応援コメント

第11話「ノコギリカレーライス」」への応援コメント

  • ●良かった点

    お話は淡々と進み、読みやすいにも関わらず描写も設定もきちんと練られており感服しました。
    妖怪退治という闇稼業なのにどこかコミカルなのが読みやすい理由の一つなのでしょうね。
    文自体も行間のスペースがよく使われており、カクヨムの大きい文字サイズとマッチしてていいと思います。

    ●気になった点

    1.闇子の登場について

    いわゆる主人公と顔馴染みなボスキャラですが、前置きなしに唐突に出てきたので、少し首を傾げてしまいました。
    その後、蘭丸とのタイマンシーンがあるので、そこで初登場。
    現子の四肢を切った時に現子を助けたのは式神か何かで闇子を匂わせる程度でいいと思いました。

    2.結末について

    現子事件は現子を(あえて伏字)することで解決しましたが宗一郎の最後の扱いが雑だと思いました。
    後味は残らないものの何か残しているような、そのようなものを感じました。

    3.ノ…桜子の口調について

    桜子はかしら口調が基本ですが
    「妹が兄に会うのに理由が必要ですかしら?」
    の部分など少しおかしく感じる所があるのでこう言ったところは「でしょうか?」で良いと思いました

    4.個人的お節介

    文庫本一冊、約12万文字と言われています。
    もし仮に書籍として読んだならあっさりしすぎて少し拍子抜けな気がします
    12万文字を黄泉帰り編を2/5、濡れ女編が1/5、隠れ鬼編の前編、うまく引きに入れる部分を2/5に振り分けるつもりで書けばいいと思いました
    書籍化の際には参考までに^ ^

    作者からの返信

    @beat_zebullさん。
    先ずは『左団扇奇譚』を読んでいただき、ありがとうございます。
    しかも感想、指摘など、どれもとても参考及び為になり、丁寧に読んでくれたのが伝わってきます。
    こういう、自分では気づかない部分を教えてくれることはとても有り難いです。

    「闇子の登場」は仰るとおり、もっと意味あり気に演出したほうが雰囲気を持たせることが出来たかもしれません。
    宗一郎についても、すぐに「さよなら」ってのも確かに扱い雑だし、薄っぺらな人間でも薄っぺらなりのお別れのやり取りを書くべきでした(汗)

    こうしてみると、まだまだ未熟なところが散見出来て、もっとシッカリ作品と向き合うべきだと反省させられます。

    4「個人的お節介」も有り難いし、大変参考になりました。
    そうですね。万が一の「書籍化」があれば参考にしたいと思います。
    本当に「あれば」ですが(笑)

    @beat_zebullさん、今回は本当にありがとうございます。
    m(_ _)m 音叉

    ところで、闇子は今後の物語に深く関わってくるものの、所謂ボスキャラというわけではありません(汗)
    勘違いをなさっている方、多いですが。

    編集済