ベストセラーになった『夢をかなえるゾウ』の著者、水野敬也氏が、『たった一通の手紙が人生を変える』を出版されました。

水野氏自身、無名の時に本を出版することになりましたが、新人の本が売れるはずもなく、著名人に推薦してもらう事になったそうです。

その時、彼は推薦してもらいたい人に直筆の手紙を送りました。

そのお陰で、推薦頂けた処女作『ウケる技術』はベストセラーになりました。

この手紙無くしてはあり得なかった事。

手紙は人生を変えるほどの力があったと感じ、この本が出来上がりました。

“大袈裟な題名だな”と思いましたが、著名人の手紙が数多く載せられ興味深く読みました。

また、手紙には歴史があり、礼儀作法も沢山あります。

本に添付されていた感想文用のハガキに記入し送付しました。

…………

国内外の手紙を読みつくされている事に驚きます。

また、手紙を書く場面の心までも分析されていて、否応なく読者は納得させられます。

御自身が手紙を通して経験されたことですので、力強い説得力となって私に迫ってきます。

解説されている文章は分かりやすく、メールや手紙を書かなければいけない人にとって、今すぐにでも実践したくなる衝動にかられるでしょう。

私自身結婚してから必要に迫られて手紙を書いてきました。

家庭生活の中で発生する手紙ですので、内容は限られたものですが…、

私の書く型式は作文の延長でしかなく、手紙本来の古来からある美しい型式など、頭に無かった事が衝撃です。

『拝啓』の後、改行しないのが、礼儀。

喪中欠礼文、目上の方に出す手紙には、句読点は使わない。

まだまだ知らない事が山ほどあります。

これから何度も読み返すでしょう。著名人の手紙が多く載せられていて、楽しく読ませて頂きました。

ありがとうございました

氏の今後の益々の御活躍を御祈り致します。

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