終章 迎えにやってきて、連れていって

1.きみのお手柄だよ

 古い雑誌や文庫本をヒモで縛って玄関まで運び出し、畳の上一面に服や小物を詰めたダンボールが並ぶ室内に戻って、美和はほっと一息ついた。

 開け放った窓から入ってくるのは年の瀬の冷たい風だというのに、ちょっと力仕事をした後で体が火照っている。


 少し風に当たろうか。

 ほとんど空になった冷蔵庫からウーロン茶のペットボトルを取り出して、ベランダに向かいかけたところで。

 物の散らばった畳のどこかから、携帯電話の着信を報せるくぐもった音が聞こえてきた。

 慌ててそこらをあさり、雑誌の下から電話を見つけ出して液晶画面を確認する。


 かけてきたのはナナミだった。

 そうそう。この電話も今日の午後には解約しようと思っているのだ。しばらく連絡が取れなくなることを、彼女に伝えなければ。


『美和ちゃん!』

 通話ボタンを押すと、すぐにそんな声が飛び出してきた。


 警察で話を聞かれ、解放されてそれぞれの家に帰されたあの日。わずかに数日前のことだが、その時よりも、ずっと元気そうな声。けれども、何か急いでいるような。高揚したような、高い声。


「どうしたの? 何かあった?」

『美和ちゃん。あのね』

「うん」


 年頃も変わらない、人知れない能力者どうし。出会いこそ少々苦いものではあったが、打ち解けてみれば悪い子ではなくて。情緒の不安定な様子もあって、「何かあれば話は聞くから」と電話番号を教えていた。

 嬉しそうに、大事そうにメモ用紙を握り締めていたナナミだったが、翌日に「自分も携帯を買ったから」と番号を報せるメールが届いて以来、声を聞くのはこれが初めてだった。


『あたし、これからサカキさんに会いに行くの』

「……え?」


 ウーロン茶を飲みながら頭の中では世間話の準備でも始めていた美和は、弾むようなナナミの声に耳を疑った。


「サカキって……え? ナナミ? それどういうこと? あいつは警察にいるんじゃ……」

『あのね。釈放されたって、連絡があったの』

「釈放……?」


 耳に当てていた電話機を思わず両手で押さえるようにして、美和は繰り返す。

 サカキは相当の罪を犯しているから、すぐに出てこられるようなことはないだろうと。楠見や警視庁の船津という刑事からは、そう聞かされていた。

 窓から入ってくる風が急に冷たく感じられて、美和は身震いをした。


「だけど……あんた、それ。あいつに会ったりなんかしたら」

『サカキさんから、連絡をもらったの。自分はこれから裁判を受けて、たぶん刑務所に行くから。だからそれまでに会って、これまでのことを謝りたいって。だから』


「ちょっ……駄目だよ」つい声を荒げてしまう。「そんなの。駄目だよ? 待って。あたし今、そっちに行くから」


『ありがとう。でも大丈夫。ちょっと会って話をするだけだから。あの怖い能力も、もうなくなったんでしょ?』

「それは、そうだけど……」

『誰にも言わないで来いって言われたんだけど。……ほら、まだこれから裁判を受ける立場でしょう? だから、あんまり人に会ったことが分かると不味いからって。でも、嬉しかったから、美和ちゃんにだけ電話しちゃった』


 そう言うナナミの声は、本当に嬉しそうで、まるで恋をしている相手とデートの約束でもしたみたいな口調だった。


「ねえ。待って。どこで会うの? せめてあたしも一緒に行くよ」

『え? だけど、ひとりで来いって……』


 困ったように言うナナミ。それはかなり不味いだろう。

 美和だけでなく、楠見にも付き添ってもらわなければならないかもしれない。


「近くにいるだけだから。ああ、そうだ。ついでにその後で食事でもしない? これからすぐに行くの? どこに行けばいい?」

『目黒の、……前に美和ちゃんたちが仕事をしたおうちに用事があるから、これからそこに行くって。だからあたしもそこらへんに行って、それから……あ、ちょっと待ってね』


 急に口調を変えて、電話機から耳を外したような気配があって。すぐに。

『メールが来たみたい。また電話するね』


「あ! ちょっと待って、目黒の――」

 聞き返そうとした美和だったが、ナナミは答える前に電話を切った。


(どうしよう――)


 ためらっている暇はなさそうだった。まとめかけていた荷物の山の中から外出用のバッグと上着を引っ張り出しながら、美和は楠見の電話番号を呼び出し通話ボタンを押した。









 郊外の大型ショッピングモールは、年末の買い物客で大いに賑わっていた。

 広大な食品売り場の入り口手前で、楠見はポケットの携帯電話の振動に気づく。

 足を止め、ポケットに手を当てると。


「電話?」

「電話?」

 並んで歩いていたハルとキョウが目ざとくそれに気づき、目を上げる。


「俺たち先に行って、買い物始めてる!」

「メモのやつみんな買っとく!」

「ああ……」


 鈴音から「正月のごちそうの材料」と言って渡されたメモと、サイフを取り出してハルに渡しながら、携帯電話を確認する。船津刑事からだった。


「おい! 先にそのメモにあるのを買うんだぞ! なると巻きとかカニカマとかは、その後だからな!」

 通話ボタンを押しつつ、子供たちの背中に声を掛けると、


「分かってる!」

「分かってる!」


 二人は元気に返事をしながら売り場へと駆けていった。


『楠見さん! 申し訳ありません』


 焦りを露わにした船津の声に、楠見は眉を顰め、通路の隅へと足を進めながら、


「船津さん、どうされたんです?」

『サカキ・ダイスケが、釈放されました』

「……なんですって?」


 楠見は耳を疑った。あの男が、釈放される? そんな馬鹿な。


『とても……狡猾な男です』悔しさを抑えきれないという口調で、苦々しく語る船津。『思っていたよりもかなり周到に犯罪行為をおこなっていたらしい。逮捕期間中に我々は、奴の犯行の決め手になる証拠を見つけきれませんでした。証拠隠滅の恐れがあると主張したのですが、どうやら奴はかなりの大物と繋がっているらしくて、勾留は認められずに――』


 美和たちが盗んだ、インサイダー取引の材料と疑われる小さな紙切れを思い出して、楠見は納得する。政財界の大物からも、奴は仕事を請け負っていたのかもしれない。サカキを取り調べられては困る人間が、いるのだ。その「大物」が手を回して、サカキをひとまず釈放させたのだろうか。


『もちろん諦めたりしません。必ず何かあるはずです。引き続き捜査はします。絶対に奴は刑務所に送りますよ』

 力強く言う船津。だが、『けれど』と少しばかり声を落として。

『当面の間、在宅での取調べとなります。ですから、その――』


「分かりました」

 言いにくそうに声を切った船津の続きの言葉を想像して、楠見は答える。身辺に気をつけろということだろう。杉本美和たちにも、連絡を取っておく必要がある。ナナミという少女は、場合によっては身柄を保護しなければならないかもしれない。


 釈放されたとはいえ取り調べ中だ。この期間中に何かコトを起こせばどれだけ不味いことになるかは考えなくとも明らかだが、それだからと言って大人しく家でじっとしているような殊勝なタイプにも、良識的な人間にもサカキという男は見えなかった。


 考えながら通話を切った直後。また携帯電話が鳴り出す。

 杉本美和の名前。


『楠見さん! 大変なの!』

 またもや焦りと当惑でいっぱいの様子の口調で切り出されて、楠見は一層悪い予感に胸を締め付けられる。


「……何があった?」

『サカキ。あいつが釈放されたって……』

「ああ。今ちょうど船津刑事から連絡が」

『それで! ナナミがあいつに会いに行くって電話してきたの!』

「……なんだって?」


 聞き返しつつ、楠見は歩き出していた。

「とりあえず……すぐに向かう。きみは今、どこにいる?」


 美和と落ち合う場所を打ち合わせながら、人でごった返す食品売り場をハルとキョウの姿を探して早足に歩いた。









 世田谷で美和を拾って、車で目黒へと向かう。


「目黒の、どこだ?」

 ひとまず都道を東へ向かって車を走らせながら聞くが、助手席で美和は難しそうに眉を寄せた。


「あたしたちが仕事をした家に、サカキは行くって言ってたみたいなんだけど……あたしもあの時は、悟たちに連れて行かれただけだから……駅から十五分くらい歩いたよ。住宅街だったし、自信ないな」

「悟くんに聞けば、覚えているかな。それとも船津さんに――」


 ポケットから携帯電話を取り出しかけて、「そうだ」と思いついた。


「キョウ」

 ルームミラーへ目をやって、後部座席でハルと並んで紅白のカニカマを食べているキョウに、

「悟くんの携帯電話にあったメール、まだ覚えてるか?」


 キョウはカニカマをごくりと飲み込んで、少し考え。

「ん。だいたいな」


「よし! 『目黒』の場所、分かるか?」

「んー……」


 キョウは小さく首を捻った。

「まとめて覚えたから、まとめてじゃないと出てこないな」


「……分かった。順番に言え」

「ん。サカキ。十二月二十五日十五時五十分、五時に二子玉川駅改札前。サカキ。十二月二十四日十七時三十七分、八時までに約束の物を持って代々木駅へ。着いたら連絡を。サカキ。十二月二十四日十五時十四分、例の物はどうなっている」


 そこらへんは早送りできないのか? 苛立ってはいけないと思いつつ焦れる楠見の横で、美和は少年の記憶力に驚嘆するように目を丸くして後部座席を振り返っている。


「…………サカキ。十二月二十三日十時三十分。世田谷区なんとかなんとか六丁目六の……」

「ちょっと待て。その、なんとかなんとかってなんだ」

「知らない漢字だ」

「……よし。続けてくれ」

「ん。……マリエちゃん。十二月二十三日〇時六分」

「……ん?」

「クリスマスちょーたのしみ。新宿のホテルって」

「ちょっと待て! マリエちゃんは飛ばせ」

「無理だ」

「じゃあ……心の中だけで言え」

「……ん。ノリカちゃんはどうする?」

「ノリカちゃんもミュートだ!」


 美和が慌てたように身を乗り出す。

「待って! それって悟が二股かけてるってこと?」


「今それはいいだろう!」

「ふたまたかけてるってなんだ」

「後で説明するから次に行け!」

「ん。サカキ。十二月二十二日二十一……」


 ルームミラー越しに、険しい形相で楠見を睨んでいるハルと目が合った。「キョウになんてことを覚えさせるんだ」とその目が言っている。抗議は甘んじて受けよう。だが後にしてくれと、楠見はミラーに向かってハルに視線で訴えた。


「…………サカキ。十二月二十二日十四時二十六分。目黒区なんとかぶんたに四――」


「あ! それ……」美和が声を上げる。

「それだ!」楠見も勢い込んで。「けど、なんだその、なんとかぶんたにって」


「ぶん、たに……? ……碑文谷ひもんや! そうだよ。そんな地名の場所でやったことがある!」

 思い出したというように、大きく目を開いて美和は頷き、座席越しにキョウのほうへと身を乗り出した。「その後は?」


 ようやく出てきた目的地をカーナビゲーションに表示させたところで、車は目黒区に入った。




 コインパーキングに車を入れ、船津に電話を掛けながら、数歩先を行く美和を追う。自信なさげな顔だった美和だったが、すぐに見覚えのある場所を見つけたのか足取りが心持ち速くなった。


「ここだよ! このマンション」

 足を止めて美和が示したのは、レンガ調のタイル貼りの、一見して高級そうに見えるマンションだった。

「五階の……たしか、左から――」


 言いかけた美和の言葉を遮るように、耳をつんざくような高い音が、続けざまに二発鳴り響く。

 美和が「キャッ」と耳を押さえて身を縮め、ハルとキョウは頭上の部屋に向けていた目を見張る。


「銃声……?」

 愕然と、楠見は五階の一室を見つめる。

 何か問題が起きたのか。それとも都合の悪い人間を始末にでも来たというのか?


「お前たちは、ここで待て。すぐに警察が来る。きみもここから動かないように」

 子供たちと美和にそう言い置き、視界の先に見えているエントランスに向かおうとするが、キョウにコートの裾を掴まれた。


「俺も行く」

「駄目だ。ここで待ってなさい」


 サカキはもうサイではないのだ。本来ならこの事件は楠見とこの子供たちの手を離れ、全面的に警察の仕事になっているはずだった。

 ナナミや美和の身を守る必要があって来てはみたが、サイでもない「拳銃を持った危険な男」の前に子供たちを連れて行くことはできない。


「ちょっと見てくるだけだから」

 裾を掴んでいるキョウの手を取ってそう言ったとき。


「美和ちゃん!」

 エントランスの先に、ダッフルコートに身を包んだナナミの姿があった。


 その場で足を止めて、驚いた顔でこちらを見ているナナミ。

 美和に会えた嬉しさと、なぜこの場所に楠見や子供たちまで揃っているのかという疑問とがない交ぜになったぎこちない笑顔で、次の行動を決めかねているように固まって。


 戸惑い気味に、それでもナナミが一歩、こちらへ向かって足を進めたときだった。

 エントランスからロングコートを翻して道に躍り出る、大きな男。


 サカキは一瞬周囲を見回すと、素早い動きでエントランスから十メートルほど離れた場所で立ち止まっていたナナミへと突進し、飛びつくようにしてナナミを左腕に抱え込む。

 驚いたように表情を固めたナナミのこめかみに手に持っていた銃を突きつけ、彼女を引き摺るようにして一歩後ろに下がると楠見たちへと視線を向けて。


 唇の端を吊り上げる、あの不吉な笑い。


 船津から回されたらしい二人の警官が角を曲がって姿を現し、サカキの姿を見て足を止めた。起きていることを把握し、即座に拳銃を取り出してサカキに向け構える二人の警官。


「銃を捨てろ! 撃つぞ!」

 警官が威嚇の声を上げる。


 サカキはしかし、警官のほうへと盾にするようにナナミを押しやった。手に握られた拳銃は、ナナミのこめかみにピタリと付けられたまま。その口もとには、まだ不敵な笑みが張り付いている。


(ナナミを人質にして、逃げるつもりだったのか――?)


 遠くから、パトカーのサイレンが聞こえた。間に合うだろうか。


「サ、サカキ、さん……?」

 ナナミが弱々しく声を上げるのが聞こえた。美和の姿を見止めたときのまま、曖昧に固まった笑顔。


「裏切ったな。ナナミ」

 銃口をさらにナナミへと押し付けて、サカキは低い声で言った。


「ちが……ちがうよ……あたし……」

 消え入りそうな声で、ナナミは訴える。


「彼女じゃない!」楠見はサカキに向かって大声を上げた。「こちらで調べてやってきたんだ。お前の行動は見張られているんだ、人質を取ったって逃げられやしないぞ!」


 たいした時間稼ぎにもならないことは承知で、それでも声を上げる。だが、サカキは視線だけ一瞬わずかに動かしたのみで反応を示すこともなく、警官の動きを警戒するようにそちらに目をやって。


「くすみ」

 小さい声で、キョウがまた言って楠見のコートを引っ張った。

 その向こうで、ハルも真剣な瞳で楠見を見上げている。


 楠見の指示を待っているのだ。この子供たちの能力なら、おそらくナナミはどうにかして無事に解放できる。だがサカキは――。相手がどれだけの大悪党だとしても。子供たちに、そんな仕事はさせられない。


 パトカーのサイレンが近づく気配にサカキが目を上げる。拳銃を構える警官が一歩だけサカキに歩み寄ろうとし、サカキがナナミを警官のほうへとさらに押しやって、見せ付けるように拳銃を持つ肘を上げた、その時。


 ふっと、楠見を見つめていた二人の子供の視線が、美和のほうへと動く。

 同時に。

 楠見は唐突に美和の手に出現したものに、目を見張る。


 空に向けて差し出した両手の上に。

 思いがけず重たいものが落ちてきた、とでも言うように、美和の両手が一瞬沈み。

 美和は手に載った黒い物体に、


「ひゃぁ!」

 嫌な虫でも触ってしまったかのような叫び声を上げて、それを放り出した。


「うわっ」

 慌ててそれをキャッチして、楠見は安全装置を戻すや、

「取り押さえてください!」

 警官に向かって叫ぶ。


 一瞬何が起こったのかという表情で顔を見合わせた二人の警官だったが、サカキの手に拳銃がないのを見て取ると、駆け寄って大男に飛び掛る。

 ちょうどやってきたパトカーからさらに二人の警官が降りてきて、そこに加わる。


 大男は暴れてかなりの抵抗を示したが、さすがに格闘慣れした警官たちに取り押さえられ、動きを止めた。





 パトカーや救急車が駆けつけ、住宅街の狭い通りは大勢の人間が慌しく行き来し騒然としていた。

 その脇で。座り込んで、手錠を掛けられた男に呆然とした視線を送るナナミの肩を、楠見はあやすように叩く。


 サカキは警官に引き立てられるようにしてパトカーに載せられる直前、楠見とナナミを一瞥し、やはり不敵な笑みのようなものを残して車内へと姿を消した。


 マンションから出てきた船津刑事の姿を見つけ、楠見は別の警官へとナナミの身を預けて立ち上がる。

「楠見さん。本当に……すみませんでした。ありがとうございます」

「いえ。どうでしたか?」

「二人、撃たれたようです。ひとりは意識もはっきりしていますが、もうひとりは……」


 視線を落とし、言いよどんだ船津。楠見も小さくため息をついた。


「おそらく、サカキの仕事の関係者です。逃走の前に口を封じようと思ったのか、何かの恨みでもあったのか……これから取り調べますが」

 言いながら、船津も苦い顔でふうっと息を落とした。

「後味の悪い結果ではありますが……ともかくこれで、サカキは本当に当分外には出られないでしょう。ナナミさんや杉本さんが無事で、ひとまず良かった。助かりました」


 言って、船津は頭を下げる。


「いや、俺は」言いながら、少し離れた道の脇にまだぼんやりした顔でしゃがみ込んでいる美和を視線で示して。

「今回は、彼女のお手柄ですよ。……さっきの警官二人は、どうにか適当にフォローしておいてくださいね」


 船津は苦笑するように頬を歪めた。


「さ。帰ろうか」

 美和と、二人の子供に笑顔で声を掛ける。


 まだ心ここにあらずの美和が、ぼんやりと顔を上げた。

 楠見は美和に、笑顔を作る。

「きみのお手柄だよ」


「杉本さん、凄いな!」と目を丸くしてハル。

「すごくすごいな!」と同じように言うキョウ。


 三人の顔を見比べて、美和は力が抜けたように小さく笑った。

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