それでも武器はなくならない。すべてを護るのは本当に難しいこと。自分を護り仲間を護り弱者を護り犯罪者も護り、国や文明さえも守るには。多くを考えるきっかけを含んでいます。そこにあるドラマも。関係ありませんが、私はある人に言葉の武器商人だとまで言われましたが、どうせなら盾を持ちたいです。この主人公のように。
平和のため、すべての武器を放棄した国――そこに未来はあるのか。思考実験的な設定を、ハードボイルドな文体で書ききった、近未来SF短編。