追憶

何時の事だったか。

君は怒っていた。

そして、僕も怒った。


何時の事だったか。

君は笑っていた。

そして、僕も笑った。


とにかく懐かしい。

君と言い争った時間。

君と共に笑った時間。


君はもういない。

言い争う事も、

笑い合う事も出来ない。


なんだか寂しい。

無性に君に会いたくなる。

でも、もう会う事は不可能なんだ。


何時の事だったか。

君は泣いていた。

そして、僕も泣いた。


何時の事だったか。

君はボケた。

そして、僕はツッコんだ。


とにかく懐かしい。

君と慰め合った時間。

君と戯れた時間。


君はもういない。

慰め合う事も、

戯れる事も出来ない。


本当に寂しい。

こんなにも君に会いたいのに、

もう会う事は不可能なんだ。


君は何時までも昔のまま。

僕だけが一つずつ歳をとっていく。

君はなんて狡いんだ。


僕を置いて一人で旅立ち、

寂しがっている僕を見て、

笑っているのだろうか。


それとも、君も一人で、

寂しがっているのだろうか。

泣いているのだろうか。


僕も、もう歳をとった。

君の下へ向かう日も、

そう遠くはないだろう。


何時の事だったか。

同じ様に、共にまた、

時を過ごす事が出来たら。


The Reminiscence...

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