どれだけ聡明であろうと14歳の少年、自らの真の望みを悟るには若い……彼の生きる道に幸あらんことを。
多分二部ラストでこれを思い出して泣いてしまうだろう……
作者からの返信
そうです、彼はまだ14歳、ようやくもうすぐ15歳になるところで、未来なんてぜんぜん見えていないのです。
第二部ラストまで書き切れるように頑張ります、この回のことを思い出していただけるようなラストシーンであれたらいいな。
コメントありがとうございます!!
はい!先生!!みんなすごく難しい話をしています!!みんな頭がいいですね!!僕はよくわかりません!!
この若さでこんな難しいことを考えなきゃいけない立場って……そして生まれた時からずっと不合格って……フェイフューよ……
作者からの返信
大学生ですからね! 大学生は頭がいいんだ! たぶん!! エスファーナ大学なんできっと東京大学みたいな、そういう……そういう……!!(希望的観測) 頭よさそうに書けていたら嬉しいです。
そう、フェイフューは自分を生まれた時から不合格だと感じているのです……蒼き太陽じゃないから……。
コメントありがとうございます!!
編集済
生まれた時から不合格、ずしりとくる独白です。
実は私、ずっと気になっていたことがあるのです。アルヤ王国が陥落した運命のあの日、母である王后さまが双子の兄であるソウェイル君だけを、己が身を挺してまで生き永らえさせようとしたこと。これはフェイフューくんからしたら、母から見捨てられたに等しい、辛い出来事ですよね……。賢い彼ならば母が何を想って兄だけを助けようとしたのか理解しているでしょうが……納得するのは難しいじゃないかな、と。
もしかしてこういった事情も、フェイフューくんの女嫌いに関わっているのでしょうか? ……なにはともあれ、フェイフューくんは不合格ではないし、そう思っている人もたくさんいるだろうけれど、彼がそれを認めるのもまた難しそうですね……。
作者からの返信
あーっあっあっ米子さんよく憶えていてくださって……とても嬉しいです……!!
そうなんです、フェイフューは自分を両親にとって「蒼き太陽じゃなかったから選ばれなかった子」=不合格だと思っているんです。
実は7章でこれからそういう話をしようと思っていて、だからこそ、あの時ソウェイルを託された、今は母親であるところのユングヴィ、なんですね。7章は。フェイフューがユングヴィとの会話を通じて自分は母親にとっての何だったのかを考えるシーンがあるんです。
わーい言っちゃった! 嬉しくて言っちゃった!!
コメントありがとうございます!! 続き楽しんでくださったら嬉しいなと心から思います!!