第三レポート:克服のための布石について

 クレイオへの報告を終え、ため息をつく。


 藤堂の現状について、致命的な欠陥を聞いたクレイオはしかし、予想以上にあっさりとした反応を返した。

 権謀術数渦巻く教会上層部で生き残ってきた男だ。感情を外に出さないなど朝飯前だろうが、そこまで反応が薄いと現場としては少し心配になってしまう。


 もしかしたら、奴にとって藤堂の優先度は本当に高くないのかもしれない。

 聖勇者の召喚はここしばらく実施されておらず、本当に久しぶりだと聞いている。藤堂はテストケースなんじゃないだろうな……?


 以前も……藤堂に代わりはいると言っていたはずだ。教義で虚偽は禁止されている、嘘ではあるまい。近いうちに弱点を克服し希望の少しも見せないと、本格的に見捨てられるかもしれない。


 明るい水色の丈の長い法衣に着替えたアメリアが聞く。


「聖穢卿はなんと?」


「……こちらに任せる、だそうだ」


 黒の手袋を嵌め、前回ヴェールの森で紛失し、新たに買い直した仮面を懐に潜ませる。

 大墳墓は森と異なり、食料品の類を内部で取得できない。嵩張らず高栄養価の携帯食料を揃え、水は魔導具で何とか補うとしても大荷物になる。


 ザルパン戦で失われたナイフもまだ補充できていない。教会には申請しているが、ミスリルは貴重品だ。優先してもらえるとはいえ、補充にはもう少しかかるだろう。


 手入れを終え、鈍く輝くメイスを握る。毎晩込めている祝福は、下位のアンデッドならば触れるだけで浄化できる程に強力だ。


「藤堂たちはどうだ?」


 俺の問いに、アメリアが軽く瞼を閉じた。唇が僅かに動き呪文を紡ぐ。

 藤堂たちは宿屋ではなく、教会に滞在している。いや、俺が滞在させてくれるように頼んだのだ。魔族が現れたとしても、教会ならば多少は安全だから。


 距離はそこそこあるが、アメリアの探知の腕は相当高いらしく、数秒で眼を開けた。濃紺の虹彩がさまようように宙を見つめている。


「まだ教会の外に出ていないみたいです」


「目は覚めたか?」


「はい……動いてはいますね――」


 そこで、アメリアが不自然に口を噤む。

 僅かに眉を寄せ、じっとその場で停止する。


 また何か起こったのか……? 今度はなんだ?


 ただ黙って次の言葉を待つ俺に、不本意そうにアメリアが視線を向けた。

 まるで気の毒なものでも見るような表情。


 もういいよ。何が来ても驚かないよ。いいからさっさと言えよ。


「……藤堂さんですが」


「ああ」


 そこで珍しい事に、アメリアが口ごもる。視線で続きを促すと、しぶしぶといったように続ける。


「その……ここを諦めて……ゴーレム・バレーに向かう事を検討しているようです」


「……は?」


 欠片も想定していなかった答えに思わずアメリアを二度見する。


 ゴーレム・バレーに向かう? 何故だ? いや、確かに純粋にレベルアップの速度で言うのならばそちらの方がよほど速いんだが……。

 お前は一体何のためにここに来たんだよ。


 いつもの藤堂ならば、目を覚ましてすぐさまもう一度墳墓に挑むくらいに勇猛……無謀だったはずだ。それが、目的地を……変える?


「……理由は?」


 まだ大墳墓に挑む前ならばまだ許容出来た事実である。だが、奴がアンデッドを恐れている事が発覚した今、ここから逃がすわけにはいかない。アンデッドが生息するのは何も大墳墓だけではないのだから、なんとしてでもここで克服してもらう必要がある。魔王クラノスの配下の大部分はアンデッドや悪魔などの神敵だ。克服せずして魔王は倒せないだろう。

 ユーティス大墳墓よりも弱いアンデッドが生息する場所は勿論存在するが、ここから遠く数も少ない。時間がない事を考えると、移動するという手はない。


「何故今更になって心変わりした?」


「それは……怖いからでは?」


 怖い? 怖いから心変わりした……?

 わからない。俺には全くその気持ちがわからない。怖いのならば、苦手なのならば、すぐさま克服するべきだ。

 そもそも相手は強くないのだから、心持ちさえ何とかすればあっさりとクリアできるだろう。


 舌打ちをして、はっきり口に出して言う。


「奴は勇者だ」


「ですが、人間です」


 アメリアがため息をついた。


 今までの無駄な勇猛さはどこに行った、藤堂直継!


 これまで見た藤堂は、良かれ悪かれ一種超越的な何かを持っていた。少なくとも、普通の人間ではなかったはずなのに、ここに至ってどうして人間を主張し始めるのか。


 どうする? 無理やり教会からの命令で大墳墓に向かわせるか?


 駄目だ……教義上聖勇者は教会の上位に存在する。命令する事は出来ない。奴は、聖勇者は神の使徒なのだ。少なくとも今この時点では。


 そもそも、意志なくして再び挑んだ所で……何の足しにもなるまい。


「噛み合わないな……くそっ」


 椅子に身体を預け、頭を押さえる。藤堂が大墳墓に向かわなければ、さっきアメリアの言った対処療法も使えない。


 今まで教会の命令で、数多くの異端を殲滅してきた。格上と戦ったこともあるし、罠に嵌められた事もある。だが、ここまで噛み合わなかった事はちょっと記憶にない。影から行動を誘導したことだって初めてではないが、藤堂は別格だ。


「諦めさせるわけにはいかない。これは、後回しにすれば後回しにする程面倒になるタイプの問題だ」


 墳墓じゃなくたってアンデッドは出る。そもそも、墳墓のアンデッドは墳墓に立ち込めた瘴気が思念を得て実体化したものが殆どであり、死体が動いているわけではないが、実際に人間や動物の死体がアンデッドになるパターンもあるのだ。


 どんなに慎重に立ちまわっても、この世界で戦っていくのならば絶対に一度は対面する、そういう類の魔物である。


 アリアはまぁ、正直途中で才能不足でドロップアウトすると思っているので割りとどうでもいいのだが、藤堂が今のままでは非常に困る。リスクが高すぎてこのままいくパターンを想定する気にすらならない。


 掛け時計がかちかちと静かな音を立てて時を刻んでいる。時間はない。既に夕方なのですぐにここを出ることはないだろうが、下手したら明日の朝逃げ出してしまう可能性すらある。


 自分の意志でもう一度墳墓に挑ませる方法……か。


「何が怖いのかわからないからな……」


 勇気があるから勇者なのではないのだろうか。英雄召喚の術式はもっと対象を選んだ方がいいと思う。女好きくらいなら魔王討伐に大きな支障が出る可能性は低いだろうが、これは直で支障がでるのだ。尤も、今更文句を言っても詮無い話。


 グレシャに「ユーティス大墳墓に入る!」と連呼させてもきっと通じないだろう。結局、ゴーレム・バレー連呼も意味がなかったわけで……。


「藤堂は正義だ。扱いづらいことこの上ないが、少なくともそうあろうとしている」


 この際、傭兵を斬り捨てかけた事は捨て置く。女好きで初日からリミスたちの寝室に潜り込んだ事も捨て置く。


 魔王討伐の依頼を受けた際も特に文句を言うことなくそれを快諾したと聞いている。グレイシャル・プラントの討伐を頼まれた時も即座に受けようとしていたし、ザルパンとの戦いでも逃げようとせず、俺の武器をこちらに投げてくれた。思い出せば出す程ことごとく行動が面倒臭くて腹が立ってくるが、奴は身の程知らずではあっても邪悪ではない。


 性格を考慮して考えると、奴を墳墓に再度挑ませるのは簡単だ。


 そうだな――


「――子供がユーティス大墳墓に入って行方不明になった」


 このシナリオなら、藤堂は恐怖を我慢してでもユーティス大墳墓に挑もうとするだろう。


 冷静に考えて、そこそこ近いとは言え、大墳墓の恐ろしさについては痛い程聞かされている『ピュリフこの村』の子供が一人でそこに入ったりするわけがないのだが、そこまで深く考えたりはしないだろう。

 それで助けに向かわなかったら……その時はまた別の策を打つしかないが……。


 アメリアが眉一つ動かさずに尋ねてくる。


「子供を攫って墳墓に連れて行くんですか?」


「……お前は俺を何だと思っているんだ。ただのシナリオだよ」


 それ、秩序神の信徒のやる事じゃないから。


 アメリアの眼に俺はどういう存在に映っているのか、少し問いただしたくなったが、どんな答えが返ってくるのかわからないのでやめておいた。


 必要なのは実体ではない。藤堂を動かせればそれでいい。……いや、実際に子供がいないと藤堂は子供が見つかるまで外に出ようとしないかもしれないな。

 教会にも子供の一人や二人いるだろう。手伝ってもらうか。


「それなら、私にいい方法があります」


 アメリアが声を上げる。

 良かれ悪かれ、自ら意見を言ってくれるのは非常に助かる。……ちょっと不安だが、協力的なのは好ましい事だ。


「それは?」


「……今度また飲みに付き合ってください」


「やだよ。さっさと言ってみろ」


 お前、この間酔わないとか言ってべろんべろんに酔っ払っていただろ。

 アメリアはやや傷ついたような表情をしたが、すぐに気を取り直したように答えた。


「予想外の状況で報告が遅れましたが、実は藤堂さんたちのパーティに入れられそうな女僧侶シスターを見つけました」


「……」


 二、三度瞬きをして、アメリアの顔を見る。自慢気でも何でもない、すました顔。


 女僧侶を見つけただと? クレイオは派遣しないと言っていたはずだ。となると、アメリアが説得したのだろうか? 説得出来たのだろうか?

 念のため、確認にだけは行ってもらったが、ダメ元だった。男一人女三人(グレシャ入れて)の藤堂パーティに入ろうとする女僧侶なんて普通はいない。アメリアが俺からの要請を……断ったように。


「嘘じゃないな?」


「アズ・グリードの信徒は嘘をつきません」


「……今度、飲みに付き合ってやる」


 久しぶりにいい知らせだ。藤堂の弱点発覚と相殺できるだろうか?

 もしもアメリアの見つけたという僧侶が優秀だったのならば、少しは状況を改善する事ができるだろう。


「僧侶を餌に誘き寄せましょう。さすがに、そこまで条件が揃っていればゴミクズの藤堂さんたちも来るはずです」


「……お前さ、藤堂の事嫌いなの?」


「いえ……別に……?」


 不思議そうな表情でアメリアが首を傾げてみせた。




§ § §




「それはなんだ」


「シスターです」


 アメリアの連れてきたのは、清潔ではあるが使い込まれたヨレヨレの服を身につけた女の子だった。

 ルークスは多人種からなる国であり、くすんだ灰色の髪と眼はこの当たりでよく見る特徴である。最低限の食事しか取っていないのか、手足は折れそうな程細く、頬も僅かにくぼんでいる。年齢は十二、三だろうか。


 しかし何より、耳にはプリーストの証であるイヤリングがなく、左手薬指にも証である白の指環がない。どう見ても僧侶じゃない。


 がちがちに緊張しながらこちらに窺うような視線を向けてくるその女の子から視線を外し、アメリアを問いただす。


「どう見てもシスターじゃないんだが?」


 百人が見て百人、シスターじゃないと答えるだろう。というか、僧侶的な要素がない。

 詰問されても何ら表情を変える事なく、アメリアが答える。


「正確に言うと……これからシスターにします」


「……どこから連れてきた?」


 違う。わかる。

 観察するような、表情を窺うような媚びた視線。古い記憶が蘇り、顔を顰める。


 孤児だ。


 魔王が現れ、それに伴い魔物が活性化してから随分と増えた。そういった子供たちは教会や、国が運営する孤児院で引き取られる事になる。


 アメリアが少女に視線を向けると頭を一度撫で、言った。


「教会です。教会が世話をしている身寄りのない孤児から一番顔のいい女の子を連れて来ました。許可は取っています」


 ……驚くべきことに、才能が評価項目に入っていない。


「魔王討伐だぞ?」


「このまま野垂れ死ぬよりマシです。それに、既にいるシスターを見つけるよりもよほど楽です。信仰は命の危機にあったその瞬間にこそ……磨かれますから」


 アメリアの言うことは間違えてはいない。神聖術は魔術と比べて、基本的に血筋や才能よりも経験と知識がモノを言う。命の危機でこそ信仰が深まるのもよく聞く話だ。だが、同時に一朝一夕で身につく類のものでもない。藤堂はそういう意味で特別だった。


 うんざりしながら、アメリアが攫ってきた少女の方に視線を向ける。俺の視線を受け、顔を引きつらせ肩を震わせた。


 ……これをどうしろって?


「気が進まないな。十中八九途中で死ぬぞ」


 十中八九ではない。九割九分九厘確実に途中で負ける事になるだろう。

 魔王に立ち向かった傭兵たちの殆どは逃げ帰る事すら出来なかったのだ。


「成功すれば英雄です。多少のリスクはやむを得ないでしょう」


「神聖術の使えない子供を僧侶として藤堂のパーティに入れるつもりか?」


「才能のある見習いという事にしましょう。いないよりはマシなはずですし、藤堂さんならば入れようとするはずです」


 俺の問いは事前に想定していたのだろう。すらすらと返答が返ってくるが、全体的に人の道に反している。


 確かに藤堂ならば入れようとするかもしれない。

 孤児なので見栄えこそ良くないし、やせ細っているがしかしそれでもそれでも見た目は整っている。肉がつけばさぞ可愛らしくなるだろう。いや、肉を付けなくても見栄えを整えれば藤堂の基準点は満たせそうだ。そもそも、顔のいいのを選んだらしいし。


「藤堂さんたちのレベルはまだ高くありません。今ならばまだ追いつけます」


「レベルの高低と神聖術の強さはあまり関係ない。神聖術の強さに大きく影響するのは信仰と加護だ」


 全く影響がないわけではない。

 だが、レベルの低い僧侶の神聖術の方がレベルの高い僧侶の神聖術よりも強いなんてパターンもざらに存在する。アズ・グリードより加護を受けた藤堂の神聖術は、それよりもレベルの高い僧侶の神聖術よりも強力に作用していたし、何より俺が……その手の僧侶プリーストだったからわかるのだ。


 アメリアが意外そうな声を出す。


「効率を考えるアレスさんが気が進まないなんて珍しいですね」


「お前は俺を何だと思っているんだ」


 俺にも基準くらいある。効率以外の事だって考えているし、その基準によるとアメリアの策は……なしだ。


「……なら、教会に返しますか?」


「そうだな」


 返して来い。


 そう答えようとした瞬間、張本人が顔を上げた。灰色の艶のない髪に、しかし瞳だけが光っていた。萎縮したようなか細い声をあげる。


「あ、あの……」


「……何だ」


 ゴクリと喉が僅かに動く。俺の声を受け、頬を強張らせる。今にも泣きそうな表情。

 別に、睨みつけているつもりもないんだが……。視線を外してやると、俯いて、言った。


「頑張り……ます」


「冗談ではなく、死ぬぞ」


「頑張ります」


 まるでオウムのように同じ言葉が繰り返し出てくる。なるほど、同意は取れてるようだが、一体アメリアはどんな説得をしたのか。

 教会や孤児院で世話を受けるというのはは決して悪い事ではない。予算が足りず全体的に貧しい生活を送る事が多いし、他者から見下される事も少なくないが、命は助かる。戸籍もあるし、今は貧しくとも成長して運が良ければ人並み以上の生活を送れる事になる。高レベルで才能と経験のある傭兵すら死んでいった魔王討伐の旅に出るのとどちらが幸せかは知らない。


「アメリア、お前、どういう説得をしたんだ?」


「危険な旅だけど、努力すれば今よりもいい生活を送れるよ、と」


 いや、確かに間違えてはいないが……。


 危険な旅。危険な旅だ。

 こちらも最善は尽くすつもりだが、藤堂のパーティはかなり危険である。魔族からも狙われている。志半ばで倒れる可能性は決して低くない。

 何よりも、この子には大義がない。リミスとアリアは王国の重鎮の娘だし、藤堂は言わずもがな。何も好んで命を捨てる事も無かろう。


 といっても、何もしないよりは僅かな希望にすがった方がいいのも確かである。何より、孤児ならばもしも途中で死んだ所で……こちらは痛くも痒くもない。

 もしも成長すればよし、成長しなかった所で、途中で新たなメンバーを見つけることができれば交代させる事もできる。


 人道を取るか挑戦してみるべきか。名前もまだ知らないこの子がもし嫌だと言うのならば、人道を取るべきである。だが、見たところ別に嫌なわけでもなさそうだ。現実が見えていないとも言える。


 迷っていると、アメリアが提案してきた。


「とりあえず、僧侶として藤堂さんたちのパーティに入れるかどうかは置いておいて、攫われる役をやってもらうのはどうでしょう? どちらにせよ、餌は必要ですし、実際に戦場を体験してから彼女自身に決めてもらうのがよろしいかと」


 餌という言い方は悪いが、その通りだ。どのみち、誰かに頼むつもりだった。アメリアの連れてきたこの娘でも支障はないし、何よりも時間がない。藤堂たちが逃げ出す前に仕掛けなくてはならない。


 まるで俺の答えを待つかのように、少女がこちらを見ていた。反対する様子はない。

 試すだけ試してみるか……高額ではないが、謝礼も払えるし、墳墓に現れるアンデッドのレベルならばフォローも十分にできる。


「名前は?」


「あ……は、はい。ス、スピカ……です」


 スピカ、か。短い付き合いになるだろうが、

 まだおどおどとした目つきでこちらを見上げてくるスピカに、アメリアが余計なフォローを入れる。


「大丈夫です、スピカ。アレスさんは人殺しのような目つきをしていますが間違いなく聖職者なので、取って食ったりはしません……多分」


 ……フォローしようとしているのか、それとも馬鹿にしているのか。

 そんな台詞で様子が変わるわけもなく、スピカはおどおどしたままだった。


「さぁ、さっさと藤堂に仕掛けるぞ」


「はい」


「スピカの教育はアメリアに任せる。プリーストとして入れるのであれば、一つか二つ、神聖術ホーリー・プレイを仕込んでおけ」


「わかりました」


 何故か湧いてくる不安を押し込め、一度咳払いした。唇を舐める。


 さぁ、藤堂……楽しい修行の時間の始まりだ。

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