筋肉の疾走感がいいです。
過ぎ去りし青春時代を思い出してほっこりしました。
CWが好きな人ならきっと楽しめると思います。

体育科高校の特待生の話です。

いやー面白かった、これくらいシンプルな話の方が面白いですね！

魔法が使えずとも肉体のみで制覇する、それくらいの方が読んでいて気持ちがいいですし、少年に夢を与えるのではないでしょうか。

さらに付け加えるなら、風の技を見切るために必要な筋肉の代名詞や、相手が発生させる前に止めるなど、特別な能力がなくてもできる方法が書いてあればなおよかったです。

次の話にも期待して星3つ送らせて頂きます。

確かに、魔法が発達すれば、筋肉が疎かになる。これは盲点でした。あるいは、誰もが気づいていながら、あえて筋肉をスルーしてきた歴史があるかもしれません。魔法の才能がないからとひねくれてはいけない。筋肉を鍛えた先に、楽しい男たちの饗宴がある――。救いはあるのだ(哲学)。

兄貴たち一同が全員スキンヘッドのボディビルダーの姿で再生されてしまった。
イメージしたらこの光景は怖いｗ

筋肉による男たちの燃え作品。

ひたすら筋肉でゴリ押ししていく作品だが、不思議と不快感はない。むしろ男たちの熱さに感化され、気がついたらニヤニヤしながら読み終えてしまうほど。そんなある意味で非常に濃い魔力が詰まった魅力的な作品です。

このお話ほど、筋肉について熱く語られた作品を私は読んだことがありません！！
筋肉は最強！
筋肉は燃える！
筋肉は、ウホｯ！
ニコニコ動画でお馴染みのガチムチレスリングシリーズや、阿部さんのファンである方には特にお勧めかもしれません。
作品の最後でアニキは阿部さんを彷彿とさせる名台詞を吐きます。
その言葉は、トラウマとして私たちの心の中に癒えない傷を残してくれることでしょう。覚悟がある方だけ、本作を読むことをお勧めします。
ブラウザバックボタンを押しても、作者様は許してくれるはず…。許してくれると、思います…。