応援コメント

第134話 白昼往来《下》」への応援コメント


  • 編集済

    あぁなるほど、奥さんを療養に出したのは、状況次第ではザフィリに危険が迫る可能性があるからでしたか。なんで逃がすんだろうと疑問に思っていたのですが。

    ミダイヤの理由は、まぁ理解しますが共感は不可能ですね。彼のやってることは、臓器移植のドナーの知人が、移植された人をリンチした上で誹謗までしているようなものですから。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    フィヨルを先に逃がしたのはその通りです。ミダイヤは常に自分や自分の親しい人が呪いの標的になることを想定しながら動いています。逃がしたからといって100パーセント、彼女が安全だとは思ってないでしょう。こうしている間も、自分の手の及ばないところでフィヨルを失うかもしれない、そう考えながら、アーカンシエルに来たのです。

    ただ、もしもミダイヤが、フギンがどうなろうと知ったこっちゃないと放り出していられたら、こういう事態にはならなかったと思います。自分自身の弱さを他人にぶつけた時点で褒められたことではないですね。

    彼はまだ伏せたカードを何枚か残した状態ですので、これからの旅でそれが開かれたとき、見え方が変わるといいなと思います。見え方が変わるだけで事実は事実なんですけど。

  • 記憶がなければ責任能力もない、とも言えましょうが、本人は記憶を失ってのほほんとしているということが、ミダイヤの怒りと虚しさを助長したことは想像に難くありませんね。

    作者からの返信

    記憶を失っているなりに、街のために貢献するなり、何なりとしていればよかったんでしょうが。ひとりで生きていけるほど、甘い世界観ではありませんでしたね。