初長編を書き終えて

 お久しぶりです。筆者です。

 履歴を見たら実に半年ぶり。決してサボっていたわけではなく、某長編の完結に向け筆を走らせていました。


 タイトルは「殲撃せんげきのヴェンデッタ」草食系主人公のラッキーハーレムが、外道勇者の一行に蹂躙される所から始まる異世界ファンタジーです。


 まあ内容が内容だけに、先に掲載していた「なろう」でも、感想欄は散々な有様だったのですが、さして伸びない評価とは裏腹に、閲覧数とブックマークだけは増えるという不可思議な状況が続きました。


 その傾向はカクヨムでも同様で、作品21の評価に対し、ブクマ90、閲覧数27000と、両者の乖離が顕著でした(なろうでは評価35に対し、ブクマ310、閲覧数27万です)




 ――つまり。要するに、筆者側としては訳が分からない。

 なにせ総文字数45万字に迫る長編です。途中で飽きられたのならブクマの数は減る筈だのに、それも無い。じゃあかと言って応援があるのかと言えば、それも無い。

 

 なぜ。なぜこの作品は興味を持たれているのか。興味を持たれているとして、なぜ誰もリアクションを示さないのか。感想が書きづらい作品なのか? ――いや、だとしても☆程度は投げて貰っても良い筈だ。――すると面白くは無いのか。なら何故あなた方はこれを読み、そしてフォローしているのだ???


 そんな疑問がぐるぐると渦を巻き、しかし誰一人答えを返してくれる訳でもないので、そのうち筆者は考えるのをやめた。――やめて只管に執筆に注力した。




 とまあ、ことのあらましとしてはそんな感じです。

 年末の段階で26万文字。それから現状43万文字ですから、一月半で17万字書き進めた事になります。そりゃあもう殺意しか無いです。この作品に。


 そもそも好きなジャンルで書き始めた訳でも無く、単にアクセスがあるからという理由だけで進めてきただけの話ですので……全うな愛など抱けようもありませんね……


 個人的な分析としては、とりわけアクセス数の高い序盤(陵辱要素)の部分で、一般的な読者が脱落し、特定の趣向を持った方たちが辛うじて生き残ったのでは無いかという見立てではありますが、相も変わらず反応が無いために憶測にしか過ぎません。

 

 ただここで面白いのは。カクヨムだと冒頭で切る方が多いのに対し、なろうでは通読して下さる方の割合が多いのですよね。単に分母(ブクマ)の数が多いからかどうなのか、理由については分かりませんが(ブクマ数で三倍、アクセス数で十倍の差がありますから、単にそれだけの話かもしれません)


 まあ長い目で見るべきなのでしょうか。完結が昨日ですから、そうそう一晩で答えが出るわけでもありませんし。(差し当たっては。無駄な達成感と疲労感だけを残しつつ、その思念が消えないうちに駄文をしたためるという形でご容赦ください)




 明日は(僅か二ヶ月で荒廃した)部屋の掃除等々を嗜みつつ、次に着手すべきは何かを冷静に見定めます。


 一応予定としては。

①「幼女戦記」の二次創作。 

②「働くヒト」コンテスト用作品。

③「ヴェルトナハトの歌」(文学フリマ用)作品。

④「宇迦之御タマは探偵を殺ス」(未完成作品)の完成。


 といった所でしょうか。

 最近「男娼探偵・寵童イロコの事件簿」という作品を書き始めたのですが、売り専のボーイ探偵、ってのが既出かどうか気になっています。被ってたらやる意味がないので。ご存知でしたらお伝え下さい。


 それではまた。

 多分更新は近日になるかと思います。かしこ。

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