概要
氷河期世代の俺。2040年でも、しぶとくあがく。
六十四歳。まだ嘱託社員。
働きたくないので小説を書いているが、そちらも仕事を辞められるほど読まれない。
そこで俺は、一九八四年のクリスマスを過ごす八歳の俺に、未来のスマホを送りつけることにした。
AGI搭載。スマートグラス付き。
これで何をやらかすか観察して、小説のネタにする。八歳の俺は喜ぶ。六十四歳の俺は儲かる。よくできた計画である。
ただし、並行世界なので、向こうが出世してもこちらの通帳は増えない。
そこは三回確認した。
いざ届けば、電源を入れるところから一苦労。
母親が気にするのは電気代。少年が気にするのは宿題の答え。
人類の知性を詰め込んだAGIまで、ゲームのペンギンを穴に落としている。
しかも、こちらから口を出すには一バイト約一ドル。
昔の俺を叱るために、今の俺が残業する
働きたくないので小説を書いているが、そちらも仕事を辞められるほど読まれない。
そこで俺は、一九八四年のクリスマスを過ごす八歳の俺に、未来のスマホを送りつけることにした。
AGI搭載。スマートグラス付き。
これで何をやらかすか観察して、小説のネタにする。八歳の俺は喜ぶ。六十四歳の俺は儲かる。よくできた計画である。
ただし、並行世界なので、向こうが出世してもこちらの通帳は増えない。
そこは三回確認した。
いざ届けば、電源を入れるところから一苦労。
母親が気にするのは電気代。少年が気にするのは宿題の答え。
人類の知性を詰め込んだAGIまで、ゲームのペンギンを穴に落としている。
しかも、こちらから口を出すには一バイト約一ドル。
昔の俺を叱るために、今の俺が残業する
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