作者様は、幽霊の類を信じない方です。
綴られる体験談は客観的。ただ事実を伝えるが故にリアルで鮮烈。
感情移入や思い込みのない、フラットな視線に浮かび上がる、曲げようのない事実は、やはり非日常的な現象。
作者様の物語を判断するのは、読み手の役目かもしれません。
一番、興味深かったのは、
「金縛りに遭遇する相手を、冷静に見守る」
その着眼点でした。もちろん、当時の様子も作品の中で語られています。
作者様は、ただただ、体験したことを淡々と語られていますが、読みやすく、引き込まれてしまいます。
ファーストコンタクトから始まった不思議な話を、作者様と一緒に追ってみませんか?
続編は、作者様の諸事情で伏せられましたが、
不思議な事は、不思議のままの姿で良いと思いました。
暴くことや、究明することが全てではないと、改めれ感じることが出来ました。
それでも、私は作者様が書かれる、この雰囲気が好きです。
恐がりな私ですが、出会えて良かった。拝読が叶って良かったと感じる物語でした。ありがとうございました。