はじめてのにじそうさく

 お久しぶりです、筆者です。

 短編を一つと、コンテスト用作品を二つ。一応書いていました。生きています。


 グリムノーツのコンテストは応募を迷ったのですが「眼前のコンテストには須く出品する」という今年の抱負の元に、八月末、エース賞用の作品が終わった所で原作を始めました(遅い)


 最近のソシャゲには「体力」という概念が無い事に驚きながら(タッチで動かすゲームも初めてでした)何とか実装シナリオの半分に到達。しかしこの時点でコンテスト開始から一週間以上が経過しているとあって、半ば焦りながら執筆に。


 規約はコンテスト紹介ページを参照頂くとして「オリジナルキャラクターは一人まで」この制約が一番大きいですかね。例えば赤ずきんを題材とした場合、猟師・赤ずきん・狼・おばあさんの時点で四人の登場人物が必要となります。従って新しい想区で、新しい物語を始めるのに適したレギュレーションという訳では無い、と考えて良いでしょう(既存キャラ・想区を用いたイベント用のシナリオと見て間違いは無い筈です)


 とそこまで思いを馳せつつ、丁度気になった「ジャンヌの想区」を題材に物語を始めた訳ですが、これがウケない。ウケない。(あれ、オレなんでこんな二次創作やってるんだろう)と悲嘆に暮れました。


 昨晩ようやく執筆を終え、票数一位の作品を読ませて頂いたのですが(ああ、これは勝てねえなあ)と。やはり付け焼き刃の知識では駄目で、元からの愛着とプレイに加え、コンテストに向けたプラスアルファなんだろうなと。


 グリムノーツの深い造詣を、さらりと本分に滲ませる見事な手法。オリジナルキャラクター一人という難題を掻い潜る主題、ヒーローの選択。それらは日常の余暇で以て書かれた二次創作として、文句の付けようの無い秀作でした。


 よってここで明確な白旗を振りつつ、☆3つを付け投了。あとはまったりプレイを続けながら、賞レースの推移を見守ります(恐らく大賞があり得るとすれば、現一位の作品が、そのまま〜という流れになるのではと)




 なおグリムノーツ二次創作に際しては素晴らしい資料のまとめもありますので、興味のある方はこれからでも参加してみてはいかがでしょうか (https://kakuyomu.jp/works/1177354054881632006


 ※ちなみに何の考えも無しに無課金プレイを続けていると、中盤のアラジンの想区で確実に詰みます。リセマラを前提にwikiを参照しつつ進めるか、思い切って課金するかの二者択一が迫られるでしょう。


 さて、次は来月の恋愛小説コンテストです。

 友人には「お前って悲恋以外書けるの?」と突っ込まれましたが、やってみる他ないですね。やっぱり悲恋を。


 


 といった次第で、テキストの二次創作には、読み込みと愛着が必要なのだと思い知らされた一幕でした。個人的には、何とか時間を見つけて「幼女戦記」の二次創作を投稿したいなと思いつつ、いつになるのやら微妙な所です。


 本当に、出来損ないの空白の書だけが握りしめられた人生ですな。私は私でありたいのに、そうしようとすればするほど、社会において何者にもなれない。


 それではまた。遠い日のどこかで。

 かしこ。




 

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