10万は一日にしてならず

 こんばんは。

 筆者です。


 いや、諦めるにはまだ早かろう、という訳で、エントリー中の現代アクションを十万文字に持っていくべくアクセルを踏みました(アクセルを踏むには、些か遅すぎるといった向きもあります)


 しかしまぁ、前述も致しておりますが、ツライですな。

 その、インプットとアウトプットの手間が。実に。




 今がちょうど七万字の半ばといった所ですが、今日調べただけでも以下の通り。


1:センテンドレ(ハンガリー近郊の都市)から、ブダペストへ向かう経路、電車のデザイン、到着駅周辺の情報。


2:ブダペスト王宮地下迷宮へのルートと、内部構造。実戦の演習場として使う為の理屈付け。


3:主人公たちが泊まるホテル(セントジョージ・レジデンス)について。建物へのルート、外貌、構造、部屋の内装、ディナーの内容。ウェルカムドリンクの有無。




 さらにはハンガリーといえばトカイワインという事もあり、トカイの銘柄、当たり年、風味の特徴に至るまで調べる羽目に。


 もう調べている最中、卑猥かつ意味不明な言葉を100万回は垂れ流し続けたい程度には「あああああ」といった具合でした。


 これだけ調べて書いてもビュー数はせいぜいがやっと1ですからね。

 オレオどころか、今しがたの「ああああ」以下の存在ですよ、ええ。


 現代アクションを一話更新する間に、ファンタジーなら三話か四話は楽に進むでしょう。ああっブリッブリリリッブリュッビチチッ。


 


 そして周りは週末お花見ですってよ奥さん。

 あー。お花見。ヒー。


 だがこの一日と等価交換しなければ作業は出来ぬ……仕方がない、事なのだ……

 あああああ……休み一日消えたぞおい……消えて、しまった……




 ふふ……こんな事あえて書く必要無いですよね。ええ、知ってます。


 でもきっと「そうだよ。ああ、俺だって沢山調べたんだ……くそっ、なのに……」って方が居て、どこかで同意して頂ける事を姑息にも願っているのです……そしてそれは筆者の、傷を舐め合うかの如き慰めでもあるのです……




 Amazarashiのナモナキヒトに、こんな歌詞があります。


「僕達の名も無き悲しみは 今こそ讃えて然るべきだ

僕達の名も無き悲しみは 君に見つけられるのを待っている」


 僕達の作品が、十万文字まで辿り着きます様に。

 そしてどこかの君の目に止まって、いつの日か讃えて貰えます様に。



 

 本日も駄文のほど失礼いたしました。

 かしこ。

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