概要
十八歳の誕生日なのに、みんなは私が十八年前に死んだと言う
十八歳の誕生日。私はケーキのろうそくを吹き消した。
会場の照明が戻った途端、私を囲んでいた友人たちが悲鳴を上げた。真帆は口元を押さえ、後ずさりした拍子に壁へぶつかった。それでも私から目を離せず、震える指でこちらを指さしている。
「いやああっ! 死体よ! 顔が腐ってる!」
私は自分の頬に触れた。肌は滑らかで、化粧も崩れていない。淡いピンクのマニキュアを塗った指も、白いドレスも、さっきまでと変わらなかった。
それなのに、友人たちには私が腐り果てた死体に見えているらしい。
前世の私は、周囲の人間から化け物扱いされ、火葬場で生きたまま焼き殺された。
そして今、十八歳の誕生日に戻ってきた。
震える手で祖母に電話をかけると、懐かしい声が返ってきた。祖母は優しく私をなだめ、家に
会場の照明が戻った途端、私を囲んでいた友人たちが悲鳴を上げた。真帆は口元を押さえ、後ずさりした拍子に壁へぶつかった。それでも私から目を離せず、震える指でこちらを指さしている。
「いやああっ! 死体よ! 顔が腐ってる!」
私は自分の頬に触れた。肌は滑らかで、化粧も崩れていない。淡いピンクのマニキュアを塗った指も、白いドレスも、さっきまでと変わらなかった。
それなのに、友人たちには私が腐り果てた死体に見えているらしい。
前世の私は、周囲の人間から化け物扱いされ、火葬場で生きたまま焼き殺された。
そして今、十八歳の誕生日に戻ってきた。
震える手で祖母に電話をかけると、懐かしい声が返ってきた。祖母は優しく私をなだめ、家に
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