第160話 王都クロヌ《下》


 教会の内部では、取り残された子供たちと一緒に修道女たちも閉じ込められていた。教会はありとあらゆる扉を閉じ、厳重に鍵をかけて人々が入って来ないようにしている。だがそれもいつまで保つか……。

 折悪しく司祭は不在であり、彼女たちを守ってくれるものは堅牢な教会の建物のほかは扉の前に積み上げた長椅子やタンスだけである。

 親と離れ離れにされた子供らは、外の様子に気がつかないようひとつの部屋に集め、寝かしつけているか、泣き声のひとつでも漏れ出れば、子供たちを匿っていることを悟られてしまうだろう。

 緊張した面持ちで窓の外を見つめていると、燭台の火が近づいて来た。

 

「クラレンス様、先祖返りではない普通の子どもたちだけでも外に出してやることはできないのでしょうか」


 若い修道女が、おそるおそるといった様子で訊ねる。

 不安げな表情が蝋燭のあかりに照らされて、そのまつげは細かく震え、彼女自身も恐怖に耐えているのがわかる。


「もしそうしたとしても、この子たちがぶじに親元に帰れるとは限らないわ。がんばりましょう、じきに助けが来るはずです。それまでの辛抱ですよ」


 仮に子供たちを差し出したとしても、暴徒たちが修道女たちを見逃してくれるかはだれにもわからない。訳のわからない怒りに突き動かされた人間たちは、自分たちでさえも、その怒りの矛先をどこに納めたらいいのか知らないものなのだ。

 クラレンスは夜に目をこらした。

 暴徒たちが手にした松明の火が先ほどより増えているような気がする。


「先祖返りを出せ!」

「ノロマで邪悪な悪魔どもをかくまうつもりか、売女どもめ!」


 人々は時折、そんな声を上げている。

 はじめはレヴ王子の《噂》に端を発した諍いであったが、話の真偽などもう誰も気にしてはいない。今や、彼らは生活の不安や自身の不満を弱者にぶつけることにしか目がいっていない。

 助けが来るとは言ったが、本当に来るのか。不在の司祭が応援を呼んできてくれるだろうか。

 そのとき、教会のそばにあやしげな荷台が近づいて来た。

 荷台には布がかけられ、何が載せられているかは定かでない。台を引くのは口元を布で隠している野良着姿の者たちだ。


「だれだ! 止まれ!」


 男たちが、荷車が進むのを止める。


「なんだぁ、おめえら。こんなところで何してるだ? おらたちは教会に用があるだ、通してくんろ!」


 ひどい訛りだ。とても王都の住民とは思えない。

 西か東か、どこか近隣の村からやって来たに違いない。


「お前たちこそ、王都がいまどんな状況かわかってないみたいだな。とんだ田舎者だ。いいからその荷を見せろ!」

「この荷車に近づくでねえ」


 そして、無理やり襤褸布を剥ぎ、松明で荷台を照らし出した男は、その場で悲鳴を上げるはめになった。

 なぜならそこには、皮膚が紫色になった死体のような人間たちが隙間なく積まれていたからだ。


「な、なんだこれは……、生きてるのかっ!?」

「だぁから、疫病だって言ってんべ! うつったら怖えぞ、高熱さ出て、泡吹いて倒れてそれっきりだ。さあ、どいたどいた!」


 街の者たちは悲鳴を上げて逃げ惑う。


「病人だっ! 疫病だぞ!」


 それを皮切りに、みな、我先にと逃げていく。

 様子を見守っていた修道女は急いで同僚たちを呼び出した。

 寝ぼけ眼をこすっている女たちをせかして扉の前に置かれた物をどけさせる。

 近隣の村から病の者が運び込まれることは、ままあることだ。はやく対処しなければ都中に病が蔓延ることになる。

 ほかの村や街と違い、王都は人も建物も隙間なく詰め込まれた狭小な都市だ。

 衛生管理も行き届いているとは言い難く、一度、病が広まればとんでもないことになる。

 それでもクラレンスは迷った。もしも扉を開けたら、暴徒たちもなだれこんでくるのではないかと……。

 けれども、女神に仕えると決めた以上、死に瀕した病人を見過ごすことはできなかった。

 閂を開けた瞬間、野良着姿の村人と荷車が飛び込んできた。

 野良着の者たちはやけに素早く身を返すと、扉を閉めさせて再び閂を閉める。


「病人はどこです、どんな具合なんです?」


 戸惑いながら訊ねる。

 すると、先頭で台車を引いていた男が、口元を覆った布きれを外していった。

 

「だましちゃって悪いね、お嬢さん方。病人なんていないんだ」

「え?」


 男は野良着の下から、銅色の冒険者証を取り出して見せた。


「俺はヴリオってんだ。冒険者ギルドから派遣されて、あんたたちを助けに来た。時間がないぞ、すぐに子供らを集めてくれ。夜が明ける前にここから脱出しなけりゃならん」

「脱出って、どうやって……? 教会はすっかり取り囲まれているんですよ」


 ヴリオは無精髭の生えた顎を撫でながら、くつくつと笑い声を漏らした。


「それがなあ、少しばかり面白い計画があるんだよ。俺たちに任せといてくれ。さあ、ミーヤ、ハルマ、出番だぞ!」


 声をかけると、荷台の上で眠っていた病人役の冒険者たちがむくりと起き上がった。

 修道女たちは危うく悲鳴を上げかける。

 病人と思っていた者たちは、皆、紫色の化粧粉で顔色を隠した冒険者たちだったのだ。





 ヴリオの仲間、盗賊のシグンは夜闇の中に伏せて教会の方を監視していた。

 教会の裏口から荷車と共に次々と修道女たちが出てくる。

 当然、荷車は裏口を見張っていた暴徒たちに止められた。

 だが、その荷を見て、ぎょっとして表情を強張らせる。

 当然だ。

 そこに積まれていたのは棺桶なのだから。

 修道女たちは往診用の鞄と、疫病を避けるためのマスクや、香料の入った銀の入れ物、手袋を着けて、暴徒たちに訴える。


「手を尽くしましたが、ここに来たときには死んでしまっていたのです。恐ろしい病です。街の人々に患者が出ていないかどうか、私どもは、これから見回って来ようと思います。どうか行かせてください」


 年かさの修道女がそういうと、暴徒たちもさすがに思い直したのだろう。道を開けて荷車と女たちを行かせてやるのを見届け、シグンは意気揚々とギルドに戻った。


「どうやら上手くいったみたいだ!」


 シグンが戻ると、ギルドに詰めていた連中から歓声が上がる。

 その中心にいるのは王都の地図と睨めっこしている精霊術師、フギンだ。

 フギンは報告を受けても、まったくの無表情で「そうか」と答えただけだった。


「そっけないなあ~、もっと喜べばいいのに。あんたのおかげでみんなが無事に脱出できたんだぞ」


 疫病を患った病人と、荷運び人を装って教会に近づき、棺桶に子供たちを隠して脱出させるという計画は確かにフギンが立てたものだった。

 そう、先ほど、教会から運び出させた棺桶には、教会に取り残されていた子供たちが入っているのだ。病を恐れている人々は棺桶には近づかないし、暗くなって視界も悪い。

 ヴリオたちも修道女のベールをかぶれば、誰にも気付かれることなく脱出できるという寸法だ。

 フギンはさらに革を加工した腕輪を用意し、そこに子供たちの名前や住所、親の名前を記したものを持たせるのを忘れなかった。脱出したあと、親子が再会できるようにだ。


「まだ脱出できたわけじゃない。バーシェたちが旅芸人たちに掛け合って、脱出用の馬車を王都の外に用意している。門兵には金を掴ませてるが、そこまで辿り着いてはじめて計画は成功だ」


 フギンの言葉を、みんな一生懸命に聞こうとしている。


「念のため、シグン、平民に変装して暴徒たちと合流し、程よいところで《ストラトフォ大書店の経営者一家が脱出しようとしている》という偽の情報を流して、暴徒たちの分断を試みてくれ。無理そうなら戻って来ていい」


 フギンは書簡を手渡す。そこには王家に救出と脱出のための護衛を派遣してくれるよう陳情する書面が認められている。もちろんそこに書かれた潜伏先は空き家で、逃走ルートはヴリオたちの脱出経路とは真逆だ。

 まったくのニセモノではあるのだが、マテルによって様式が整えられ、それらしい家紋や一族の名前が記された手紙はかなりの信憑性を得ていた。


「わかった。仲間を募って、なるべく多くの人間を偽の住所に連れて行けばいいんだろ」

「ああ、暴動が本格化して街中が包囲されると、脱出は不可能になる。こちらが自由に動けるのもせいぜい朝になるまでだ。時間と人材は有効に使う」


 冒険者ギルドに集まっているのは、ヴリオの仲間であるミーヤとハルマ、テオ、盗賊のシグン、そしてノックスの仲間たちが三人ほど。あとはギルド職員たちだけだった。

 シグン以外のヴリオの仲間は棺桶の護衛をしているため、自由に使える人材は意外に少ない。


「これからどう動く?」と重たい口調で訊ねたのはノックスだ。


 元傭兵らしく、厳しい表情で成り行きを見守っている。

 事態を過大にも、過小にも見積もってはいない。そんな顔だ。


「まずは最優先で子供を逃がす。幼い子供たちは足が遅いが、体が小さいから何にでも隠せる。鞄でも、棺桶でも……。修道女たちにもう一働きしてもらおうと思ってる」


 彼女たちにはもうひとつ、ヴリオを通じて役目を与えていた。

 自宅などに取り残されている人々の元を一軒一軒訪ねて、避難を望んでいる先祖返りがどれくらいいるか、情報を集めてまわるという役目だ。

 疫病を食い止めるための往診、という名目であれば、修道女たちは街をほとんど自由に歩ける。もしも取り残されているのが子供であれば、そのまま大きな往診鞄に隠して脱出させることもできる。


「その次は若い女性の番だ。ノックス、あんたの部下に協力してもらいたい」

「しかし、武器は置いて行かなければならないのだろう。俺たちが役に立つのか?」

「ああ、元傭兵だけあって、いい感じに人相が悪いからな……。誰かに見つかったら、人さらいの女郎買いを演じて乗り切ってくれ」


 ノックスの部下たちは最初、むっとしたが、お互いの顔をまじまじと見つめあって笑い声をあげた。


「そいつは確かに向いてそうだな!」


 フギンは机に並べた木板を三つ、それぞれに差し出した。


「剣は持っていけないが、これを懐に入れて行ってくれ」


 それはフギンのカードによく似ていた。木版に真魔術で用いられる防御魔法陣を焼き付け、賢者の石を埋め込んだものだ。


「賢者の石の力で木板が焼けてしまうから一度しか発動しないが、身を守ってくれるだろう」

「恩に着る。こいつは……女の子たちに持たせてやるとするか。オリヴィニスで会おう」


 リーダーであるノックスに目配せを送ると、彼らは平民の服にさっさと着替え、女たちを連れてギルドを出ていく。

 フギンは溜息を吐いた。


「残るは、老人と大人たちだけだ」


 なるべく顔には出さないようにしていたが、実はこれからが脱出計画の一番難しいところだった。

 どれだけ計画が上手くいっても、冒険者たちが脱出の手助けをしていることもいずれ知られてしまう。足の遅い女子供を先にしたのは、警戒の薄いうちに弱い者を安全圏へと逃がすためだ。

 必然、後から逃げる者たちの脱出は難しくなっていく。


「朝を待とう。そして、みんなでここを出よう」


 それでもフギンは慌てずに、自分のことを見つめる眼差しを受け止めていた。





 朝になり、フギンは身支度を整える。

 錬金道具の数を数え、ポーチにしまい、剣と一緒にベルトに通す。椅子の背もたれにかけられて出番を待ち構えていたマントを羽織る。その隣では、先に身支度をしていたマテルがヴィルヘルミナが鎧をつけるのを手伝っている。

 誰もかれも一睡もしておらず、体は強張り、そして

 ギルド職員が、「おはようございます」と声をかけ、たらいに張った湯を差し出した。しみ込んだインクはひとつも落ちなかったが、無いよりはましとあきらめて、革のグローブに両手を通す。


「こんな短期間で皆をまとめあげ、作戦指揮をするなんて、すごい実力をお持ちなんですね」と、声をかけられる。「死檻のフギン、あなたの名前は覚えておきます」

「俺の力じゃない」


 それは謙遜でもなんでもなかった。

 昨晩からずっと、みんなの指揮を取っていたのは、フギンの中にいる別のだれかだ。


「むしろ、こんなことになってすまなかった。大事になってしまって、ギルドが目をつけられたりしないだろうか」

「ぜんぜん! 何しろ、ギルドはついこの間、コルンフォリ王家と喧嘩したばっかりなんですから」


 全員の支度が整った頃、フギンはギルドに避難している者たちを集めた。


「これが最後の作戦だ。これから俺たち全員でギルドを出発し、王都を脱出する」


 疲労と不安が空間に満ちている。

 外は明るく、自分たちを守ってくれる夜の帳はすっかり去ってしまっている。集まった冒険者たちの数も半数以下だ。


「恐れることはない。俺たちの姿かたちが違うのは、すべて女神が決められたこと。堂々と、胸をはって、通りの真ん中を行こう」


 先頭はノックスとヴィルヘルミナ、その後にマテルとフギンが続く。マテルもフギンも、他人とはちがう髪の色を隠してはいない。

 鐘が朝を告げると同時に、ギルドは門戸を開け放った。

 ギルドから人が出てきたのを見つけた暴徒たちは、怒りに任せて押し寄せようとしたが、中から出て来たノックスが一睨みした瞬間、しんと静まりかえる。

 たじろいだ隙にヴィルヘルミナとマテルが、そしてフギンが外に出て壁を作るように並ぶ。

 堂々と、胸を張って。

 冒険者たちの後ろに匿っていた人々がいるのを見て、興奮したように叫んだ。


「先祖返りだ! やっぱり連中を隠していたぞ!」


「黙れ!」とノックスが吠えた。「姿形がどうあれ、彼らは我々の仲間だ! そちらこそ冒険者の仲間に手を出せばどうなるか、わかっているな!?」


 一時は本物の戦場を駆けた声音と迫力だ。

 ひるまない者はいない。


「な、仲間……!? 何を言ってやがるんだ。そいつらは逃げ出した先祖返りの連中だろう!」


 すかさず、ギルド職員が中から飛び出してくる。


「読み上げます! 冒険者ギルド、クロヌ支部長の権限により、新しくギルドに迎えられた者に冒険者証と《最初の依頼》を与えます! これにより、今から名前を読み上げられる者には冒険者として街道を行き来する権利と義務が与えられ、その身柄はギルド長マジョアの名において、冒険者ギルドが担保するものとなります」


 早朝の倦んだ空気に、精いっぱいの大声が響く。


「名前を呼ばれた者は前へ! アリア地区出身、ノエル・ガラファド! 同じくエアリア・ミトロ、トリステ・クルタ……!」


 人々は半ば呆然としてその宣言を聞いていた。

 呼ばれた人々は、恐る恐る進み出て、職員から銅色に輝く冒険者証を手に取る。


「我らが目指すは竜の棲むオリヴィニス!」とノックスが再び気勢を上げる。

「恐れ多くも竜狩り隊であるぞ、者ども、道を開けよ!」と、ヴィルヘルミナが自信満々に告げた。


 その間も、職員の読み上げと、冒険者証を手渡す手は止まらない。

 手渡す銅板がなくなり、冒険者証は羊皮紙に必要事項が書かれた仮の登録証になっていく。それもなくなると、革や板切れや、書けるものにはなんでも、といった有様になっていく。

 経緯がどうあれ、そして先祖返りであれなんであれ、一旦、ギルドが認めてしまえばそれは《冒険者》だ。冒険者が仲間を大事にすることは周知の事実であるし、依頼がある限り、関所も砦も道を開けなければいけないというのは、古代の法律で定められている神聖な取り決めだ。

 このために昨晩、ギルドにいた字の書ける者はみんな、先祖返りの名前をリストアップし、冒険者証を発行するために手をインクで汚していたのだった。


「な……何が冒険者だ! あんな老人が冒険者なわけあるか!」

「そうだ、依頼なんかこなせるはずがない」


 悔し紛れの声が上がる。

 そこに明るい声音が割って入った。


「この冒険者証が目に入らぬかーっ!」


 太陽の光に、ヴィルヘルミナの冒険者証が輝く。


「私の名は類稀なる大大大冒険者、ヴィルヘルミナ・ブラマンジェだ! 私くらいの実力があれば、竜なぞちょちょいのちょい! だが私の武勇を後生にまで伝えることは、仲間たちにしかできぬ。さあ、みんなついて参れ! さあ、どいたどいたどいたーっ!」


 ヴィルヘルミナは相変わらず訳のわからない高いテンションで、人混みに突撃していく。


「お前たちもついて来るか? 竜が恐ろしくないなら、誰でも歓迎するぞ」


 ノックスも半笑いで後に続く。

 

 苦虫をかみつぶしたような顔の者たちを左右に割りながら、フギンたちは人々を守りながら進んで行く。

 ギルドに隠れていた人々が全て外に出てしまっても、読み上げは続いていた。

 昨晩、往診に出かけた修道女が持ち帰ってきた情報から得られた、先祖返りの名前と出身地だ。もちろん隠れているのはそれだけではないだろう。先祖返りであることを隠して、普通の人間として暮らしている者も多いに違いない。

 これまでフギンは生まれを恥じたことは無かったが、誰かの冷たい眼差しを感じれば、髪の毛の色をフードで隠して生きてきた。

 そうすることが当たり前だと思っていたからだ。

 突き刺すような冷たい視線を全身に受けながら、フギンは己のすべてを晒し、胸を張って歩いていた。

 そして自分に向けられているすべてから、一度も目をそらすことはなかった。

 


*****《平穏無事》のヴリオ*****

オリヴィニスを拠点とする銅板冒険者。魔術師のミーヤ、戦士のハルマ、神官のテオ、盗賊のシグンが仲間。万年銅板の冴えない冒険者パーティと思われているが、引退直前まで大した危険にも遭わずにやって来れたという隠れた伝説を持つ。特にそのリーダーであるヴリオはひそかに《幸運者》などと呼ばれている。


最近は、引退前の物見遊山として主に観光をして過ごしている。


第7話「竜」、第12話「待つ日」、第24話「全滅」、第50話「王の器 《上》△」、第64話「戦争 △」


*****ノックス*****

最近、仲間たちと一緒にオリヴィニスにやってきた元傭兵。顔がめちゃくちゃ怖いと話題。

傭兵からの転身のため苦労していたが、最近、ヴリオと一緒に行動するとあまり魔物に出会わなくなることに気がついた。


第37話「宿」、第64話「戦争 △」、第72話「情報屋ヨカテル 《上》△」、第81話「真夜中の秘密 -6△」

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