9.父「コケエエエエエエエエエエエッ!!」



 十五時ごろ、第四階層への階段を発見した。

 ブランチ氏の消耗が著しい。今日は精々あと二時間も探索できまい。


「今日は第四階層の様子を少し見る程度で休みましょう」

「……すまない」


 俯きがちな彼は心ここにあらずといった感じだ。精神的なものも大きいが、今日もミニゲームやらで散々走り回ったから身体的な疲れはいかんともしがたいようだ。

 マリウスに目配せしながら歩くペースにも配慮するようにしよう。

 長く幾度も折れ曲がる階段を下りていくと、声がどこかから聞こえてきた。


『ねえ、貴方。相談したいことがあるの』

『え、ごめん。疲れてるんだけど』


 沈んだ調子の女の声と、冷めた男の声。


『もしもし、今いい? ちょっとお隣さんが、』

『それ、仕事中に話さなきゃいけないこと? 悪いけど今忙しいから』

『あ……』


 その会話の断片はポツポツとはじまって、


『お帰りなさい! 遅くまでご苦労様。今日は、』

『悪い、早く寝たいんだけど』


『あ、あのね仕事中に悪いんだ』

『ごめん。急で悪いんだけど、今晩は会社に泊まるから』


 いくつもいくつもさざ波のように俺たちに寄せてはかかる。


『うるさいなあ、早く泣き止ませてくれよ。寝れないじゃないか』

『ごめんね、ごめんね』


『さっきお隣さんから聞いたんだけど。ゴミ捨て、もっとしっかりやってくれよ』

『ごめんなさい……』


『パパ、少しこの子達を見ててほしいんだけど』

『しっかりしてくれよ、君の仕事だろ?』

『そんな』


『またお隣さんに怒られたじゃないか!』

『ごめんなさい。でも、あの人、私が捨てていないものもゴミ袋に混ぜるの……』

『嘘でしょ?』


『お父さん、起きて。ラッドが、ラッドの様子がおかしいの!』

『……何をしていたんだ君は! 母親だろう!?』


『あのね、少しでいいから……。うちのこともやってほしいの』

『十分やってるだろ? 二人の授業参観や、校区の清掃も僕がやっている』

『そういうことだけじゃなくて……』

『ええー、これ以上?』


『パパ、最近ね近所の人が、』

『はあ、それくらい自分でなんとかしてくれ。僕は働いてるんだから』

『うん……』


『クラス会の会合は私だけ何言っても無視されるの? もう貴方が出なくちゃ話に、』

『その日は大事な会議があるんだよ。役割分担なんだから頑張ってくれよ』


『ねえ、貴方、引っ越ししたい、って言ったら、どう思う?』

『冗談だろ? 子供のことも考えてよ』


『アタシ、アタシ、頭が働かなくなって、あの、精神科に、』

『よしてくれよ、そんなの周りに知られたら大変じゃないか!』


『少しはアタシの話を聞いてよ!!』

『……』


 突如として発生源が特定できる声が聞こえたのは、階段の終点まであと少しというところだった。終点のわずかに開くドアの向こうから、オニババの声と幽けき灯りが漏れてくる。あの灯りの色は夫婦の寝室のランプかな。


「あの先には、」


 ドアに急行しようとしたブランチ氏を相棒と強く手で制す。


「あれはわざと見せないようにしてあるんです。すぐに覗かない方がいいです」


 終点の狭い空間に三人で身を寄せ、二人の口論に耳を傾けた。


『家のことをほったらかさないでちょうだい』

『僕がいつほったらかしたっていうんだ?』

『とぼけないでよ、学校や地域の人たちにいい格好見せる時ばかり張り切って。私が近所で何て呼ばれているか知っているでしょ? どうして何もしてくれないの』


 ふー、とあけすけに失望の意志を伝える溜息が一つ。


『それって君のミスでしょ』

『なに、それ……?』

『近所の人に嫌われたのも、君が人付き合いを怠ったからだし、ラッドの体調だって病院に』

『全部私のせいだったってこと!?』

『僕の母は! 君よりずっとしっかりしてた!』

『私は、貴方の亡くなったお母さんじゃないの! 私を見てよ、あの子たちを。お父さんでしょ、貴方は!』

『お父さん? ……はっ、はははははははははは』


 耳にまとわりつくようなゾワリとする発音だった。少しのおかしさもない、ただ相手を攻撃するためだけの笑い方だった。


『僕はお金を稼いで、君や子どもを愛し、地域や学校の人からも好かれている。お父さんの仕事も、夫の仕事も果たしている。お母さんも奥さんもできていないのは君の方だ。

 君だけ僕に頼るなんて、そんなの、卑怯じゃないか』

『卑怯!?』


 人の動く音。くぐもった殴打の音。

 ドアの向こうを見たがるブランチさんを俺が抑え、相棒が覗く。

 相棒はごくりと生唾を呑みこんで、すぐに踵を返した。


「離れろ!」

『どうして、貴方、どうしてそんな目で私を見るの!?』


 俺たちが階段をようやく二三段ぐらい踏みしめたほどで、ドアから膨大な光が溢れ、オニババの絶叫が鳴り響いた。


「何がいた?」

「女と男。男がコカトリスに変身した」


 短い相棒の答えに俺は顔をしかめた。


「めんどくせえ」


 俺はドアの前に戻ると、サッと向こうを一瞥してから足で開ける。


「母さん!」


 片側の脚が潰れて凹んだベッドの上にはオニババの死体があった。外傷は一つとしてなく、恐怖に目を見開いたままその場に倒れ込んでいる。

 ブランチ氏は死体を見て茫然自失の態だったが、立ち直ると俺を問いただした。


「オウチ君、こ、これも本物ではないんだよね?」

「あ、はい。〈NPC〉です。消えないのは次の中ボスの紹介用ですね」


 夫婦の寝室の壁の一つに有るはずのない大穴が開いていた。大人二人が通れる幅で、数メートル先に両開きの扉が見えた。


「中ボス? コカトリスって言っていたけど、まさか今度は父が? 」

「ブランチさんのお父さまの、お母さまを突き放し、言葉を失わせるような冷酷な視線を、コカトリスが目で見た者を即死させるという伝承と組み合わせたんでしょう」

「冷酷、そんなこと……。優しかった父さんが。……嘘なんだろ?」


 ブランチ氏は縋るように相棒を見るが、奴は首を横に振った。


「ニワトリの表情はボクにはちょっと」

「嘘だ……」


 彼は死にババの横に座り込んで深く息を吐いた。また独り言モードに入るかと思われたが、壁の穴を見ると思い出したように口を開いた。


「そうだ。君たちは、見られたら即死するような敵とどうやって戦うんだ?」

「あ、そんなに恐ろしいもんでもないですよ、即死魔法は」


 とはいえ、さすがに適当にやって生き残れる相手ではない。俺はリュックを下ろして目当てのものを探し始め、解説は相棒に任せる。


「目視による即死魔法は、ダンジョンマスターも再現するのが大変らしくて妥協があるんだ。今回は一番簡単なタイプだな。相手を見てからラグったし、光ってたから多分ビームだ。目からビーム。要は足を止めなきゃいいだけ」

「そういうことです。ただブランチさんは危ないので、この部屋に残っていただきます」

「えっ、私一人で!?」

「大丈夫です。このダンジョンのエンカウントは、先頭に立つ者の歩数にして大体五百前後から発生するようになっています。また、ここで私たちとブランチさんが別れれば、多分先頭にいたマリウスの分の歩数がブランチさんにも適応されます。つまり歩かなければいいのですし、それに最後の戦闘から階段の分を除いたらまだ三百歩ぐらいはある、と思います」

「本当に? 『多分』とか『思います』とか君らさっきから適当なこと言ってない?」

「本当です。三百歩ぐらいと確信しています。まあ、一服でもして待っていてください」


 シナリオの弊害か、若干疑り深くなったブランチ氏をおいて俺たちは準備を進める。


「ボクの鍋を出してくれ。殴るよりそっちの方が早い」

「ほらよ」


 リュックの奥底からマリウス用の鍋を取り出して、マリウスに渡す。奴はそれから寝室のクローゼットを漁り、えんじ色のネクタイを一本、カーゴの膝ポケットに突っ込んだ。

 俺がまだリュックの中身をまさぐっていると、早速一服はじめた依頼人が、何か言いたいことがあるようで、近寄ってきた。


「私は、君たちのことも心配なんだけど……。何か手伝えることあったりとか、いや、あるわけないか……」


 ちょっと嬉しい。

 俺はリュックから手を抜くと彼に差し延べた。


「じゃあ、煙草を一本いただけませんか?」


 怪訝そうなブランチ氏から煙草をもらい、相棒と作戦を簡単に決めると、中ボスの待つ扉の前に立つ。

 向こうからコケコッコ―が聞こえる。待ち構えている。

 俺は煙草をくわえると、ジャケットのポケットからライターを取り出し、火をつけた。

 いつも使っているのと違う、メンソールの煙が鼻をくすぐる。


「なにカッコつけてんだよ?」

「はあ?」


 相棒のからかいの意図がつかめなかったが、その視線は俺の口元に向けられていた。


「吸えないくせに、わざわざくわえちゃって」


 相棒は声を潜めて笑う。そう言えば煙草を使う時火をつけるのはいつも俺だった、と思い出しながら、煙草を指に挟んで俺も唇の端を吊り上げた。


「あー、マリウスちゃんてば知らないんだあ? 煙草は吸いながらじゃなきゃ火がつかないんだよお」

「……知ってるわ。知ってて言ったんだわ……」


 悔しそうに唇を噛み締めるマリウスをガハハと笑い飛ばし、俺は扉に手をかけた。

 二人で真逆の方向に飛び出す。


「コケエエエエエエエエエエエッ!!」


 蛇混じりのニワトリ、コカトリスは体長三メートルの巨体を震わせて俺たちを出迎えた。その全身は羽毛とウロコがぶち模様のように彩り、大人の胴ほどもある太さの尻尾を波打たせていた。(この大きさでどうやって夫婦の寝室に収まっていたんだろう?)

 ボス部屋はテニスコート二、三枚ほどの広さがあって、入り口からすぐのところに教室の黒板サイズの壁が立っていた。折角のご用意だが隠れる気はない、十中八九罠だ。

 二手に分かれて走り出す俺たちは、なるべく同じ速度で壁際を駆ける。部屋中央におわすコカトリスから最大限距離を開くようにしている。これは別に後ろに回り込むためにやっているのではない。

 鳥類は頭の横に目がついているから人よりずっと視野が広いが、それは片目ずつを合わせての話だ。ひるがえってニワトリは両目で見られる視界は特に狭い。戦闘開始時点でまず確かめるべきなのは、コカトリスが片目だけでも即死魔法が使用できるか、否かだ。

 コカトリスの真横を過ぎた辺りで二人同時に足を止める。


「コッココケーッ!」


 ニワトリは首を動かし、俺を見据えた。

 強力な魔力がコカトリスの中でうごめくのを感じ、一秒の時を開けてコカトリスの両目から光が発せられた。


「やっぱりビームだ」


 一秒前俺の頭の合ったところを直径三十センチ大の光線が通っていた。とっくに走り出していた俺はそれを確認すると、すぐに全速力になる。これで魔法が使えるのは両目で見た時だけとわかった。的の大きい俺を優先して狙うことも。


「予定通りに!」


 向こうでマリウスが応答する気配を察しながら、俺は包丁を抜いてコカトリスをひきつける。トリのしねしね光線は照射後も十秒は残って首を動かすに従い、俺をつけ狙う。

 熱視線を出し終えると、コカトリスは油断なくグルグル首を巡らす。このままではその広い視野からマリウスが消えることはない。注意を向け続けてもらうため、俺はなおも〈切る〉魔法を放った。このまま俺がひきつけ、マリウスの魔法で即死魔法を無力化するのが作戦の要旨だ。

 が、コカトリスはここで予想外の動きを見せた。


「コケーッ!」


 両の翼をいっぱいに開きひとつ打てば、ブロイラーのずんぐりした身体が浮き上がり、もう一打ちで天井いっぱいまで飛翔する。対象を失った魔力刃は減衰して消滅した。


「ニワトリのくせに飛べんのかよ!」


 驚愕のあまり足を止めてしまう。やはり壁に隠れていたら上空から一掃されていただろう、なんて底意地の悪い。


「コケケケケケケケッ!」


 愚かにも突っ立っている俺を嘲弄するコカトリスは、すかさず即死の光線を放つ。

 飛び退ってよけるが、あの高さは〈切る〉魔法の射程外だ。コカトリスはそのまま首を百八十度旋回し、相棒を襲った。


「おわーっ、しっかりしろーっ! クソマヌケーッ!」


 慌ただしく逃げ出すマリウスは鍋を振り回して俺を怒鳴りつける。しくじった。相棒はこの魔法――奴固有の祈りが下手なので、発動に俺よりずっと時間がかかる。集中していたのを邪魔されて相当オカンムリだ。


「しっかりしろったって……」


 あんなに飛ぶなんて。もっとちゃんと考えておけばよかった。

 コカトリスは狙撃から上空に留まって光線を乱射する作戦に切り替えた。お蔭でずっと足を止められないから考えもまとめられない、相棒の罵倒と猛り狂うボス戦〈BGM〉がそれを助長する。

 俺は髪を掻き毟りながら必死にコカトリスを観察する。何か反抗の糸口を。

 ……ダメだ。わかんねえや。


「尻尾だーっ! このオタンコナスーゥ!」


 ピョコピョコ飛び跳ねるマリウスの叫びが耳に入る。あ、そうか。

 コカトリスの長い蛇の尾は、オナガドリがごとく地面にその先っぽを垂らされたままだったのだ。あの尻尾に組み付けばおとりの役目はばっちり果たせるだろう。

 俺は光線をかいくぐり、ニワトリの足下へと疾駆する。

 あれ? でも乱射してくる奴に近づいたりしたら俺危なくね?


「うおおおおお!」


 踏みしめた地面のすぐ傍に死の円形が浮かぶ。斜め横に飛びこんで、また斜め横とジグザグに、バックステップも織り交ぜて、行きつ戻りつ距離を縮めていく。

 依頼人の前では強がって見せたが、こんだけ死が近いと怖くて仕方ない。俺たちは防具を装備してないから即死魔法じゃなくても結構死にやすい。それでも当たれば即死と言われれば怖いんだ。そりゃ「うおおおおお!」の一つも出てしまう。

 コカトリスがトサカを逆立て、新しいビームが伸びる、足元が眩しい。でも当たってないから俺はまだ生きている。引っ込めそうになった爪先を踏み出す。

 ビームは次に背後から忍び寄る。横に逃げ、さらに一歩下がり、もう一歩下がらされる。前に進んだかと思えばこれだ。やっとビームが終わると、ほんの一時のクールタイムに一歩でも距離を縮める。また魔法が放たれ、死の舞踏は終わらない。

 この程度の恐怖は何百回も経験してきたし、やり過ごしてきた。ただ、平和な日本人な俺はそんなに気張ると疲れる。面倒くさいのだ。


「コッケーッ!!」


 たまさかに目の前が薄暗くなる。見上げればぐろぐろと黒光りする鳥の足。

 コカトリスの尻の下に到着したんじゃない、痺れを切らして、あっちの方からやってきたのだ。

 滑空する巨躯の着地点を寸毫に予想する。予想して一歩飛び退く。

 轟音を伴ってコカトリスのカギ爪が眼前の地面を抉る。衝撃の余波で吹き飛ばされるところを全力でふんばる。床の破片がこめかみをかすめて血が噴き出る。

 顔を守っていた腕を除けると、コカトリスの顔が目前に合った。膨大な魔力がその眼に収束する。

 オンドリは勇ましく胸を反らし、勝利の雄叫びをあげる。


「コオォッケコッコオオオオオ!!」


 この程度の恐怖は何百回も、何百回も。

 俺は死の魔眼を持つ怪鳥を真っ向から睨み返す。

 こんな異世界の果てで死んでたまるか。

 前に進み、ジャケットの袖に隠していたものを取り出した。


 ジュウ


 即死魔法はいつまで経っても放たれなかった。

 コカトリスは胴を震わせると、ぐいと首を落として自分の腹を見る。


「コッ……コッ」


 羽毛とウロコのぶち模様な腹に煙草の火が押し付けられていた。

 相棒はニワトリの表情を読み取れなかったようだが、俺には分かる。

 こいつは恐怖に心を掴まれた。もう動けない。


「見るのもイヤだったんだっけ? 喜ぶかと思って再現しちゃったよ」


 摘まんだ煙草の先から、羽毛の焦げる臭いが立ちのぼる。

 俺は裏技、『ボスの弱点属性』を突いたのだ。

 〈NPC〉が元になったボスには弱点が設定されている場合がある。それはその〈NPC〉のモデルのトラウマや死因となったものだ。例えば、灰皿で撲殺された人のボスキャラを灰皿で殴ったら大ダメージを与えられる、といった具合だ。俺たちが身の回りにあるもので戦っている最大の理由は、この弱点を狙っているからだ。

 業界でも知らない奴は知らないので、一応人には言い触らさないようにしている。


「カエル! もういい」


 硬直する巨体の向こうから相棒の声がする。俺は煙草を力いっぱい押し付けて逃げ出した。

 距離を取って振り向くと、相棒は鍋を握ってコカトリスにかざしているのが見えた。

 そのステンレスの深底鍋は、近くで表面を見るとぬらぬらと鈍い光沢を放っている。すなわち、揚げ物用だ。

 魔力を注がれてピカリと鍋が発光。バスケットボールぐらいの油の球体が鍋の前方に生成され、コカトリスの顔目がけて高速で射出された。

 それは命中するとぱしゃりと形が崩れ、灼熱にたぎる油は顔面を包むように拡散した。


「―――――――――ッ!!」


 筆舌に尽くしがたい悲鳴。

 マリウスの〈揚げる〉魔法が、コカトリスの頭をカラリとフライにする。


「グォゲギャアエエエエエッ!」


 想像を絶する激痛にコカトリスが身を横たえたが、しばしドタバタと暴れ回った。だからといって、その太く長い尾も鋭いカギ爪も、俺たちに当たることは有り得ない。もうその目は見えていないのだから。

 最後はマリウスの持ってきたネクタイの両端を二人で持ち、首に巻きつけて絞殺した。

 面倒くさい相手だった。



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