変化
変化を求める声。
変化を拒む想い。
時代は移り変わり、常に変化を伴ってきた。
一方、現状を保つ事で安心を得られたりもする。
そんな中で我々は、ずっと争い続けてきた。
現状を変えたい者と現状を守りたい者と、で。
変化を望む者。
変化を嫌う者。
変化をする事で様々な環境に適応してきた。
変化をしない事で一定の価値観を共有も出来た。
それでも我々は、未だに争い続けている。
新しいものを否定する者と古いものを否定する者と、で。
生生流転。
世は常に移ろい変わるもの。
千古不易。
そんな中、永遠に変わらないものもある。
飛花落葉。
春から夏になり、夏から秋になり、
秋から冬になり、冬から春になる。
しかし、その四季の移ろいは、いつまでも変わらない。
不易流行。
変わり続けながらも、何も変わらない。
矛盾するのかもしれないが、
それが、この世界の本質なのかもしれない。
変わらなければならないもの。
変えてはいけないもの。
この世界には、どちらもがある。
決して、どちらかだけではない。
だから、我々は今後も、争い続けるのかもしれない。
それでも、諦める訳にはいかない。
我々には常に未来がある。
それだけは何も変わらない。
どれだけ時代が移り変わろうとも、
それだけは何も変わらない。
Changed is Unchanged...
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます