第一報告 増員メンバーの問題点と今後の予定について

第一レポート:迷子のステファンの話

 ステファンの事はアメリアに任せ、宿に戻る。自分用に取った一人部屋に入ると同時に通信の魔導具を起動した。


 ファースト・タウンはそれほど広くない。アメリアの探知魔法ならば全域を探せる。

 迷子のステファンを見つけるのも時間の問題だ。『迷子』の……ステファンを……。


 ……迷子のステファン。


「ああああああああああああああああああああああああああッ!!」


 頭をぶつけたい衝動を懸命に抑え、なんとかただ叫ぶにとどめる。現実が……厳しすぎる。厳しすぎて心が折れてしまいそうだ。


 そんな……馬鹿な。馬鹿な話があるんだろうか! 迷……子? 迷子ってなんだ?


 通信がつながり、特徴のない、しかしステファンよりも大分マシな交換手が通信をクレイオに繋いでくれた。

 なんかもうこの交換手とステファンをチェンジしたい。交換手だった頃のステファンは少なくとも、まだマシだった。迷子にはならなかったからな。


 てか、チェンジだ! チェンジ! チェーンジッ!

 これは魔王討伐をサポートする旅だ。ピクニックやってんじゃねーんだぞ。というか、ついてくるだけで迷子になってたらピクニックも出来ね―だろうがッ!


 イヤリングから聞こえるクレイオの重い声が言う。心なしか、その声には疲労が見える。


『また勇者に何かあったのか、アレス』


「いや、ステファンが――」


『その件については私は一切の苦情を受け付けるつもりはない』


 俺が何か言う前にクレイオがストップをかける。ああ、わかったとも。あんたの言っていた意味がよくわかったとも。俺が悪かった。ああ、俺が悪かったよ。

 だがこちらも旅行に来ているわけじゃない。というか、旅行でも結構厳しい。


 通信を繋ぐ前までは言いたいことが沢山あったのに、実際に苦情を言えるようになって出てきた言葉はたったひとつだった。


「あいつは……なんだ?」


『ステファン・ベロニドだ。ああ、アレス、君が言いたい事は分かっている、何も言わなくていい。彼女は優秀だ。優秀なんが――少しばかり癖が強いのだ』


「……少……し?」


 俺は数多くの癖の強い傭兵達に出会ってきたし頭のネジが外れた闇の眷属を討伐してきたが、ピクニックもできないのが癖と言っていいのか全く検討も付かない。


 ある程度の問題は許容するつもりだった。通信魔法にはそれだけの価値がある。だがそれはあくまである程度だ。

 だって普通思わない。教会本部で白魔導師ホーリー・キャスターとして働く成人しているシスターが、前を歩く先輩にただ付いていく事もできないだなんて。


 俺の問いに、クレイオの声色が変わる。まるで説法でも解くかのような穏やかな声に。

 深く息を吸って、俺も呼吸を整える。クレイオが言った。


『アレス。ステイも――ああ、これはステファンの愛称なんだが、ステイも可哀想な娘なんだ』


 お前は俺に何を話そうとしているのだ!?


「……悪い。多分それは今俺の聞きたい言葉じゃない」


『そうか。まぁ長くなるんだが、まずベロニドの姓に聞き覚えは?』


 聞きたい言葉じゃねーって言ってんのに続けてんじゃねえッ!


 出しかけた暴言をギリギリで押しとどめる。

 無駄だ。クレイオと言い争うのは効率的ではない。確かに俺はミスをしたがそれはまだ挽回出来る程度のミスだ。


「クレイオ、俺が聞きたいことはたったひとつだ。派遣してもらったばかりなのに申し訳ないが――彼女は余りこの任務に適していないようだ。差し戻したい。事前に話していた通りだ。あんたが止めていた理由がよくわかった。俺が悪かった。俺が悪かったから、返す。可能だろ?」


 迷子になるんじゃいないほうがマシだ。迷子になったから放っておきましたってわけにもいかない。

 やや捲し立てるような声で要請してしまったが、クレイオの答えは平静だった。


『もちろん可能だ、アレス。私はきっと、君がそういうと思っていた』


「よし。じゃあ――」


 さっそくステファンを。そう言おうとした瞬間にふと気づいた。


 ステファンを……どうする?


 ここはゴーレム・バレーである。レベルを上げる戦士や命知らずの商人くらいしか訪れない土地だ。過酷な地なので教会の規模もかなり小さい。

 ゴーレム・バレーで最も規模の大きいファースト・タウンの教会でも僧侶がたった三人しかいない。ここまで来るパーティは大抵高レベルの僧侶を擁しているから大きな問題にはなっていないが、需要と供給が噛み合っておらず、凄まじく多忙である。ステファンを任せるのは難しいだろう。


「……迎えを頼めるか?」


『ゴーレム・バレーまで安全にとなると、今はグレゴリオしか空いていないが――それでよければ派遣しよう』


 究極の選択が――いまだかつてない選択が……。

 俺の知る最も狂った男と、俺の知る最も厄介な女が出会ってしまったら世界はどうなってしまうんだ。


 ……まてまてまてまて、落ち着け。まず落ち着こう。


 混乱する思考に鎮静の神聖術をかける。もう一度深呼吸をすると、とりあえず椅子に腰掛けた。

 水差しから水を一杯注ぎ、腔内に含む。水が喉を通り抜けた時には少しばかり冷静さが戻っていた。


 まず、それは――なしだ。当然、なしだ。よし、俺は冷静だ。

 一度咳払いをして、扉を睨みつける。アメリアはまだ戻ってこない。


「クレイオ、効率的な話をしよう。ステファンは死んでも問題ないか?」


『落ち着け、アレス。どうやらまだ混乱しているようだ』


「……」


 クレイオの言葉に、頭を一度振る。


 違う。そうじゃない。死んでも問題ないわけがないし、問題ないとか言われたって殺すわけにはいかない。

 クソッ、誰か俺に戦いをくれ! 上位魔族でもいいから何も考えなくて済むような戦いをくれ!


『彼女には共がついていたはずだ。男女の侍従……バーナードとヴィルマが。彼らはどうした?』


「ピュリフで俺たちにステファンを預けて逃げるように帰った。クソッ、今思えばその時に突き返すべきだったッ! くそったれがッ!」


 二人。今思えば、二人もリソースを費やしたのだ。たかが一人のシスターをピュリフに届けるために。


 知らなかったのだ。想像すらしていなかったのだ。この世には強いとか弱いとかではなく、そこまで厄介な人間がいるという事を。

 だが――もう覚えた。次は見誤らない。そして、彼女を知ってしまった今俺は藤堂の全てを笑顔で許すことができそうだ。何故ならば彼は迷子にならないからだ。


 クレイオが淡々と述べる。


『彼ら二人は幼少の頃よりステイを見ていた言わばステイの専門家だ。交換手オペレーターとなる際も一緒に引き取らざるをえなかった』


 ここまで嫌な気分にさせられる言葉が未だかつてあっただろうか。

 男だから首とか言われたり、アンデッド怖いです無理ですと言われたり、最近の俺の運気は落ち込みすぎじゃないだろうか。


「言いたいことがありすぎて困るがそのあたりは全て省く。単刀直入に教えてくれ。俺は、ステファンを返却したいだけなんだ。アメリアも困っている」


『アレス――』


 ここまで必死に嘆願したことがあっただろうか。俺の言葉に、クレイオは粛清したいくらいに情緒のない声で言った。


『いつでも引き取ろう。君がステイを教会本部まで連れてきたら、な。私は君の事を高く買っている。君は今まであらゆる不利な条件を背負いつつも全ての任務を達成してきた。今回もそれを期待している』


 好きで不利な条件背負ってるわけじゃねえよッ!


「最近頭が痛いんだ。ストレスで白髪が増えるかもしれない」


『ははは。君の髪は既に白いだろう、面白い冗談だ』


「これは……銀だ」


 吐き捨てるように答え、しばらく返答を待つが、返事は返ってこなかった。どうやら通信が切れてしまったらしい。


 呆然として天井を見上げる。藤堂が少しばかりまともになったと思ったら全然別方向から新たな問題が起こってしまった。しかも、とても下らない問題だ。神は俺のことが嫌いなのだろうか。


 俺も神のことが嫌いだからある意味気が合っている。


「アレスさん……ただ今戻りました」


「手……手、痛いんですが――」


 深呼吸を繰り返す。平静を保っていると、扉の外からアメリアの声が聞こえてきた。

 隣にはステファンの気配がする。どうやら……無事見つけ出せたようだ。

 そんな下らない事で安堵した自分が情けなくて、俺は額を抑えた。


 頭痛え。


 入ってきたのはアメリアと、白くなる程に手を強く握りしめられた黒髪のシスターだった。


 ステファン・ベロニド。新メンバーにして……死んメンバー。


 長く伸ばした黒髪に黒目の女だ。年はアメリアよりも二個下。背はアメリアよりも頭一個分小さく、リミスよりも僅かに高い程度しかないが胸はアメリアと見比べてはっきりわかるくらいに大きい。

 そもそも顔がよく、目の色と髪の色もこのあたりでは珍しいものであり下手したらアメリアよりも目立つが、何よりも目立つのは――その服装である。

 黒を基調とした法衣はアメリアよりもずっと丈が短く、すらっと伸びた脚がはっきり見える。スカートのようにしか見えない、余りにも見せつけるような格好だったので指摘したのだが、あろうことか正式に教会で認められた法衣だと返ってきてしまった。

 俺は初めて見たんだが、どうやら本当らしく――。


 何をいいたいかというと、ぱっと見て分かるくらいに新メンバーはイカれていた。それに対してすぐに彼女を放り出さなかった俺は危機意識が足りていなかったと言われても仕方がない。


 俺の視線に気づいたのか、ステファンが強張った、しかし庇護欲を擽る笑みを浮かべる。


「ああああアレスさん。あの……その……も、申し訳ありません。先輩に、ついていったはずなんですが……いつの間にかいなくなってて」


 いなくなったのはアメリアじゃなくてお前だ、お前。


 黙ったままどう料理すべきか考えていると、弁明のためか、ステファンがこちらに近づこうとした。

 そこで、手を握られていた事を思い出し困ったようにアメリアを見上げる。アメリアが深い深いため息をついて、その力いっぱい握っていた手を離す。


 ステファンの表情が僅かに明るくなり、自由を取り戻した身体で俺の方に一歩踏み出した瞬間――体勢を崩した。


 それは見惚れるようなダイブだった。足を滑らせたわけでも、足を何かに引っ掛けたわけでもないのにびたーんと大きな音を立てて床に倒れる。受け身すら取れてない。

 衝撃でスカートがめくれ上がり、純白の下着が丸見えになっている。


 アメリアが沈黙する。俺も沈黙する。ステファンは床に伏したまま、しくしくと泣いていた。

 パンツから目を背け、アメリア告げる。


「こいつにスカートを履かせるべきじゃない。僧侶としてはもちろん、人間としても愼みに欠けている」


「アレスさん、好きで履かせているわけじゃありません。このくらい短くないと裾を踏んづけて転ぶんです」


 それは何か別の所に問題があるんじゃないだろうか。というか……


「今も転んでんじゃねえかッ!?」


「油断すると意識が散漫になるみたいで……私に相談もせずにメンバーを決めたアレスさんが悪いと思います」


 意識が散漫って……散漫過ぎるだろ!? どこの世界に意識が散漫な事が理由で転ぶ人間がいるんだよ!?

 アメリアが心なしかむっとしているような目つきで俺を見上げる。


 悪かった。ああ、俺が悪かったとも。全面的に俺が悪い。

 そこでようやく、俺は新たな解決策を思いついた。チームのミスはチームで挽回せねばならない。


「アメリア、命令だ。ステファンの事は全面的にお前に任せる。最低でも死なないようにするんだ」


「……謹んで承ります」


 欠片も謹んでいない表情。アメリアの仏頂面。

 それは、俺がアメリアに初めてステファンの参入を伝えた時の表情によく似ていた。


§


 アメリアに新規参入メンバーについて話していなかった事に気づいたのは、ステファンがピュリフにたどり着く寸前の事である。

 完全に俺のミスだった。他の仕事で忙しかったとか、考える暇はなかったとか、教えなくても問題無いと思っていたとか、理由はいくらでも作れるが何の言い訳にもならない。


 今思い返せば、クレイオからの警告を押し切った時点で、賽は投げられていたのだ。

 そして俺は、初めてステファン参入の話をした瞬間に変化したアメリアの表情を見て、決定を早まった事を悟ったのである。

 そして、あろうことかしかし悟りこそすれ、その意味を理解しようとしていなかったのだ。その瞬間ならばまだ回避できていたはずなのに。


 アメリアはもともと余り感情豊かな方ではないが、その時の表情はいつも以上に硬かった。

 アメリアはゆっくりと手を伸ばすと、自らの頰に触れる。そして、まるで見せつけるかのように自らの頰を抓ってみせた。


 数秒ほどそのままの姿勢で静止し、至極真面目な表情で手を下ろした。


「……すいません、よく聞こえませんでした。もう一度言って頂けますか?」


「新しい勇者のサポート体制としてステファン・ベロニドを入れる事にした」


「これは夢ですか?」


「……お前、たった今頰を抓ってただろ」


 人員を追加するという話は常々していた話である。そりゃ、確かにアメリアに相談せずに決めたのは良くなかったのかもしれない。


 だが、そのアメリアの表情はそういうレベルではなかった。一見いつもより瞼を少しだけ大きく開いているだけのように見えるが、藍色の瞳孔が大きく広がっている。まるで、その表情の代わりに驚愕を示しているかのように。


 宿の一室である。窓から見える空は暗く、しとしとと雨が降っている。

 ただでさえ気分が落ち込みがちな空模様なのに、アメリアのこの様子に、俺は深くため息をついた。


 アメリアは聡明である。彼女が取り乱したのはグレゴリオを見た時くらいで、つまり今回はそれに近い厄介度という事を示していたのだ。だが、俺はそれに思い当たらなかった。


 のんきな俺をよそにアメリアがゆっくりと呼吸をする。

 硬い表情をしている事に気づいているのだろう、両手で自分の頰をぷにぷにと揉みほぐす。まるで気を落ち着けるためにグルーミングしているかのようなその必死な仕草がちょっとだけ可愛らしかった。

 落ち着いた所を見計らって聞く。


「……知り合いなのか?」


「……後輩です。ですがそれは置いておいておきましょう」


 アメリアがため息をついた。そして、話し始めた。


「色々言いたいことはありますが、まず私が言わねばならない事は――アレスさんは贅沢だという事です」


「贅沢……?」


 何を言っているんだこいつは。

 予想外の言葉に戸惑う俺に、アメリアはもう一度深々とため息をついて続ける。


「魔法の知識が豊富で神聖術も使いこなせてアレスさんの事をよくわかっていて行動力があってレベルも高くて白魔道士ホーリー・キャスターの中でも筆頭で気立てが良くて可愛くて私の事を完全に忘れていたダメダメだったアレスさんを心配してこうして尽くしている、このアメリアちゃんの何が不満なんですか?」


 ……無駄に饒舌だな。


「ジョークセンスが壊滅的なところだ」


 後、TPOを弁えず真面目なシチュエーションでふざけた事を抜かすところだ。


 アメリアは俺の答えに一度咳払いをすると、佇まいを正した。正して、再び口を開く。


「……まぁ、それは置いておきましょう。アレスさん」


「それも置いておくのか……」


 置いておきすぎじゃないだろうか? 本当にそれは置いておいていいものなのか? 

 というか、本当にこれから藤堂をサポートする要員がこの気立てのよくて可愛いアメリアちゃんでいいのだろうか?


 俺の事をよくわかっていて行動力のあるアメリアちゃんは行動力を発揮し、俺の内心を無視して言葉を続ける。


「アレスさん、アレスさんが異端殲滅官クルセイダーになってなかったと仮定して――」


「……?」


「どこの国、だとか、財政的に可能かどうかとか、目的だとかは置いておいて、学校に行くとするじゃないですか?」


「……」


 何の話を始めるつもりだよ。激しくつっこみを入れたかったが、我慢して続きを待った。

 アメリアもまた真剣な表情で続ける。


「まぁ、目付きが悪いとか柄が悪いとかは置いておいて、アレスさんはまぁ異端殲滅教会アウト・クルセイドの序列一位まで成り上がるくらいのポテンシャルがあるわけで、勉強も運動も出来るわけです。面倒見もまぁいいわけですし、顔もご両親のどちら似なのかはわからないですが、決して悪くないわけです。ちょいワルですね、ちょいワル」


「さっさと結論を言ってくれ」


「そしてまぁ、同級生の中に溶け込めるかどうかはちょっと怪しいですが、それだけスペックが高いと、周りに人が集まってくるわけですよ。可愛いアメリアちゃんとか気立てのいいアメリアちゃんとか頭のいいアメリアちゃんとか……幸薄そうなスピカとか」


「……」


 アメリアはスピカに何か恨みでもあるのだろうか。しかし、こいつ、饒舌になる時は碌なこと言わねえな。

 俺の抱いている思いを察していないわけでもなかろうに、アメリアは深刻そうな表情を崩さない。


「その中でいるんですよ、一人。一見優秀そうに見えて、常に人が周りにいて、頭が良くて、話してみるとけっこう楽しくて、言葉の端々から育ちの良さが見えて人懐っこくて、おまけに容姿が優れていて、まるで恋愛小説とかなんかに出てきそうな――」


「出てきそうな……?」


 その言葉だけ聞く限りは問題は特にないように見える。人に好かれるというのは一つの資質だ、聞き込みなどにも有用に働くだろう。

 恋愛小説とかあまり読んだ事ないが……。


 まだ状況が理解出来ていない俺に、アメリアが一息貯めて言い切った。



「出てきそうな――致命的な……『ドジっ子』……です」


 一体何を言ってるんだ……。



 その時の俺は呆れたようにアメリアを見る事しかできなかった。

 そして、その言葉がその単語以上の意味を持っている事を知った時には全てが終わっていたのだ。


 俺はそこから二つの重要な事を学んだ。

 まず、人を決める際には能力だけでは見ず、人間性に問題がないか、致命的な欠陥がないか確認しましょう。

 そして――ジョークセンスが壊滅的なアメリアちゃんで満足しない俺は罰を与えられても仕方ないくらいに贅沢である。



 ……もっと激しく止めてくれ、アメリア。

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