主人公は無力な一般人であるが、同時に弱者としての戦略性を持っている。状況に応じた機転をもってして理不尽な選択肢を突破し、ゲームプレイヤーとしてのスキルを存分に発揮していた。コレはノベルであって、そのストーリーはゲームのそれだ。ライトノベル的要素を多々含んでいるが、俗に言う「ラノベ設定」を否定している。作者とともに、読者として、「ゲーム」を始めよう。
読めば読むほど次回が気になるそんな作品です。ショートショート的なので途中からでも読めます。人を怒らせたり泣かせたり笑わせたりするのは難しいけれどこの小説はそれを可能にしている。さあ、貴方も1/2の世界にようこそ!
私はこの作品で泣きました。蚊に刺されただけで死の選択を迫られるなんて……実際に私がこの世界へ行ったとしたならば、ノイローゼになってしまいます。あと、おっさんかわいいです。間違えました、ナコでした。
単刀直入に言えば、本文が読みづらい部分も多々あるが、しかし、独創性の点数は高いといえる。11話からの成長を楽しみに舞っています?!
おっさんゲーマーが禁断のゲームに挑戦する! との作品説明に興味を引かれ読んでみる事に。序盤から理不尽な問題の連発で『せめてもっとヒント出せよっ!』と突っ込みたくなってくるが、当のおっさんが至ってポジティブなのでまったくストレスにならない。設定がシンプルなので、読みながら俺はこっちを選択するぜ! という脳内参加が可能。(デス)ゲーム実況を見ているようで面白い。