違い
僕は「こう」思う。
君は「そう」思う。
僕が思う「こう」。
君が思う「そう」。
そこには明確な違いがあるのだけど、
どちらか、だけが正しいのだろうか。
僕が思う「こう」に反する様に、
君は「そう」思ったりするのかも。
でも、それは君が思う「そう」に、
僕が「こう」思ってしまう事も同じ。
決して、どちらか、だけが正しい訳ではない。
どちらもが正しいし、間違ってはいないのだ。
もし、どちらか、だけにしてしまったら、
「こう」も「そう」も許されなくなってしまう。
どちらか決められた方だけの世界になり、
もう一方はこの世界から排除されてしまう。
僕だけの世界。
君だけの世界。
本当にそれでいいの!?
僕は嫌だ!!
君が居るからこその僕なのだ。
君が居なくなった世界に、
僕が一人で居て何が面白いのだろう。
君が居てくれるおかげで、
僕は自分の存在を認識が出来る。
君が「そう」思う事で、
僕は「こう」思えるのだ。
その違いを感じる事が、
自分自身の存在をはっきりさせて、
自分を前進させる事に繋がる。
そう。
君と僕は違っていていい。
いや。
違っているからいいのだ。
そして、それは「こう」や「そう」だけでなく、
もっと沢山、あってもいい。
世界は僕と君だけでもない。
他にも沢山、居ていい。
そんな様々な違いが、
この世界を豊かに彩る。
それを楽しめる人間でありたいな。
Enjoy the Difference...
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます