第二十六レポート:神の御意志を証明せよ

「死ねえええええええええええええええええええええええええッ!」


「あはははははははははははっ! 天が――僕を祝福しているッ!」


 幸いな事に、グレゴリオの部屋の下――教会の裏手には人一人いなかった。もしもこの光景を誰かに見られたら貴重な信徒が失われていた事だろう。


 飛び降りると同時に、重力をかけてメイスを叩きつける。

 グレゴリオは既に体勢を整えていた。グレゴリオの箱は武器と言うよりは盾だ。非常に高度の高いあらゆる攻撃に耐性を持つ――盾。


 地面は土。昨晩の雨でぬかるみ、柔らかくなった土に踏ん張りが効かず、受け止めたグレゴリオが滑る。

 反撃の間を与えずにグレゴリオに連続攻撃する。それを、慣れた動作でグレゴリオが防ぐ。

 一撃一撃に対して的確に行われる防御。ザルパンと戦った時とは異なる明確な技術。


 相手の表情に張り付いているのは愉悦の感情だ。その感情の意図は読めない。

 優勢なのは間違いなくこちらだ。身体能力も多分、こちらの方が少しだけ高い。


 打撃の合間に光の矢を放つ。メイスとは逆方向から放たれたそれはグレゴリオの首を貫いたが――グレゴリオには些かの痛痒も見られない。

 わかっていた事だが、吐き捨てるように咆哮する。


「くそっ、お前本当に人間だったのかッ!!」


「我が神に力を捧げる」


 言葉通じねえッ!


 メイスの一撃一撃に全力を込める。竜すら吹き飛ぶ重さのはずだが、グレゴリオはその全てを受けてみせた。

 力が拮抗しているのではない、受け流しているのだ。


 何故こいつが人間なのか。こいつに退魔術が通じないなんて、この世界は間違えている。

 こいつに力を与えるとは、やはり神などいないに違いない。


 攻撃を入れ続ける事数撃、グレゴリオの体勢が崩れる。泥で滑ったか!?

 絶好の隙を逃さず、トランクの側面を殴りつけた。


「ッ――」


 衝撃に、トランクがグレゴリオの手から離れる。大きく弾け、回転しながら吹き飛ぶと、数メートル遠くの地面に落下した。


 禁忌の箱はグレゴリオの主武器、それを信仰のルーツにするグレゴリオは他の武器を持たない。すかさずポジションを変え、落ちたトランクを背にグレゴリオに対面する。

 呼吸を整える。身を低くし、未だ獣の眼差しを向けるグレゴリオを見下ろす。


「降参しろ、グレゴリオ。既に勝負はあった」


「ふふふ……あはははははははは――超越者エクスデウス。僕の身は未だ健在にして、どうして勝敗が分かるでしょうか」


 グレゴリオが諸手を上げ、まるで跳ね上がるように飛びかかってくる。爪、歯、拳、足。なるほど、確かに健在だ。レベル83もあればその身体もまた凶器になりうる。

 といっても、レベルに差があるのならばともかく、素手で俺に致命傷を与えるのは難しいだろう。そもそも、武器ありでも俺の方が――強いのだ。


「これ以上は殺す事になる」


「それが神の御意志ならばッ!」


 話にならない。舌打ちする。


 一歩後退する。飛びかかってくるグレゴリオの横顔。

 メイスで真横からその頭を叩き潰す――と見せかけて、柄を回転させ、その腹を穿つ。

 グレゴリオがとっさに膝を入れ防御するが、柄には確かにダメージを与えた感覚が残った。骨は折れていないだろうが、打撲で十分だ。


 痛覚はあるのか、グレゴリオがステップを踏んで下がる。

 それを逃さず、踏み込んだ。グレゴリオが楽しそうに叫ぶ。


「あはははははっはははっ、アレス。貴方は――優しいッ! 破壊ではなく制圧しようなどとはッ!」


「やかましいッ! 頭を狙っていたら防御してただろ、お前ッ!」


 メイスを振り上げる。振り下ろすと見せかけて蹴りを放つ。

 踏み込みを深く、その足の甲を踏み砕く。右手のメイスを振り下ろすと同時に左拳を振りかぶり顎に当てる。グレゴリオにとって致命傷を受けることは敗北につながる。


 ブラフを交え攻撃を仕掛けるが、力が入り切らない。だが、グレゴリオも完全に防御しきれていない。


 打撲に疲労。跡の残らない程度のダメージを蓄積させる。

 疲労は、ダメージはその動きを確実に鈍らせる。退魔術エクソシズムに特化した異端殲滅官クルセイダー、グレゴリオ・レギンズの弱点をつく。


 グレゴリオの眼にははっきりと俺の身体にまとわり付く碧の光が見えるはずだ。持続回復魔法リジェネレートが掛っている俺の身体に――肉体疲労は殆ど溜まらない。


 グレゴリオが防御に専念する限り、一撃で戦闘不能にするのは無理だ。向こうも、致命傷だけはなんとしてでも避けようとするだろう。


「ふふ……はははははははッ――強いッ! アレス、貴方の信仰が――伝わってくるかのようですッ!」


 だが、俺はグレゴリオにとって――最悪の相手だ。

 己の得意とする退魔術の通じない耐久力の高い相手。レベルも高く、何よりもグレゴリオの事をよく知っている。


 左手で腰から短剣を抜く。激しい応酬の中、グレゴリオの視線が刹那の瞬間そちらに注目するのを確認する。


 さぁ、グレゴリオ。打撃と斬撃――お前はどちらを優先する?


 刃を下から顎目掛けて振り上げる。いい。死ななければいいのだ。傷は――直せる。出血させれば体力の消耗も大きくなる。

 斬撃はまずいと思ったのか、グレゴリオが大きく仰け反り刃をかわす。その代償に崩れる体勢、がら空きになったその胴体――わかりやすい隙に向けてメイスを大きく振り被る。



 そして俺は、グレゴリオを狙わずに身体を旋回させた。

 グレゴリオが瞠目する。メイスが背後から俺の後頭部目掛けて迫っていたトランクを弾き飛ばした。


 トランクが地面を数度バウンドし、数メートル先でようやく動きを止めた。


 ぞっとしない何かが背筋を駆け上がる。


 二度目。二度目だ。最初にグレゴリオに出会ったその時に見た。だから警戒していた。故に、反撃できた。

 近接戦闘に集中している最中、警戒していなかったら躱せなかっただろう。攻撃の瞬間こそ、人が最も無防備になる瞬間でもある。

 跳ねた泥が顔を汚す。それを拭うこともせずに、グレゴリオを睨みつけた。


「これは……なんだッ!?」


「素晴らしい……本当に素晴らしい――アレス・クラウン。貴方には序列一位となる理由がある」


 既に体勢を立て直していたグレゴリオが静かに、感嘆したように呟いた。低く、やや幼くも聞こえる声。少年の声。

 トランクがカタカタと動く。距離があるにも関わらず。


 魔術? 否、魔術には気配が付随する。グレゴリオは何もやっていない。

 風はない。トランクを動かす要素はない。


「僕の『友』を見抜いたのは初めてです」


「友……だと!?」


 グレゴリオの言葉に反応するかのように、

 数メートル高くの空を、円を描いて飛翔すると、弾丸のような勢いで頭上から襲来してくる。それを、メイスで打ち上げる。

 天高くに飛んだトランクは今度は地面に落ちる事なく、ブーメランのように旋回してグレゴリオの傍らで停止した。

 そのトランクをまるで慈しむかのようにグレゴリオの指先が撫でる。


 警戒し、一歩距離を取る。メイスを構える。


 正体が――分からない。

 魔術でもないし、レベルを上げる事により得られる権限にもそのようなものはない。


「それはなんだ!?」


「ふふふふふ、アレス。貴方は――見たことがないようですね」


 グレゴリオの指先がトランクの留め金にかかり、それを丁寧に外した。まるで服のボタンでも外すかのような所作で。

 トランクが開く。契約した魔術師が気絶しているためだろう、中から大分弱い光を纏ったガーネットが地面に零れ落ち、こそこそとした動きで離れていった。


 だが、それだけだ。中には――何もない。銀張りのトランクケース。


「紹介しましょう、アレス。僕の友――『パンドラ』を」


 グレゴリオが手を離す。トランクケースが再び宙を舞う。グレゴリオの周りを三度、凄いスピードで回ると、まるで威嚇するかのように俺に向かって何度もがたがたと開閉した。


 見た目だけならば魔物の一種、迷宮に存在する宝箱に擬態する魔物に非常に似ている。だが、目の前に浮かぶそれは決して魔物ではない。生命を感じない。ただの――トランクだ。

 警戒を一段上げる。魔術ではない動く物体。鬼面騎士に似ているが、グレゴリオはそんな高度な魔法を使えないだろうし、魔力もないだろう。


 グレゴリオの合図もなしに、パンドラが飛来してくる。聖剣すら受け止める、特殊合金の塊だ。勢い良くぶつかればただでは済まない。

 真正面から飛んでくるメイスで弾く。同時に、身を低く突撃チャージのような体勢でグレゴリオが接近してくるのが至近から見えた。


「アレス、これが――奇跡です」






§





 スピカは恐怖していた。

 グレゴリオ・レギンズの変化と、今の目の前にある破壊の跡に。


 スピカは恐怖していた。

 自分が何もできなかった事に。


 もう拘束は解けているはずなのに、床に座り込んだ状態から動けない。

 腰が抜けているのか、力が入らなかった。

 手足の震えが止まらない。思考が定まらない。魔物との戦いの経験はあっても、人同士の殺し合いを見るのは初めてだった。

 そう、殺し合いだ。スピカの眼にはグレゴリオの唐突な反応は全く理解の出来ないものであったし、藤堂達がそれに対して反応出来たのもまた理解の出来ないものだった。


 心臓が痛い。息が荒い。熱い呼気を吐き出す度に、スピカの身体から力が失われていくかのようだった。


 床についた手が砕けた木片を強く擦り、痛みにようやく我に帰る。


 室内には誰もいない。倒れ伏しピクリとも動かない藤堂達。

 何を考えているのかぼーっと隣に佇むグレシャに、一瞬怒りが沸くが、自分もまた何も出来ていない。


 いや、今回だけではない。大墳墓においても――スピカ自身は何一つパーティに貢献出来ていない。藤堂達やアレス達の全面的な協力に従い、ただ動いていただけだ。


 無意識に胸元に持っていった手が、天秤のペンダントに触れる。

 天秤十字はアズ・グリードの証。赤銅製のそれは碌な効果も持たないただのアクセサリーだ。


 だが、スピカの身体を僅かに動かす効果はあった。


「治療……しなきゃ……」


 這いずるようにして一番近くに倒れ伏すリミスに近づく。

 ぐったりと完全に意識のないリミスの身体を苦労してひっくり返す。リミスの身体はスピカとそれほど変わらない大きさであるにも関わらずとても重かった。

 力のなく、冷たい手の平を握る。教典は読んでいた。どのような訓練を受ければいいのかも教わっていた。

 しかし、スピカが実際に回復魔法を使った事は、使えた事は一度もない。


 記憶の中から情報を必死に探る。回復魔法は接触行使が基本だ。高位の回復魔法ならば触れただけで癒やしの力を全身に及ぼせるが、低位ならば傷口を触らねばならない。


「頭……? 肩?」


 リミスの身体を探る。心臓は動いているが、どこに回復魔法をかければいいのか、こういった場合どこに掛けるべきなのかわからない。

 血は出ていない。顔が青く鬱血しているる。意識はない。

 混乱のあまり頭がくらくらしてきたその時、ふとスピカの耳の中に聞き慣れた声が入ってきた。


「これまた……派手な……」


「アメリア……さん?」


 いつの間に部屋に入ってきたのか、室内を見渡していたアメリアがスピカの声に振り向く。

 言葉とは裏腹に、アメリアの表情には焦りがない。


「なんで……ここに……」


「私が治す手筈だったからです。手遅れになってしまえば、全てが水の泡になります」


 すたすたと、壁際に倒れ伏す藤堂の方に近づくと、慣れた動作でひっくり返した。

 脈を取り、瞳孔を確認すると、その手の平を藤堂の頭に軽く触れる。


 その手の平から発生した強く暖かい緑色の光。


「あの……アメリアさん……私は、どうすれば……」


「何もしなくて構いません」


「で、でも……」


 言い淀むスピカに、アメリアが視線を向けた。

 紺色の瞳がスピカに向けられる。失望しているわけではなく、卑下しているわけでもない。

 その感情の正体をスピカは知っていた。


 それは――『無関心』だ。


「シスタースピカ、貴女はまだ何も出来ないでしょう。せめて邪魔だけはしないで下さい」


「ッ!」


 あけすけな言葉に、ショックで一瞬息が詰まる。そんなスピカを気にする事なく、アメリアが全員に順番に処置を施していく。

 最後にスピカの方に近寄り、僅かに血の滲んだスピカの手を取った。


「あの……私より……アレスさんを……」


 自分の傷は深くない。直接殴られたわけでもない。

 それよりも、スピカの脳裏に浮かんだのは、窓から出ていったアレスとグレゴリオの事だ。

 スピカの言葉に、しかしアメリアがきっぱりといい切った。


「不要です」


「え……な、どうして、ですか?」


「こと彼が同じ僧侶プリーストを相手に――負けるわけがないからですよ」


 断言するそのアメリアの言葉には、信頼以上の何かが込められている。






§






 レベル83。レベルは上げれば上げる程にどんどん上がりづらくなってくる。そのレベルは、グレゴリオの積み重ねた戦闘の歴史そのものであり、レベル83ともなればその戦闘能力は高位の魔族に匹敵する。

 だが、グレゴリオは歴戦の異端殲滅官の中でも特に尖っていた。


 本来、レベルを上げても人間の身体能力は高位の魔族に劣る。故に、技巧や魔術を使ってそれをカバーしなくてはならない。

 僧侶の能力、神聖術の中で最も重要なのは――傷や疲労を癒やす回復魔法ヒールである。特に耐久力の高い魔族と戦うためにはそれが必須だ。


 俺はずっと不思議だった。如何に狂信的な信仰と退魔術を持っていたとして――どうして、基本的にソロで動くグレゴリオがこれまで長い年月を生き延び続ける事ができていたのか。

 何故、自らの傷を癒やす手段を持たないグレゴリオがまだ生きているのか。


「これが――その理由かッ!!!」


 背後から襲いかかってくるパンドラとやらをメイスで殴りつける。まるでメイスに噛み付くようにまとわりついてくるトランクを、構わずグレゴリオに振り下ろす。それを、グレゴリオは一歩下がり避けた。

 神経が摩耗する。相手が二人になったようなものだ。理屈は不明、少なくともそれは、奇跡などという陳腐な言葉で言い訳がたつ限度を超えていた。何か絡繰りがあるはずだった。


 人の視界は凡そ百二十度、どう立ち回っても死角ができる。それでも感覚を集中すれば背後からの攻撃にも対応出来るが、今度は前方が疎かになる。


 グレゴリオの足が地面を抉る。泥が飛散し、低めの蹴りが飛んでくる。

 その身体能力は脅威だが、所詮は手足だ。蹴りを膝で受ける。脚に広がった痺れが持続回復により一瞬で消える。


 ――やりづらい。


 グレゴリオの眼は未だ戦闘開始時と同様、爛々と輝いたままだ。

 握ったメイスが重い。パンドラが未だかたかたとそのメイスの頭に噛み付いている。ありえん。


 グレゴリオに、パンドラが噛み付いたままのメイスを振り下ろす。肩目掛けて振り下ろしたそれの軌道が強制的にずらされ、空振った。

 その隙に左から蹴りが飛んでくる。回避は無理だ、仕方なく腕で受ける。肉が、骨が軋む音がした。


 後退する。ダメージは大きくないが、致命的ではないが、先程まであった流れがグレゴリオにいっている。これはまずい。

 距離を取った途端にパンドラが離れ、がんがんと騒々しい笑い声をあげた。


 魔物ではない。悪魔でも、幽霊の類が道具に取り憑いているわけでもない。そもそも、仮にも僧侶であるグレゴリオがそんな道具を使う訳がない。


 グレゴリオの手元にパンドラが戻る。その取っ手を握り、少年が嗤う。


 確信した。これは――制圧を目的にすれば持久戦になる。予想外だ。


 息を整える。痺れの残る肩に回復魔法を行使し、即座に癒やす。


「得体の知れない術を……お前、本当に人間か?」


「ふふ……アレス。貴方にも出来ますよ」


 グレゴリオが手を離す。同時に弧を描き、パンドラが飛来する。自立式のハンマーを相手にしているような感覚。

 メイスを投げ出し、それを両手で受け止める。俺の腕を噛みちぎろうとするそれを力づくで押しとどめる。膂力だけならば俺の方が高い。

 数歩下がる。グレゴリオが迫ってくる。謎を解かねばならない。


 トランクの表面は上位悪魔から剥ぎ取ったもの。構成金属はオリハルコンとミスリル。悪魔の皮はともかくとして、武器それ自体は教会から与えられたものだ。


 グレゴリオの拳を、蹴りを、逃げようと藻掻くパンドラで受ける。金属を通り抜けた衝撃が腕を伝って身体を揺さぶる。

 中も外も、何ら不思議な点はない。トランクを調べるのを諦め、パンドラを振り回してグレゴリオを殴りつけると同時に手を離した。


 飛来するパンドラをグレゴリオが横に回避する。パンドラはグレゴリオの後ろを旋回し、再び俺をターゲットにする。

 顔面目掛けて飛んでくるそれに、拳を叩きつけた。


 パンドラが回転しながら宙に吹き飛ぶ。骨に罅でも入ったか、拳がじんじんと痛みを訴えてくる。

 回復魔法で回復しつつ、パンドラが戻ってこないうちに投げ出したメイスの方に走った。

 格闘戦は愚策だ。二対一である以上、必ず隙が出来る。


 グレゴリオがメイスの前に立ちふさがる。拳で弾き飛ばしたパンドラがこちらに落ちてくる。

 俺は覚悟を決めた。パンドラは受けられる。その威力は、速度は、グレゴリオが直接振るった程ではない。


 懐からナイフを取り出し、投擲する。グレゴリオの反応が突然のそれに一瞬遅れ、しかし回避される。

 そして、メイスまで後一歩と迫ったその瞬間――背中から凄まじい衝撃が俺の身体を通り抜けた 

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