10万文字は御社の都合、短編志向は読者の趣向
こんにちは。
筆者です。
なんというか。
気が付けば「カクヨム」関連のエッセイがやたらと増えてまして。
で、運営に対する愚痴や問題点を
ああ。
これはこのエッセイもその類になってしまうのでは嫌だなぁと思いつつも。
「カクヨムを斯く深ク読ム 」このタイトルを閃いた瞬間「これやで!」と思った節もあるにはあり、改題には至らぬという中途半端な状況です。
なお筆者の近状はと言うと、辛うじて十万文字を突破した現代アクションは選外、レビューは無いがビューだけは伸び続けているのがファンタジーといった所でしょうか。
短編は瞬間風速としては機能しますが、カテラン二十位辺りで一度止まると、そこからの再浮揚は難しい様です(筆者の力では)
折りに触れ述べていますが、レビュー自体が読了済みの短編に有利な機能である以上、某市長選の「10万文字の公約」は、出馬には必要だが、支持率を上げる機能には則さない。というチグハグな問題が背景にあるのでしょう。
そもそも「10万文字の公約」は、単に出版社が作品を単行本化する際の都合に合わせたものに過ぎません。今はこの私的な理由だけが、自然と進むカクヨムの流れに反し、濁流の中で杭を打ちたて抗っている様に感じます。
と言うのも、他にニコニコ動画とのコラボレーションを見てみますと、あちらもレビュー機能と同じく、電車内で、或いは休憩時間で、さくっと読んでさくっと終わる短いコンテンツに向いた媒体です。
ニコニコ動画を視聴している方ならお分かり頂けると思いますが、数十万ビューの動画ですら、連作の長編ともなれば徐々にアクセス数は減っていくのがあの界隈です。
この傾向をカクヨムに当てはめるなら、元々が短編向きのレビュー機能も相まって、どちらの方向に舵が振れるかは自明と言えるのでは無いでしょうか。
そう考えると、これからカクヨムが取るべき方向性は、短編と長編のすみ分けと、各々に特化した賞レースの設置なのでは、と。
察するに今後、カクヨムの屋台骨を支えるのが優れた長編で、潤滑油を果たすのが数多の短編なのではないか、と。
筆者の知る限りでは、コンテストの総数自体はエブリスタが最も多い。
しかしながら、如何せんエブリスタは書きづらい。書きやすさはもう圧倒的にカクヨムです。飽くまで私感ではありますが。
最近、巷では、ビュー数が無いから筆を折るだとか、撤退するだとか。
そんな話を耳にします。
ビュー数が少ない程度で執筆を止められるのなら、その方は間違いなく他の理由でも止めるでしょう。
モチベが上がらない。遊びに行く。ゲームにハマった。
ああ、筆者は筆を折る理由までをもサイトに転嫁したくはありませんね。まったく以て、美しくない。
作者が作品に割ける時間は有限で、だから更新に優先順位が付くのは仕方がありません。或いは、スランプに陥って別の作品に手を出す事もあるでしょう。
ですけれど、筆を折るのは、叩いてきた誰かでも、読んでくれない誰かの所為でも無く、単に筆を折った自身の責任だと、筆者は思います。自戒も込めて、ですね。
おお。なんというか、些か毒の混じった回になってしまいましたな……
ええ、久しぶりの更新でした。
そろそろ感想の頁も本格的に打ち立てようと思ったり。
予定は未定ですが。それではまた。
かしこ。
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