初音ミクの興隆となろうからプラットフォーム型の成功事例を探る

辻憂(つじうい)

第1話 2.0時代

 ラジオの質問コーナー、雑誌の読者コーナー。インターネットが流行する前からプロと呼ばれる技術で食べていける人たちとそうではないアマチュアの交流は、ありました。ダイヤルQ2とかNIFTY-Serveなんてロートルの好みそうな話は省きましょう。2ch、FB、Twitter、LINE、今まさにノンタイムでコミュニケーションをとれるサービスが、広く普通に使われるようになりました。

 2.0時代は、こうした技術の進歩による飛躍的な通信速度の上昇とその通信速度を利用できるプロの提供するサービスの増加、およびサービス利用者の共犯関係のもとに成立していると提唱していきたい次第です。

 創作という語の広い意味を許していただければ、今日のオカズから政治経済・国策まであらゆる創作をあらゆる人々が、行えるようになっております。

 共犯とわざわざ書く理由は、なにしろ人々が罰したくなるようなよくない言論を許容することも時に我々の繁栄のためには擁護していかなければならない。もちろん限度はあります。皆様がよき倫理をたずさえていることを願ってやみません。

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