とまあ、本音はこれぐらいにして。二次創作としては本当に面白い。ギャグテイストが原作者様と微妙に異なるものの、これはこれでいい味を出していると思います。ああ、そうだ。私は木下派です。
私はバカテス?という作品をお恥ずかしながら存じておりませんでした。辱めを受けるには立派な罪だと実感しております。ただ、この作品に触れ、少々、バカテス?という作品も読んでみたいと思いました。それくらい、元の作品を知らなくても楽しめると思います。
文章の表現や登場する彼らの言葉は、とてもレベルが高くて引き込まれました!それに、あの原作のラストからの後日談として明確にイメージしやすいストーリーで、所々言い回しに違和感は有りましたが原作後の成長した彼らの姿であるなら納得のところです。きっと彼らはあの学校でこんな風に日々を過ごしているのだと自分で妄想したことが実際に文字に書き起こされているようでニヤニヤ楽しみつつ読ませて頂きました。
12.5巻の更に後、明久達が三年生になった後のストーリー明久を巡る女の子(一部語弊が有ります)の戦いや雄二の幸せな(一部(ry)その後等など一読者として気になっていた所を本場に勝らずとも劣らずなギャグやテンポで描かれている秀逸作です!バカテスファンは必見ではないでしょうか
バカテス二次というと美波姫路アンチばかりで食傷気味だったのですが、この作品はそういう描写はなく、原作のように流れるような不条理なギャグをよく再現していて、読んでいて楽しかったです。別に新しい設定を足したり公式とは違うカップリングがあったりせず、そのままであるのに面白い良作です。ぜひご一読を!!