孤独のチェーン店

カップ焼きそばについてやんわりと話

　へぇ、最近カップ焼きそばを食べているのですが聞いてくだせえ。私の中で一番美味しいカップ焼きそばが決まったのですよ。

　小汚い見た目をした私を見て相手はさもどうでもよさそうに返事を返す。

　ぺ◯ングです。ペヤン◯。彼奴の麺とソースの旨さと言ったら他の焼きそばとは違う何かが有るね。

　嬉しそうに私は話すが相手は相変わらず興味のなさそうに携帯をいじっている。

　ただ、あの肉が美味しくないと思うんですわ。なんだかわけの判らないお肉ですよ。

　あれは本当にどのカップ焼きそばよりも美味しくないと思いますね。へぇへぇ、でもそれは人それぞれです。

　だが、私はあの肉が嫌いですね。どうやらペヤ◯グの兄弟みたいなペヨ◯グが出たらしいですけど私はまだ口にしちゃいないんですよ。

　だから感想も言えないのです。だからペヤン◯の話はここで終わりです。

　明◯一平ちゃ◯夜店の焼きそばという商品が有るじゃないですか？あれで発売された怪味マヨというのがとても美味しいんですよ。

　個人的にはかのPEヤン◯を超えた焼きそばだと思っているんですがね。

　まぁ、その話も止めますか。

　暫くの沈黙

　カップ焼きそばって凄いですよね？お湯入れて三分ですよ。カップラーメンとかもそうですけど。人間の考える事は恐ろしいったらありゃしない。

　そう、カップ焼きそばはソースより塩系の方が当りが多いと思いますよ。

　私からのおすすめですよ。

　ここで私は目覚めた。

　ベットリと滲み出ている汗を拭いながら考える。

　夢か。おっさんになってカップ焼きそばの話をする夢なんて…。

　しかも相手は初対面の女性…。

　疲れてるのかな。