観光客が訪れている。
そして それと同じくらいサーファーやダイバーが多い。
南部エリアのビーチは波が高く、サーフィン向き。
南部でもブノア半島辺りはサーフィン以外のウォータースポーツに向いてる感じ。
北部のシガラジャやロビナもスキューバーダイビングに向いてるが、
ロビナの”早朝ドルフィンウォッチングもなかなか良い。
けれど、最近は数年前と比べるとイルカが少ないのか、はたまた別の住処を見つけたのか…
ドルフィン ウォッチングといいつつイルカを見れなかったり…という事も。
サーフィンやスキューバーダイビングにまったく興味が無い私だが、かと言ってショッピングや観光に興味があるワケでもない。
じゃ一体 私はバリ島で何をして過ごしているのか?
なぜ バリ島にいるのか?
それについては何れ判るので。。。
私がバリ島に住もうと思った理由は、
単に「バリ島が好き」それだけの理由である。
マリンスポーツにはほとんど興味はなく、たった一度 「せっかくバリ島にいるんだから、ジェットスキーくらいはやってみようかなぁ〜」って感じでジェットスキーに乗ってみただけ。
でもこれが意外と楽しくてカンタンで!
ハマりはしないけど、
たまに乗るなら楽しいだろうなぁ♪
という感じ。
私がバリ島を好きな最大の理由は、
バリニーズの気質だ。
真面目で優しくいつも笑顔、そして
大雑把で明るくてお金で動く。。。
非常に分かりやすいので大好きだ。
私が仲良くなったバリニーズのみんなも、やはり明るく優しく大雑把な人たちばかり。
だから彼らと一緒だと、日本人が几帳面過ぎる…というか、もっといい加減になってもいいんじゃない?って思う。
日本は電車や地下鉄は1分遅れたくらいで
「大変ご迷惑をお掛け致します…」
ってアナウンスが入るが、
バリはそもそも電車ってものがない島だけど、乗り合いバスのようなものはある。
そしてそのバスも、いつ来るんだか分からない感じだし、人との待ち合わせ時間もだいたいの時間だから、多少遅れても怒る人もほとんどいない。
時間をあまり気にしない…そんな雰囲気が癒されるし大好きだ。
そして、そんな島で育った人たちが大好きだ。
そんなバリ島とバリニーズが大好きな私が、バリニーズ男性に恋をするのは当たり前で、当然の事だったのかも知れない。。。
バリ島の恋 蔵馬美鈴〜Misuzu Kurama @mayu-usagi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。バリ島の恋の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます