第十四話 作戦会議と揺れる恋心

「遅い」

「ご、ごめんなさい」


 作戦会議のため待ち合わせた東屋でコウと顔を合わせるなり、怒られた。

 普段は涼しげな相貌の狐の顔は、まるで威嚇しているみたいに鼻に皺が寄って歯を剥いている。それでも不細工に見えないのだから、美少年はお得だ。


「通る人数によって行き先が変わる道に掴まっちゃって」

「言い訳は良いから、報告」

「……はい」


 コウとわたしの関係は、まるでお坊ちゃんと召使いだ。スマホを始めとした荷物という弱みを握られているから仕方がないとはいえ、毎回こうだとさすがに気も滅入る。


(これでも結構早く着けるようになったんだけどなぁ)


 カイトの見回りに着いていくことで、妖怪からからまれることが格段に減った。おかげで逃げ回らなくてよくなって時間短縮出来ているものの、コウのジャッジは厳しい。

 そもそもこの世界に正確な時間がないのが――と嘆いても始まらない。ちゃっちゃと報告を済ませよう。


「今まで通り、カイトに怪しい動きはなかったよ。強いて言えば、女物の小物を売るお店の前で立ち止まったり、何かを探す仕草をしたりすることが何回かあったけど」

「強いて、じゃないよ。姉さんへの贈り物とか飲み屋通りへ続く門を探していたんじゃないの? それ」


 じろりと睨まれ、言葉に詰まる。

 コウのお姉さんの元へ差出人不明の手紙や贈り物が来ていることも、姉弟でやっているイザカ屋が飲み屋通りにある事も聞いていたけど……わたしにはやっぱり、カイトがストーカーのような事をするとは思えない。

 ガラの悪い自警団は町の人たちに恐れられたり疎まれたりしているけど、彼らを頼りにしている人もいた。カイトと一緒に見回りをするなかで、迷子の親を探したり、喧嘩の仲裁やトラブルを解決するところを何度も見てきたから知っている。


「そんなにカイトを疑わなくてもいいんじゃないかな? まだカイトが犯人だ、って決まったわけじゃないし」


 やんわり否定したものの、見下すような極寒の眼差し再来。

 家族が心配なコウの気持ちはわかるつもりだし、ストーカーみたいなことをする人は野放しに出来ないけど、あまりの冷たさに心が折れそう……。


「だ、だって、わたしが飲み屋通りへ続く門とか猫を探している、って言っても、全然興味なさそうにそっぽ向いて頭とか掻いてたし」

「あんたに興味ないだけでしょ」

「ぐ……。そ、そうだ、町の人にカイトの恋人だと誤解された事があるんだけど、その時”ガキには食指が動かねぇ”って」

「姉さんはあんたと違ってガキじゃない。自警団のヤヨイって女よりは年下だけど」

「………………」


 もうやめて、わたしのライフはゼロです。

 というか、コウだってガキの範疇じゃ……いや、妖狐だから実は長生きなのかも? 尻尾も二本あるし。

 そうなると、コウのお姉さんやヤヨイさんって幾つだろ? 気になるけど、女の人に歳は聞けない。


「一口に女物の小物っていってもいろいろあるでしょ? 具体的にどういうのだったのさ」


 腕を組んだコウは東屋の背もたれに寄りかかって、項垂れているわたしを変なものでも見るような目で見てくる。相変わらず扱いが酷い。


「あまりわたしの好みじゃないな、と思った事しか覚えてない。どの辺りを歩いていたかも、カイト任せだったから……自警団の縄張りのどこかとしか」

「チッ、使えないなあ」

(……舌打ちしたよ、この人!)


 部活仲間に「男は顔が一番!」って力説してた子がいたけど、やっぱり中身は大切だと思う。毎回こんなふうになじられてたら胃に穴が開きそう。

 くっ、弱みさえ握られてなきゃもっと強く言い返せるのに!


「こっちは店の常連さんが協力してくれる、って言うから、営業時間にあいつの縄張りでわざと問題起こして足止めしてもらったり、他の店に誘ってもらったりしているけど、根本的に解決しないことには何にもならない」

「……ちなみにその間、コウは何をしているの?」


 片手を上げておずおず聞くと、「料理」と端的な答えが返ってきた。


「料理? お姉さんとやってるお店で出すやつ?」

「それ以外になにがある?」

「顔がいい上に料理も出来るなんて……いやでもまだそれが美味しいと決まったわけじゃないし、妖怪の味覚は人間と違うかも」

「失礼だね、あんた」

「いてっ」


 頭を抱えていた手を、コウの狐の手でぺし、と叩かれた。硬い爪が当たって地味に痛い。


「とにかく、あんたは引き続きオオカミ男を見張っててよ。何かあればまたここで報告。急ぎなら常連さん――豆狸のダイフクさんがコクモツ屋の傍でカンミ屋やってるから、そこに行って」

「はーい」


 カンミ屋とはまた魅力的な響きだ。今度覗いて見よう。

 よいしょ、と声を出して立ち上がり、両手を上げて背中をのばす。


「あ、そうだ。コウに会ったら聞こうと思っていたことがあるんだけど」

「なに?」

「コウはどうして、カイトが犯人だと思ったの? 前は知らなくて良いって言われたけど、やっぱり知っていた方が対処の仕様があるんじゃないかなぁって」


 また暴君みたいな態度を取られるかと内心びくびくしたものの、コウは口をつぐんで少しばかり俯いた。


「……姉さんは前にも、無理心中に巻き込まれそうになった事がある」

「え……え、巻き込まれたって、もしかしてなんとも思っていない相手に?」

「ああ」


 コウは溜息を吐くように頷く。


「その時に姉さんを助けてくれたのが、自警団のオオカミ男だ」

「それなら、今回も助けてくれるんじゃ」

「あんたは姉さんを知らないからそんな事言えるんだ」

「? どういうこと?」


 少し戸惑うような素振りを見せたあと、「姉さんは――」とコウが語ってくれた。


「文句なしに可愛いし気が利くし優しい。相手が誰であろうと分け隔てなく親身になったりもする。だから男共は思いあがって、自分に気があるんじゃないかって勘違いするんだ」


 コウのお姉さんに会ったことはないけど、弟の美少年ぶりを見るに、お姉さんもかなりの美人さんなのは想像に難くない。それで性格も良いとなれば、そりゃ男の人は放って置かないだろうなぁ。コウがシスコンに……心配になるのも頷ける。


「それで勘違いした妻子もちのお客さんが、姉さんと心中しようとしたってわけ」

「それは……とんでもなく迷惑だね」

「全くだよ」


 疲れたふうに相槌を打つコウが、心底気の毒になる。そんな勘違いで道連れにされたらたまらない。


(お姉さんを悪く言うつもりはないけど、たくさんの男の人をその気にさせちゃうお姉さんにも問題があるような気も……)


 そう考えたのが顔に出ていたのか、コウは皮肉げに口元を歪ませた。


「姉さんにはそんなつもりは全くない。ただお客さんをもてなしたいとか、力になってあげたいっていう純粋な思いだけだ。たぶんあんた相手でも同じように接するよ、姉さんは」

「あー……そっか」


 ある意味、男を勘違いさせちゃう天然の魔性の女なのかも。

 あんまり深くお客さんと関わるな、って言ったとしても、心根が優しいから放っておけないような感じかな。話を聞く限り、警戒心もあまりないみたいだし。

 見た目によらず、コウもすごく苦労しているんだね……。


「そんなだから、オオカミ男も姉さんに惚れたんじゃないかと思う。事件の後何度も店に来たり、外で会ったら声かけたりしてくるし。下心が透けて見える」


 くしゃりと顔をしかめたコウからは、嫌悪感というよりは落胆のようなものが感じられる気がした。無理心中から助けられたとなれば、きっとすごくカイトに感謝したんだろうし。


「ちなみに、さ。その心中事件の時のお相手は、どうしてるの? 本人や家族から逆恨みされたりとかしてない?」

「その辺も、カ――オオカミ男たちが話をつけてくれたから、問題ない」

「そっか」


 やっぱり、コウも心のどこかではカイトを信じたいのかも。でもお姉さんが大事だから、信じられないんだろうな。全く無関係のわたしを脅して使うくらいだし。


「あんたから姉さんに一言言ってもらうのも、一つの手かもな」

「ん?」

「姉さん、来る手紙全部に返事書いてるから」

「うえぇ!? 無視すればいいのに!」

「”せっかく心を込めて書いてくれたものだから”だってさ。悪循環っていうか、悪化させてるだけだってのに」


 これは……思っていたより大事おおごとかもしれない。ろくに人生経験のないわたしで説得できるだろうか。


「わたしから言って聞いてくれるかどうかわからないけど、出来る事はするよ」

「うん……どうも」


 小さく頷いたコウはもごもごと殊勝な態度を取る。珍しい。こういう照れたような、拗ねたような顔も出来るんだ。そうしていると可愛いのに。


「あとさ、他に誰か信用できる人いないの? 手伝ってもらっている常連さんの他に」

「サイラスにも、話はしてある」

「サイラスさんに!?」


 意外な名前にびっくりする。


「どういう知り合いなのか、聞いてもいい?」

「じいさんの知り合い。……姉さんが食べる毒花作って持ってきてくれてる」

「食べる毒花……あのスイセンか!」


 悪食の知り合いって、コウのお姉さんだったんだ。

 しかし美少女が毒のある花を食べるというのは、なんだか残念感がすごいなぁ。せめて毒がない花だったら絵になりそうなのに。食べられる花とかあるし。なぜ好き好んで毒を……。


「あんたも花の世話してくれている、ってサイラスから聞いて心配だったけど」

「それはどういう意味?」


 コウの失礼な言いように、眉を寄せてしかめっ面をしてみせる。不機嫌を装うわたしを見たコウは興味なさそうに目を反らした後、苦笑した。


「サイラスの所の花を枯らされたら、姉さんが前みたいにそこらへんで調達した訳わからない毒花を食べて、体調崩してしまうだろうから。一応サイラスにもらった解毒剤常備してあるけど……姉さん、薬は嫌いだとか言うし」

「……あー、こういう事言うのはあれだけど、コウのお姉さん、おバカさんなの?」

「…………」


 反論してこないってことは、コウも少なからずそう思っているってことだろうか。しみじみ、コウのお姉さんは残念すぎる美少女だなぁ。


「毒を食べた時のピリピリした感じとか、自分の身体が弱っていく感覚が好きなんだってさ。オレには理解できないけど」

「理解しなくていいと思うよ、それは。わたしもわかりたいとは思えないし」


 ほんとに苦労しているんだね、コウは。労うようにぽんぽん、となで肩気味の肩を叩くと、溜息を吐かれた。


「とにかく」


 ふん、とそっぽを向いたコウは、わたしの手を素っ気なく振り払った。


「あんたは何か企んだり出来るほど頭の良い人間には見えないし、あの無愛想で人付き合いが嫌いなサイラスが家に置いているくらいだから、一応信じてるし、期待もしてる」

「貶されているんだか、認められているんだか」


 複雑な心持ちで首をひねるわたしを、コウは笑った。小生意気なふうじゃなくて、少年特有の無垢な、はじけるような笑顔で。


「これからもせいぜいオオカミ男の監視頑張ってよ。荷物、返して欲しいんでしょ?」

「……騙された!」


 良い笑顔するな、って思ったのに、裏で腹黒い事考えてたなんて!

 地団太を踏むわたしを笑ったコウは「それじゃあ」と言って、ふさふさの二本の尻尾を揺らしながら去って行った。

 小憎らしい背中を見送って、わたしも帰路に着く。


「荷物、かぁ……」


 スマホで家族と連絡が取れるかも、という希望はまだある。電池の事もあるから、早く返してもらいたい。


(それでもし、奇跡的にスマホが繋がったとして――)


 お父さんやお母さんの声を聞いたらきっと、帰りたいと強く思うはずだ。直接会って、触れ合って、色んな話をして。離れていた時間を埋めたい。

 でも……。

 すれ違う人の淡い黄色の着物だとか、道端で咲く植物の瑞々しい緑色だとかを見て、自然とサイラスさんの姿が浮かぶ。



 フカ屋と出会った日――夕食時にその話しをすると、サイラスさんはいつもの無感情な顔で、


「夏海が転生という帰り方で良いなら、俺は協力する」


 と、淡々と言った。

 そういう反応は想定済みだったから、目の前が真っ暗になるとか、頭を殴られたような衝撃を感じる事はなかったけど、寂しい事に変わりはない。引き留めてくれたら、と全く考えなかったわけじゃないし。


「フカ屋のあの人は、どういう人なんですか?」


 じくじくとした胸の痛みを紛らわすようにお茶椀の中のご飯を箸でつつきながら、サイラスさんの方を見ないで聞く。


「元は人間らしい」

「……帰れなかったんですか? それとも、帰らなかった?」


 少しだけ目線を上げると、サイラスさんが卵焼きに箸を伸ばすのが見えた。骨ばった手は綺麗な箸使いで、卵焼きを二つに分ける。


「その辺りは預かり知らん。ただ、ここに残るなら人間ではいられない。少しずつ妖怪化し、人間だった記憶も薄れていく」


 それは、サイラスさんにも当てはまるんだろう。この世界に迷い込んだ人間だ、って前に言っていたし。


(サイラスさんは、どういう妖怪になっているんだろう)


 鬼でも河童でもぬえでも、相手がサイラスさんなら怖いとは思わないけど、もし自分がそうなったらと考えると、すごく怖い。

 場合によっては自分の身体が動物のように変化したり、異形の化け物みたいになる事もあるだろう。一度だけ遠目に牛鬼を見た事があるけど、あれは二度とお目にかかりたくない。


「妖怪化するとき、サイラスさんは怖くなかったんですか?」


 問いを口にした瞬間、サイラスさんの黄緑色の目がわたしを捕えた。そこにどんな感情が浮かんでいるのかは読み取れない。だけどどことなく、いつもより仄暗いような気がした。


「何も思わなかった。むしろ――」


 そのあと言葉が続きそうだったのに、サイラスさんは黙ってしまった。

 行燈の光が照らす薄暗い部屋で、無言のまま食事を進める。軒先で夜通したいている覚留香かくるこうの苦いような甘いような不思議な匂いが戸の隙間から流れ込んで来て、ご飯の匂いと混じる。

 妖怪の覚醒を抑えるためとはいえ、ちょっと食欲が影響が出そうだ。甘辛く似たおの醤油の匂いが、変なふうに感じてしまう。


「今まで何度かフカ屋の前を通っていたはずだけど、あんなお店があるなんて全然気が付きませんでした」


 匂いから気を逸らそうと、サイラスさんに話題を振る。


「あの辺りの道は気まぐれだ。そのせいでフカ屋もよく場所が変わる。出会える確立は低い」


 黙々と箸や手を動かしていたサイラスさんは、少しひんやりした夜の空気に馴染む低い声で、無感情に答えた。


「じゃあ、フカ屋さんと出会えたのはレアなんですね」


 お茶椀を正座した膝の上に下ろして、囲炉裏を見つめる。

 滅多に出会えないらしいフカ屋に会うなんて、見えない何かがわたしに「戻れ」って言っているみたい。ただの偶然とも考えられるけど、ここに残ってもいいかもと思ってしまった事を責められたような気がした。


「何で今になって……」


 ぐっとお箸を握りしめた時、


「黙っていてすまなかった」


 頭上から、サイラスさんの声が降って来た。


「え?」


 顔を上げると、眉間に薄っすらと皺を寄せすまなそうな表情をしているサイラスさんが目に入った。


「夏海が強く帰還を願っているのは知っていたが、フカ屋の還り方はそぐわないと思い黙っていた。しかし猫を探し続けるかフカ屋に委ねるかの選択は、お前に任せるべきだった」

「違う! サイラスさんを責めているわけじゃないです!」


 サイラスさんを好きだと気付く前だったらもう少し単純な悩みだったんだろうなとか、サイラスさんの傍に残りたいという想いを否定されたような気になって、わたしが勝手にタイミングの悪さを嘆いただけだ。

 でもそんな事、本人に言えるわけがない。


「えっと、ほら、転生の準備には時間かかるらしいですし、もう少し早くフカ屋に出会っていれば満ち月にぶつからなかったんじゃ……って、これじゃサイラスさん詰ってるみたいじゃないか!」


 うまくごまかせない自分に絶望して、頭を抱える。どうしてわたしはこうもアホなんだろう。もっと他に言う事あるだろうに。

 そうじゃないんです、ごめんなさい違うんです、ともたもた言い訳を重ねるわたしを、サイラスさんは笑った。


「夏海に悪気がないのはわかっている。残念な頭をしているということもな」


 物言いは意地悪なのに、表情が穏やかだったから……胸に宿った恋心が疼いて苦しくなる。


「わかってくれるのは嬉しいですけど、後半は嬉しくないです」


 口を尖らせ拗ねた振りをして、ぱりぱりとお漬物を齧る。

 まだ食事中のわたしと違って一足先に食事を終えたサイラスさんは、食器を片づけるためわたしの横を通るとき、「麩の味付けは悪くなかった」と感想をくれた。

 こうして一言くれるのは珍しい。単純なわたしはそのたびに舞い上がる。最近は特に、褒められることが嬉しかった。同時に、切なくもあったけど。


「ふふふ、わたしの実力はこんなものじゃないですよ?」


 どこぞの悪役よろしく、不敵に挑んで見せる。

 薄暗い台所からわたしを振り返ったサイラスさんもまた、同じように好戦的な顔を見せた。


「期待している」


 そんなふうに言われたら、張りきらないわけがない。

 覚留香の残り具合を見てくると言って外に出るサイラスさんを見送って、はぁ、と息を吐く。今度こそ美味しいと言ってもらえるように頑張ろう。

 気合を入れて食事の続きを摂ろうとしたものの、果たしてわたしのこの恋は叶うのだろうかと、不安がよぎった。

 わたしとサイラスさんの共通点は少ない。歳も違うし、生きてきた環境も違いそうだ。考え方だってそう。


(フカ屋の話をしたとき迷いを見せたり引き留めたりしてくれなかった、って事は、サイラスさんはわたしが帰った方が良いと思っているのかな。猫探しもひそかに手伝ってくれていたみたいだし)


 サイラスさんがわたしの面倒を見てくれたのは、わたしをこの世界に引き込んだバク柄の猫とサイラスさんに関係があるからだ。何かしら責任を感じたんだろう。

 でもわたしが自分の意思でこの世界に留まることを選んだら、サイラスさんのお世話になる大義名分はなくなる。どこか家を探して、独り立ちしなければならない。


「……悩み事が増えた。というかどうしてそこを考えなかったんだろう」


 恋をして浮かれていた自分を殴りたい。

 カイトの監視兼猫探しに、コウとの作戦会議、サイラスさんの手伝いに加えて、フカ屋に転生を頼むかどうか――大切な家族と好きになった人、どちらを選ぶか。

 やる事や考える事がありすぎて、これじゃいつか何かやらかしそうで怖い。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

猫で繋がるあちらとこちら 碧希レイン @Iolite

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ