第十四レポート:その敵は魔だけにあらず

 かつてこれほどまでに高難易度の依頼はなかったのではないだろうか。

 ただ魔王を討伐するだけでも英雄的な所業だというのに、それを影から支えて達成しなくてはならないという難事業。


 教会側の考えもわからないでもないが、本音を言わせてもらうと――馬鹿げてる。


 どの英雄譚の中でも、英雄は度々常人では耐え難き苦難に見まわれ、しかし乗り越え、その栄光を世に知らしめていく。

 もしかしたら、それら英雄譚の中にも、名すら広まらない影からこそこそ正義をサポートしていた者がいたのかもしれない。


 枢機卿の言葉を思い出すと、自然と舌打ちが出た。

 見えないのに、どんな表情をして出した言葉なのか予想がつく。

 きっと、唇を歪めたようなにやけた笑みで出したに違いない。あの男はそういう男だった。


「……チッ。あの野郎……何が程々に、だ」


 ビジネスだ、とクレイオは言った。だが同時に、程々にやれ、とも言われている。

 そのビジネスの重要度は彼自身の中では――高くないのだろう。勝てばよし。負けても他に打てる手はある、そういうレベルのビジネス。


 神の使徒。

 どこまで本気なのかは知らんが、俺は俺の出来る事をやるだけだ。


 魔王討伐の成否は、藤堂直継がどれだけ運命を引き寄せられるかにかかっている。

 直情的にして正義感。馬鹿ではなく才能もあるが、融通の利かない聖勇者ホーリー・ブレイブ


 恨みがないといえば嘘になるが、それはもういい。

 人は変わる。教義でもそう説かれている。


 汝、他者の過ちを許せ。

 許せ? 違う。これが俺のビジネスだ。

 あの放っておけば簡単に死にかねない、俺から言わせてもらえれば『愚か』な勇者を本物の勇者にするというビジネス。


 たかが人の身で運命でも操れるかのような錯覚でも抱いているか? 否。運命など存在しない。

 伝説にならずに打ち崩れるそれを本物の伝説に作り直す。放っておけば勝手に辿るであろう聖勇者が神に課された運命を変える。人によっては神への叛意だとみなされるかもしれない。


 俺は何故、聖勇者のパーティに自分が選ばれたのか、改めて理解していた。


 始まりの記憶。

 プリーストになる直前、神の描かれた聖なる札を躊躇わずに踏み躙ったその時の思い出を俺は、忘れた事がない。







§§§







 プリーストは正式に一人前になると、教会からその証と武具を賜われる。

 聖職者は教義によって他者を殺傷する刃物を持ち歩くことを許されない。賜われる武具は昆の一種――俗に呼ばれるメイスと呼称されるものだ。

 俺達、プリーストはその賜われたメイスに自ら祝福をかけ、それを神の武器に強化していく。祝福を掛けられた武具は闇を払う力があり、その強さは術者の信仰の強さに比例する。


 プリーストは殺害を好まない。祝福を受けたそのメイスも祈祷のための祭具の意味が強く、打撲武器としても扱うがその時もどちらかと言うと制圧や護身の方に重きを置く。


 アズ・グリード神聖教の聖職者にとって、メイスは己の信仰の具現であり、誇りそのものだ。

 故に俺は、それで数々の闇に傅くものを葬り去ってきた。他のプリーストではなかなか見られない長い棘の生えた柄頭は、他のプリーストとは異なる『異端を葬り去る』という俺の信仰の証でもある。


 いざという時は、サポートという本懐を捨ててそれで敵を撲殺する予定だったが、パーティの外からではもうそれも出来ない。


 まずは勇者の動向を知る必要があった。


 藤堂直継はこの世界の常識をあまり良く知らない。追い出すほどに嫌っていた俺の忠告をどこまで聞き入れるかもわからない。

 リーダーの無知を正すのはパーティメンバーの仕事だが、リミスとアリアもお嬢様だ。本来、魔物狩りなんぞを生業にする必要もないお嬢様。その感覚は世間一般とは異なる。

 湯水の如く金を持ち、武器防具が足りなければ努力なくそれを与えられ、必要とあらば優秀なメンバーをさえ斡旋される。恐らく彼女達がいた世界はそういう世界で、これから出る世界はそういう世界ではない。


 敵は決して魔物だけではない。それをきっと、藤堂達は思う存分知る事だろう。


 宿を出て向かった先は、傭兵たちの斡旋所だ。

 魔物狩りを生業とするものは仲間を探す時、第一にそこを訪れる。


 レベル、職、目的。

 数多の傭兵たちが富や栄光、力を求めそこに集い、志を同じくする仲間を探している。

 既にパーティを組んで活動している傭兵たちもまた、商売仲間たちからの情報を求め、度々そこを訪れる事になる。

 その歴史は非常に古く、英雄たちの物語がその斡旋所――通称、テュラー入り口から始まるのは誰しもが知る所だろう。


 ヴェール村には斡旋所が多数存在するが、藤堂が求めるプリーストが高レベルのプリーストだとしたら、向かう先は想像がついていた。もし仮に藤堂達がその知識を持っていなかったとしても、宿の者に聞けば確実にそこを教えられるはずだ。


 向かう前に、一般人向けの服屋で厚手の茶色のフード付きコートを購入し、法衣の上から着こむ。藤堂に放逐された今、顔を見られるのはいい影響を与えないだろう。


 フードを被って道を急いでいると、途中で露天で並んでいた仮面が目についた。顔全体を隠す、白の仮面だ。笑っているかのような三日月に開けられた眼と口の穴。

 被れば表情を隠すこともできるが、目元だけならば兎も角、顔全体を隠す仮面はあまりにも怪しく、目立つ。顔に傷がある者だって被らないし、顔が割れた犯罪者だって被らないだろう。目元だけならば兎も角、顔全体ではアクセサリーとしても認められない。

 それをつけた自分の姿を想像する。

 どう考えても変質者だが、今更な話。逆にあれを被って何か話せば、印象には残るだろう。俺ならば間違いなく残る。それがいい印象かどうかはまた別の話だが。


 一瞬、俺の中のプライドが挫けそうになったが、買ったからといって使わなくてもいいのだ。

 

 小銭を出し、仮面を指指して購入の意思を伝えると、何でプリーストがこんな物を、と言わんばかりの怪訝な眼で見られた。まさか売る側も、プリーストが買うとは思わなかったのだろう。放っておけ。


 歩くこと十数分、辿り着いたのは十日前にグレイシャル・プラントを倒してくれるハンターを探して訪れた斡旋所だ。

 買ったばかりの仮面を被るか迷ったが、結局被るのをやめた。勇者と遭遇する可能性は高くない。ちょっと覗いて勇者がいたらその時は――フードを深く被って身を潜める事にしよう。


 一人の傭兵が入っていく、その後ろについてこっそりと扉を潜る。

 日が完全に上っている事もあり、斡旋所テュラーの中で屯するハンターの数は前回来た時程多くない。尤も、前回はグレイシャル・プラントの影響もあったので特別、待機しているハンターが多かっただけかもしれないが。


 どこかテーブルを囲むハンター達の空気は前回よりも沸き立っていた。


 周囲をそっと観察するが、勇者の姿はない。受付のカウンターにも、併設されている酒場のような待機所にも。藤堂の華奢な容姿は屈強な傭兵たちの中では特別に目立つ。ましてや、連れ立っているアリアとリミスの美貌はそれ以上だろう。


 テーブルを囲み、待機している傭兵たちの中に、グレイシャル・プラントの討伐を依頼したトマス・グレゴリーの姿を見つけた。


 まだこの地にいたのか……もうとっくに適正レベルは超えているだろうに。

 前回のグレイシャル・プラントの金がまだ残っているのだろう。そのテーブルに乗った酒と料理は他の傭兵グループより二段階程豪華なものだ。


 フードを深く被り、何やら粗雑な笑い声を上げているトマス達一行の元に近づく。


「トマス」


「あ? 何だぁ?」


 いきなりの乱入者に、卓を囲んでいたメンバーの視線が集中する。その中で、ゆっくりとフードを少し上げた。

 トマスが目を丸くし、破顔する。笑い声と共に唾が飛んできて、顔を顰める。


「がははははは、なんでい、アレスじゃねーか。その格好はファッションか?」


「ああ。好きでやってるんだ、気にしないでくれ。そっちは調子が良さそうだな」


 リーダーのトマス・グレゴリー。メンバーのグスタフ、ダミアン、エリック、マリナ。

 それぞれ、どこかしらの装備が以前会った時から一新されている。

 料理のグレード然り、酒のグレード然り、氷樹小竜の死骸は随分と高く売れたようだ。


 相変わらず、リミスの倍程の体躯を持つ巨漢女――マリナがにやりと残虐な笑みを浮かべる。


「もう、あたいらも亜竜とは言え、竜殺しだからねえ。武器も新しくしちまった。前まで愛用してた戦斧は英雄の持つような武器じゃねえ」


 あんたの面は英雄の面じゃねえ。赤ん坊が見たら泣いちまう。


 その言葉を飲み込み、マリナの側の武器にちらりと視線を向ける。


 マリナの傍らに置かれていたのは前回まで持っていた無骨で巨大な斧ではない。スマートな装飾のなされた白銀色に磨かれた長柄武器。先端につけられたのは黒色の斧頭と刺突用のピック斧槍ハルバードと呼ばれる武器だ。僧侶プリーストにより加護が付与されているのだろう。その刃に灯る輝きは闇を払う武器特有のものだった。


 自慢気な表情でマリナが続ける。


「くっくっく、金槌工房の新作だよ。思い切って買っちまった、おかげで竜殺しの報酬が吹っ飛んで財布が元の通り、すっからかんさ。と言っても、惜しくはねえ。竜殺しの名を頼る依頼者なんぞごろごろいる。すぐにまた貯まるだろう。アレス、あんたは幸運の使者だよ」


「そうか」


 それは良かった。

 俺が幸運の使者……ならば、その幸運の使者とやらにも少しは幸運が訪れてもいい気がするが、案外人生なんてそういうもんなのかもしれない。


「世辞はいらん。あれはビジネスだった」


「相変わらずだな。そんで、アレス。俺達に何か用か? 報酬ならもう全部使い切っちまったぞ?」


 トマスが髭で覆われた顎をこすり、その赤く濁った虹彩で俺を見上げる。


「今更たかろうとなんて思っていない。金に困ってるわけでもない」


「ハイ・プリースト様は言うことが違うねえ……なら、どういう理由で? また何か依頼かい? いや……あんたにもパーティメンバーがいるようじゃないか?」


 そういえば一度道ですれ違ったか。

 俺は眉を潜め、深いため息をついた。


「いや……残念ながらパーティは首になった」


「……は?」


 マリナが愕然と眼を見開き、じろじろと俺の顔を舐め回すように見る。

 よほど意外だったのか、黙ったまま盃を傾けていたダミアンも、居心地が悪そうに俺の話を聞いていたエリックもぽかんと口を開けて俺の話を聞いている。


 数秒の沈黙。

 俺の表情からその言葉が真実だと読み取ったのか、トマスが呆れたように首を捻った。


「おいおい……何でハイ・プリーストがパーティを首になんだよ。アレス、あんた一体何したんだ?」


「言いたくないな」


 育つのに非常に時間がかかるプリーストを首にするパーティはまず存在しない。

 更にレベルの高いプリーストが仲間に入ることになった、なんて事があるのならばまぁ、ありえない事もないが、大抵の場合は長年連れ添ったメンバーの方が優先される。


 トマスが面白そうに鼻から息を吐く。


「するってえとなんだ? 俺のパーティに入れて欲しい、とか?」


「!? トマスさん!?」


 トマスのパーティの僧侶プリーストであるエリックがびくりと震え、立ち上がる。その右耳には、中位の僧侶の証である十字と三つの星をあしらったイヤリングが揺れている。レベルは30ちょい前くらいだろうか。トマスのパーティの平均からは一回り低いが、基本的な祈祷は使えるだろう。


 心配いらん、エリック。中位のプリーストならば仮にパーティを首になったとしてもいくらでも働き口がある。


 俺はにやりと笑みを作り、トマスを見下ろした。


「トマス、あんたのパーティの平均レベルが後30上がったら考えてやるよ」


 俺のメインフィールドはずっと先だ。平均レベル40程度じゃ話にならない。

 偉そうな俺の言葉に、トマスが呆れたよう分厚い唇を曲げた。


「後30……? んなパーティ、こんな所にいねーよ。やれやれ、これだからハイ・プリースト様は……」


「あんた見てると、うちのエリックが如何に真面目な僧侶だかわかってくるね」


「……そんな事、ないですよ……」


 マリナの言葉に、エリックが気弱そうな眼を細め、しかし満更でもなさそうに頬を掻いた。


「あ、そういやプリーストっていえば――」


 急にトマスがにやりと悪戯でも思いついたような笑みを浮かべる。


「さっきおもしれえ連中がきたぜ?」


 トマスの言葉が他のテーブルにも聞こえたのか、別の席に座っていた連中が歓声を上げて笑う。酒に溺れた赤ら顔。機嫌がいいのはアルコールだけが理由ではなかったか。前回より沸いているように見えたのは気のせいではなかったか。


 どうやら、俺の勘も捨てたもんじゃなさそうだ。


「……面白い連中?」


「ああ。高レベルのプリースト様を仲間に入れたいって連中よ。綺麗どころ二人引き連れた優男だ。朝から笑わせて貰ったわ」


 間違いない。藤堂達だ。

 俺の忠告はなんとか聞き届けられたらしい。


 マリナが思い出し笑いでもしたのか、げらげらと下品な声をあげる。それに釣られたように、ダミアンもグスタフも、エリックまでも笑いをこらえている。


「ああ。くっくっく……あんたももうちょい早く来てりゃ会えたのにねえ……あれはここしばらくで一番の笑いだった」


「それは……残念だ」


 俺の言葉に、トマスがにやりと笑い、まるで冗談のオチでも話すかのような口調で言った。


「何が面白いって、そいつ、女のプリーストが欲しいとか抜かしやがったんだよ。信じられねえ男だ。常識はずれにも程があらあ!」


「そうか」


 それはそれは、藤堂も流石にこの連中の反応は堪えた事だろう。


 奴は知っていたのだろうか。女のプリーストのハンターは殆どいないという事を。そして、そのプリーストが男のいるパーティに入ったりしないという事を。


「笑えるだろ? アレス! くっくっく、男としちゃあ気持ちはわからんでもねえが、処女じゃねえと碌な奇跡も使えねえ女のプリーストが事もあろうに、女限定とか、あからさまな条件つけてるパーティに入るわけがねえ! そうだろ?」


「……そうだな」


 女の僧侶と魔導師の性能はその処女性に左右される。

 魔導師ならば威力がやや下がる程度だが、女の僧侶プリーストは基本的に、一度でも淫行を行うとその奇跡の大部分を失う事になる。貯めこんだ神力はなくならないが、神聖術がまともに発動しなくなるのだ。


 その『行為』は、教義に反している。


 僧侶俺達の殆どは神に操を立てている。

 聖職者は男女問わずよく左手の薬指に白の指輪を嵌めているが、それこそが『神の花嫁』である証。誓いを立てる事により、プリーストは強大な奇跡を賜り、それを反故にした瞬間にその奇跡を失うのである。


 だから、魔物狩りを営むプリーストに女は殆どいない。


 常日頃から戦場に立ち、死と接しているハンターの性欲はすこぶる強い。そのパーティに女のプリーストをぶち込むのは双方のためにならない。

 急にプリーストが神聖術ホーリー・プレイを使えなくなればパーティの崩壊に繋がるし、本人だって、奇跡を行使できなくなればプリーストは廃業するしかなくなる。ヤラなければいいだけなのだが、感情はしばしば理性を上回る。あえてリスクを背負う必要もない。


 故に、女のプリーストの大部分は市井に降らず、教会に務める事になる。藤堂が城でレベルアップしてくれたというシスターもその一員だろう。


 今まで笑っていたトマスが、そこでふと笑みを止めた。歪められた瞳に映ったのは愉悦ではなく、不快の感情。


「大体よお、レベル上げの手伝いもしねえで高レベルのプリーストを欲しいっていうその根性が気に食わねえなぁ。俺達だってエリックのレベル上げのためにまだここに留まってるってのに」


「……すいません」


 身体を縮めるエリックに、マリナがばんばんと背中を叩く。


「なぁに、構わないさね。あんたがいなくなったらこのパーティは崩壊しちまう。今更、他のプリーストを引っ張ってくる事なんて出来やしねえ。最近は物騒だからねえ」


「げ、げほっ……マ、マリナさん……痛いです」


「あ、悪い悪い。くっくっく。でもあんたはもうちょい身体を鍛えた方がいいねえ」


 魔王の猛攻のせいか、最近は魔物の出現率が多い。プリーストはもちろんの事、魔導師だって剣士だって人出が足りないのだ。

 ルークス王国でも、今度新米ハンターのための補助金制度が出来ると聞く。


 藤堂に残された道は、神の加護に全てを任せて女のプリーストを探し続けるか、一からプリーストを育てるかのどちらかしかない。俺を追い出したのだ。今更男で妥協したりはしないだろう。


「その男がどこに行ったのか知ってるか?」


「……ん? まさかアレス、そのパーティに参加するつもりか?」


「いや、そのつもりはない」


 何しろ、俺は……追い出されたのだから。

 俺の答えに怪訝な表情をしながらも、トマスが骨付き肉を骨ごと口に入れ、ばりばりと頬張った。

 骨が砕かれる音を聞くこと数秒、ようやく嚥下し終え、トマスが口を開く。


「どこに行ったかは知らねえが……んなプリースト、ここにゃいねえ、教会にでも行くんだなって言ってやったなぁ」


「教会、か……」


 この村に教会は一つだけだ。


 しかし、この男、適当な事言いやがる……。

 いや、傭兵っていうのは基本こんなもんか。行き当たりばったり、脊髄反射で行動し、いつ力尽き倒れるかわからない人生を適当に生きている。


 俺は顔を顰め、ため息をついた。


「……教会にもいねえよ」

 

「ああ、そうだなあ……がっはっは」


 陽気そうな表情で、トマス達が笑い、他のハンター達も笑う。


 果たして藤堂がプリーストが手に入らないこの状況にどのような判断をするか。

 全く予想できず、俺は笑う気にすらなれない。

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