練られた地の文と、一捻りある展開が特徴だと思います。この作品は本編と本編の間に単発の怪談が挟まれるのですが、ここでの文体が「いかにも」的で非常に素晴らしい。さらに怪談が本編とリンクしていく過程が上手いです。まだまだ気になる伏線もあり、今後が楽しみです。
カン君という主人公格の幽霊と霊能力者を主軸に、三人称プラス一人称で語られる現代ホラー。ホラー要素、今作ではいわゆる「怖い話」が各章の芯として語られる。その語り口の醸し出す雰囲気は抜群。原因不明な霊…続きを読む
新感覚なホラーといった印象でした。ありふれた噂話からストーリーが展開されていく形式はまるで都市伝説の広がりを体現しているようで、とても自分好みでした。ページを進める手(マウス?)が止まらない、先が…続きを読む
(3/2時点)第1話完。といったところでしょうか。まだまだ謎が多そうですが、基本的には都市伝説的な霊障を追っていく形なのかな?最初の「腐水」はいかにも現代怪談に出てきそうな話。それを紐解くと…続きを読む
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