第九話 覆面作家からの挑戦状

 こんにちは、この本を書いている阿井上夫あいうえおです。


 今回の謎は二つです。


「今回の一連の出来事における『彼ら』の狙いは、一体何か」

「そして、どうして今行なわれているのか」


 ヒントはあるようで、ないようで。

 難しくはないものの、これで分かればたいしたものだと思います。

 挑戦状としてははなはだ不備ですが、形式美のようなものだと思ってご容赦下さい。


 なお、次回でショコラ・デ・トレビアンのお話は最終話となります。

 四月朔日についての謎はすべて次回で解消され、そして、

 ――新しい謎が提示される予定です。


 それでは、最後まで気を緩ませることなく、お付き合い下さい。

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