一言で表すなら大長編シュールギャグストーリーです。登場人物のやることなすことが、ズレていて醸し出される雰囲気が秀逸です。それと同時に、優しく手を差し伸べるだけでは救えないという、一般人の無力感を考えさせてくれる作品でもあります。
増える妹がどこかとぼけてる。そうなりゃ可愛いに決まってる。開いてから一気に読んでしまい午後が潰れてしまいました。色んなジャンルを超越したような不思議な小説でした。
ギャグものかと思ったのですが、読んでみたらシリアスなSFでした!主人公の苦悩がよく伝わっており、感情移入しやすかったように思います。久しぶりに夢中になって読みました。
タイトルから想像もできないこの壮大さ。ところどころで兄の妹に対する純粋な気持ちに心を動かされ、感動しました!!
もっと見る