一節 青褪めた剣を握りしめ(後編)



「止まれ!」


 衛兵が慌ててベルを鳴らせば、すぐさま応援の兵士が集まる。

 たちまちのうちにフードの少女は包囲され、槍と楯を向けられた。

 亜大陸の要人だけあり、別荘に配備するには多すぎるくらいの兵士が揃っていた。


「ここがハルムシオン都市国家連合の渡り鳥、ビファル・シエラブリス様の屋敷と知っての狼藉か!」


 少女は意に介さず、真っ直ぐ屋敷へ歩いて行く。


「武器を捨てて投降しろ!」

「どいて」


 そう言われて退く兵士はいない。少女は繰り返した。


「どいて」


 安物の長剣が斜陽を照り返して鈍く光る。

 包囲を詰める兵士に、少女は再三繰り返した。


「どいて。貴方達に用はない」


 返答は槍の一突きであり、しかし結果は空振りに終わった。


 ぱっと血が舞う。断末魔すらない。

 少女に近づいた衛兵たちの首が、同時に落ちた。

 剣の軌跡すら残らない。


「ひっ」


 広がったローブの裾が、辛うじて剣を振ったことを示していた。


「どいて」


 少女は四度繰り返した。

 【殺気】が溢れた。


 物理的・霊理的な圧力を伴って、少女の気魄が衛兵たちを押しのける。【挑発タウント】のような初級呪術よりもなお単純で原始的な呪術。

 だがそれゆえに、衛兵たちは息を呑み、一転して少女に近づくのを躊躇った。


 声を出せば死ぬ――少女はそういう類の存在だった。

 例えばそれは、この屋敷の主が戦に望む時のように。


「ようこそ、お客人」


 上空から声。少女は微かに顎を持ち上げた。

 荘厳な孔雀の翼を大きく広げて、ビファル・シエラブリスが地に降り立った。


「何用ですかな。当方は現在休暇中ですが」


 礼服の胸元を両手で直して、ビファルは尊大にそう告げた。

 少女はそこに、孔雀の羽根を見た。


「取り返しに来た」

「はて、私どもは盗人ではございませんが」


 少女は意に介さず、剣を振り上げる。


「導黙先」


 意味の通らない呟き。

 ビファルは優雅に構えながら、唐突に飾り羽を開いた。


 通常、アヴロノの翼は一対か二対かのどちらかだ。

 一対の翼を持つ種を鳥態バーディアン、二対の羽根を持つ種を虫態フライアンと呼ぶ。

 だが極稀に、追加の羽根を持つ種がいる。

 例えばそれは、壮麗な飾り羽を持つ孔雀のアヴロノがそうだ。


 孔雀の飾り羽は、無数の目を意味する。

 それはつまり、視線によって呪術を操る【邪視】において、この上ない資質を持つということだ。

 邪視者の視線とは取りも直さず兵器である。

 それを無数に持つということが何を意味するか。


「石と化して、己の無謀を悔いなされ!」


 ――【石化ペトリファイ】、重ねること三十。

 それも、重圧・肉体の拘束を行う簡略化された現代呪術ではなく、上古の時代の完全なもの。

 孔雀のアヴロノは、飾り羽を介して無数の邪視を放つことができる。


 竜すらも石像と化す神話の呪術は、愚かな少女を打ち据え――なかった。

 僅かにローブの裾が石へと変わり、空中へ取り残される。


 少女は既にビファルの隣で剣を引いていた。


「黙残星」


 少女の歩みは、視線よりも尚早かった。


「ふんっ――」


 しかしビファルも古参の戦士だ。必中と謳われる邪視の呪術を避けるような戦士との立会も経験がある。

 少女が隣に立った時には既に、ビファルの掌は打ち出されていた。


 槍か、そうでなければ破城槌。空気が割れて爆発する。

 多少距離を取った程度であれば打ちのめされていただろう。だが少女は伏せた。


「導黙々」


 フードが風になびく。青髪が僅かに外へと溢れる。

 ビファルは飛んだ。その靴底の表面がはらりと剥がれ落ちた。

 反撃の蹴り上げは空を切る。刹那の前にはいたはずの場所に少女はいない。

 まるで一人だけ時間から切り離されたかのような歩みだった。


「残星先」


 呟きが虚空に残る。

 近接戦闘能力だけでも明らかに第七階梯。相当の使い手だ。故に追い詰めて殺す。翼を羽ばたかせ、呪術を発動する。

 【旋風ワールウィンド】。

 中庭は嵐に包まれた。


「導黙々」


 誰もが足を取られる暴風の中――衛兵たちは皆既に退避を終えていたが――少女の足が止まった。


 今度こそ逃げられない。ビファルはもう【石化】などと手を抜くことはしないし、俯瞰の位置を取ったビファルの視線から逃げる術は最早ない。

 ビファルは空中で翼を畳むと、大地を見下ろし、飾り羽を広げた。

 視線が突き刺さる。


「残星先、ぐっ……!?」


 ローブの向こうで、少女の肉体が歪に変化を始めた。

 聞くに堪えない音と共に、縮小していく。変形していく。


 そうして出来上がったのは、四肢だけが伸びた立方体だった。


 それは失われた呪術の一つ。

 他者の姿を書き換える禁術、【ノルムトの変容の眼差し】。

 おとぎ話のような人から動物への変身や変化だけではなく、生物にあらざる異形化の末に機能不全を起こさせて殺すこともできる。

 対象の尊厳を貶める最悪の呪術。

 紀元神群によって断絶させられた、古代精霊の邪視だ。


 だがビファルは僅かに訝しんだ。腕と足も丸めて正六面体に押し込めるつもりだったが、どうもあれは義肢らしい。

 ともあれ、不遜な侵入者は無力化した――と思ったその時、ローブの陰から何かが飛び出した。


「導黙々――残星先」


 ローブを纏った少女だ。


「なっ、んだと……!?」


 実感はあった。残像ではない。確かに「もの」を変容させた。そのはずだ。

 ローブに包まれ転がっていた肉塊が風に吹かれて砂塵と消えた。邪視を受けたのは何らかの代替物だった。ならあの変容されざる義肢はなんだったのか。


 脚撃が少女の体を強かに捉える。その後ろからさらなる少女が飛び出してくる。


 いつの間にか、少女の姿は三つ。

 致命の一閃が宙を滑り出す。


 実態ある残像を生み出す技術。

 心当たりがないわけではない。だがいつ。【旋風】を前に足を止めたあの時だ。

 では次々増える少女の影はなんだ。答えは分かりきっていた。

 残像が残像を生んでいる。


 先手を取れなかった己の失態。ビファルの悔恨はもう遅い。

 迎撃は追いつかない。

 凄絶な一閃がついに届く。


「死」


 都合三度、剣がビファルを両断する。

 妖精の急所ごと肉体を両断する、無慈悲な一閃。


 ひらりと地に降りた少女は、忌々しげに舌打ちをした。


 仕留め損ねた。そういう態度だった。

 残像が維持しきれずに消えていく。少女は無形の構えで男を見ていた。


「ふふ、ふ……」


 遅れて男が地に降りる。衣服は剣に破られていたが、肉体はまだ無事だ。


 呪的価値の高い腕時計や宝石の嵌った指輪が、次々と砕け散って庭に転がった。

 【身代わり人形】、身に帯びた器物を生命の予備に変える呪術。


「恐るべき技量だ。その残像は歩法かね、呼吸法かね」

「剣」

「恐ろしい話だ。長い生の中でも、それほどの剣士と相見えたことは数少ない」


 始めの慇懃さは消え失せ、獰猛な戦士の本性が剥き出しとなる。

 ビファルは久しく現れなかった優れた戦士との立会を喜んでいた。


 対して少女は凍ったように反応がない。

 フードの奥は暗闇。その奥で、煌々と瞳が燃えているのみ。


「だがどうかね、名も無き剣士よ。君の剣は、君の腕に耐えられないようだが」


 指摘の通り、彼女の握る安物の剣はひどく刃こぼれしていた。

 肉を断つには最早あまりに鈍いだろう。


「所詮付け焼き刃」


 少女は小さく息をこぼした。


「問題ない」

「それはよかった。ならば君に敬意を表し……持てる全てで打倒しよう」


 胸元に差した一枚の孔雀の飾り羽――メセルスに、男は触れた。


「祖霊よ、孔雀よ、どうか汝がこはなに力を! 我が忠誠は主のために!」


 大きく、雄々しく、彼は飾り羽を開く。

 後光のごとき絢爛な目の紋様が妖しく光った。


 メセルスが震える。

 青の力、孔雀の加護が、現世に形を成してゆく。


 ――ただそれは、決して偽りの担い手のためではなかった。


「何ッ……!?」


 衝撃と、轟音。それは絶叫にも似ていた。

 光輝はビファルを拒絶した。

 弾き飛ばされた男は驚愕のあまり宙を羽ばたくことを忘れた。

 膝をついて地を滑る。二者の中間で、孔雀の加護が浮遊していた。


「何故……!?」


 メセルスは虚空に浮かびながら、その青い光をさらに強めていく。

 加護は引き出されている。孔雀の祖霊はこの場に力を注いでいた。

 だが担い手はビファルではない。

 孔雀の妖精であるビファルではない。


「何故です、我が祖霊よ……!」


 ――少女は両手を伸ばした。


「お待たせしました、祖霊さま」


 その小さな手の中へと、羽根は飛び込んでいく。

 少女に近づくほどに、それは歓喜に打ち震え、光を強めていった。

 鳥の嘶きのような美しい高音が響き渡る。


「何故だ! あり得ぬ! 最早私だけが孔雀の裔……! 担い手は私のはずだ! 私より相応しい者など、いるはずが」

「醜い体となりました」


 青い光と響き渡る福音の中で、少女の呟きだけが波紋のように伝わってゆく。


「どうかお許し下さい。私は最早、正しき戦士にはなれません」


 歓喜。憐憫。認可。

 光は波動となって少女に答えた。


 当然だった。少女だけが、かつて孔雀の試練を乗り越えたのだから。


 風に煽られ、ローブは遠くへ飛び去った。


 潰れた瞳を義眼に代えて、金色に脈動する四肢を備え。

 細い体に、呪詛の刻印を幾重にも刻みつけた少女。


 白い肌に、青い髪。

 幼くも大人びた冷たい美貌は、空と海の青に等しい。


「――馬鹿な!」


 ビファルは知っていた。

 その少女が誰であるか。その少女の化身が、なんと呼ばれるか。


 少女は、温かな祖霊の加護に、ひとしずくだけ涙をこぼした。

 ほんのわずかに口元を緩めた。かつてのように。


「ありがとう、ございます」



 そして羽根に口付けた。




「――メセルスルイト・ヴォーラント」




 起句を以って福音が弾けた。

 極彩色の羽根が輝き、祖の力が形を伴う。


 遥か空の向こう側で、大きな翼を荘厳に広げ、孔雀が嘶き飛び去った。


 ――天使フェーリムが戦いの時、その本来の異形に転化するように。

 ――竜が軍勢を作る時、騎士を模して変じるように。


 担い手が祖鳥の加護を解き放つ時、は鎧によって化身する。




「我は澄み渡る空の青」




 光の向こうに青き鎧が生まれ出て、痩せぎすの体を覆っていく。

 青い外套と、無骨な手甲と足甲。

 足捌きを隠す、裾の広がったロングスカート。

 彼女の実直で内向的な性格を映した鎧姿と、高潔さと凛々しさを映した戦装束。


 その髪に、孔雀の羽根が一枚添えられる。


 その細腕が握っていたはずのメセルスは、剣となって彼女の両手に収まっていた。

 【メセルスアレイド】。青の剣。


 彼女は大いなる白色九祖を司る、九人の精霊戦士の一人。


 その名は。




「孔雀の【化身】――メセルスクエル」




麗躍九姫メセルスノウェム……青のエッジール……!」



 ビファルの背を、言いようのしれない恐怖が走り抜けた。


「馬鹿な……馬鹿な! ありえん! 死んだはずだ! 貴様は! 貴様らは!」

「そうだ、死んだ」


 少女は――エッジールは剣を振りかざした。


「だから殺す」

「恨みか! 私を恨むというか! だが貴様らに恨まれる筋合いはない!」


 ビファルは飾り羽を広げる。【ノルムトの変容の眼差し】。突き刺さる古代の呪術はしかし、最早届かない。

 祖霊の加護厚き精霊の戦士を前にして、【眷属】由来の呪術は通じない。


「貴様らは負けた! 敗者は死に、尊厳は蹂躙される! それが世界だ!」

「そうだ、死んだ」


 ことここに至って、男はようやく一つの理解を得た。


「だから殺す。三人殺す。必ず殺す」


 少女は男を見てはいなかった。

 ずっと、メセルスだけを見ていたのだ。


「あの悪魔に手を貸した魔術師を殺す。みんなを見捨てた精霊テンボトアンを殺す。――私達を殺した悪魔ヴェイフレイを殺す」


 晴れ渡る青空の色とは裏腹に、その声は身の毛もよだつ音色をしていた。

 瞳は虚ろに燃え上がり、まるで現世を見てはいない。

 幽鬼か、亡霊か。

 冥府の底から帰還した彼女は、これ以上ないほどおぞましい何かに変貌していた。


 そこに恐怖を覚えなかったのは、矛先が向いていなかったからだ。

 だから今、その矢面に立たされて、初めて恐怖を覚えている。


「お前は邪魔だ」


 エッジールが目の前の男を見る目は、仇を見るそれではなかった。

 路傍の石を見るそれだ。

 脅威も、興味も、欠片もありはしなかった。


「ふ、ふざ、けるな……!」


「今すぐ失せろ」


 ビファルの中で何かが弾けた。

 それは自尊心であり、悔恨であり、逆恨みであり、怒りであった。


「ふざけるなァッ、亡霊がァ――ッ!」


 魔術と呪術が嵐となった。

 雨霰と打ち出される、炎の槍、氷の礫、何条もの雷、行動阻害、即死呪術。直接作用する呪術は祖霊の加護に阻まれる。ビファルに出しうる最大の物理火力。

 邪視者の本領とは詠唱に寄らない術の高速発動であり、欠点とはその速度に由来する燃費の悪さだ。故にそれは、まさしく多眼邪視者の必殺技。

 呪術のありったけが吐き出された。


 青の麗姫、メセルスクエルは、透き通った空色の剣を振り上げた。


 その構えは先程と違った。当然だった。

 彼女にとって、剣とは化身して振るうもの。

 所詮生身の剣術など専門外の手慰み、付け焼き刃でしかなかった。


 大きく上段に振り上げたアレイドが、にわかに輝きを帯びる。

 無数の呪術が殺到する中、少女は恐れも臆しもせずに、一歩踏み込んだ。

 少なくともビファルに見えたのはそこまでだった。


 鎧袖一触、吹き飛んだ。

 放った呪術の全てが、ただ剣の一振りで。


 次にビファルが目にしたのは、ない首から血を噴き出して倒れる自分の体と、剣より遥かに遅れて空を走った青色の軌跡だった。


 だが、それで終わってはいなかった。


 宙を舞う男の生首がまだ生きているうちに、はらり、男の指先が剥がれ落ちた。


 美しく滑らかな断面。それが無数に現れる。書物を紐解き風に投げるように。

 剥離。崩壊。それが生物の正しい有り様だと言わんばかりに、男の指先が一枚ずつ、薄切りにされて剥がれていく。

 ついで、四肢が。

 胴が。

 頭部が。

 紙より薄くスライスされた肉片となって、剥離していく。風に乗ってゆく。


 血がぽたぽたと、溢れることも染み出すこともせず、飛び散った後の断面から滴った。雨のように。


 刹那の出来事。

 無数の男だったものは、紙吹雪となって消えていった。


「なら、死ね」


 エッジールは、アレイドの腹を一撫ですると、そう吐き捨てた。







 家路を急ぐ人々で混みあう街道を避けて、人気のない路地を縫うように進む。

 適当に買った安いパンを齧る。口の中が乾くのも気にならない。

 やがて広場に出たエッジールの目を、光が灼いた。


 日が落ちていく。

 丁度正面からそれを目にした少女は、まるで魅入られたように足を止めていた。


 黄から赤へ、そして黒へと移りゆく空。

 懐かしい色だ。黄昏。赤。黒。


 ラティニス。


 エメルザ。


 ウィルエラ。


 歯鳥ハトが集まっては少女の足元でくるくると鳴いた。

 安パンは気付けば地に転がっている。少女の足は震えていた。


 胸が詰まる。動悸が収まらない。

 吐く息は抑えきれない何がしかの感情たちで揺れていた。


 力のこもらない手で缶から薬剤を一つ取り出し、口に含む。

 水筒スキットルを開けて、溺れんばかりの水でそれを流し込んだ。

 中身が溢れて、顔を濡らした。


 むせながら水筒から口を離し、その拍子に水筒を取り落とす。

 拾おうとした手は震えるばかりで、水筒は弾き飛ばされて転がっていった。


 ハトが慌てて逃げ出していく。

 笑ってばかりの膝は屈んだ体を支えることもままならず、少女は地に手をついた。

 震える手を、石畳に押し付けて止めようとする。止まらない。


「大丈夫……大丈夫だよ」


 エッジールは雫を石畳に滴らせながら、譫言を漏らし続けた。


「みんな……大丈夫だから……」


 薬が効いてきた。震えが収まり、指が曲がるようになる。

 這って進むようにして水筒を拾い上げ、蓋をして、ローブの下へと仕舞いこんだ。


「私が」


 縫い付けられたように石畳から離れない膝を、力任せに引き剥がす。

 ままならない体を奮い立たせ、胸に差した孔雀の羽根にそっと触れた。


 かつて何度も、そうやって立ち上がった。


 大丈夫。だから、今日も、大丈夫だ。


 少女は濡れた顔をフードの裏地で拭った。

 青い瞳に沈んだ夕日の名残が映り込み、絡み合っておぞましく濁る。


「全部――殺すから――……」


 暮れの鐘が鳴り響いた。

 港まで後少し。こんなところで躓いている暇はない。

 向かうは亜大陸。殺すは三人。取り戻すは、あと八つ。


 ふらついた足が確かなものになるまでに、鐘がもう一度鳴り響いた。




・剣

 m100。5/0/0/2黙導0黙残星先死。

 「ステッパーズ・ストップ」「マーガレット」で検索だ。

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