応援コメント

第9話 国王陛下が大好きになってしまう話」への応援コメント

  • 物語中では9歳の時から見てきたフェイフューの破滅は、初読ですごい衝撃だったのですが、
    時間が経つごとに他のキャラたちから語られるフェイフューの像が「わりとありふれた、未熟で孤独で目立ちたがりな十五歳」になっていくのが優しいような切ないような気持ちになります。

    フェイフューだけが十五歳のまま、ラーム含め生きている人たちはどんどん大人になって、思い出の見方が変わっていくんだな…… それが健全なんだけど……

    作者からの返信

    そうそう!! そうなんですよ!! フェイフューは普通のどこにでもいる15歳の少年だったんですよ!! それをわかってくれる人が少なかったからこんなことに……。彼の死は後々までずっと引きずりますね。
    ましてやホスローやヴァンはフェイフューと交流がなかった世代ですから、なおのこと……。
    コメントありがとうございます!!

  • あれから9年ですものね。
    フェイフュー、優等生過ぎたのかな。
    最期に自分を見て欲しかったって考えてたような記憶が。
    ラームとは似た者同士過ぎて、欠点が見えなかったのかな。
    一緒に居て居心地が良い人の中だけにいたら何か過ちを犯した時に気付かせてもらえないのかなと思いました。

    作者からの返信

    そうです、9年です。長いような短いような。
    おっしゃるとおり、フェイフューは自分を見てほしかったんです。孤独だったんですね。ラームはそこまで辿り着いていながら手を出せなかったんですね……寂しいですね。最後の最後に一瞬だけ通じ合えたんですが……。
    コメントありがとうございます!!

  • やはりフェイフューの生まれ持っての気質に破滅の原因があったかなあと思ってしまいますね。でも最後の時にこの二人は通じ合えたと私は思っているのです。

    作者からの返信

    フェイフューの性格というか思想というか、やっぱり歪んでいましたよね。彼はいつか破滅する運命だったのです。
    でも、最後は私もラームと気持ちが通じ合ったと思います! フェイフューはラームには「孤独が恐ろしいのです」と打ち明けることができましたから……。
    コメントありがとうございます!!

  • きっとフェイフュー君に最も必要だったのは、損得勘定なしで真正面から真っ直ぐに自分と関わってくれる、日常のくだらないことで笑いあえる誰か――それも、できれば同世代の友人だったんでしょうね。時空をどうにかして、ホスロー君ヴァン君をあの頃のフェイフュー君と出会わせられたらなあ、と思いました。

    作者からの返信

    グルガンジュ王国があと一年早く滅びれば!! もっと早くオルティくんと殴り合い取っ組み合いの喧嘩をするべきでしたね!! そこまでオルティくんに苦労させる!?という感じですが、フェイフューを真正面から殴りに行けたのはきっと彼だけだったと思うから……。いえオルティくんも実家のことを考えたら損得勘定が入ってきてしまうかもしれませんが……。
    フェイフューの周りにはフェイフューが王子であることを抜きに付き合ってくれる友達がいなかったんですよね。みんな上下関係を気にしていた。それはマナーとして正しいことだったんでしょうが、フェイフューは寂しかったかもしれません。
    ホスローとヴァンのこの謎の朗らかさ、双子に分けてあげたいですね……。
    コメントありがとうございます!!

  • ラーム、現実主義なのはいまも昔も変わらずですが、昔のキレに加えて、大人になったことで冷静に人を見ることができるようになってますね。ううむ感慨深い……

    作者からの返信

    よく見ていますよね! でも見ていた/分かっていたからといってそれが結果に直結するわけではないのが人間関係の難しいところですよね。大人になって気持ちが整理できてきたのはあるでしょうね……。
    すごいですね、14歳から29歳まで書いたんですもんね……作者も感慨深いです!
    コメントありがとうございます!!