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概要
「二人目はあなたが産んで」「いいよ。生活費はよろしくね」
男性も妊娠・出産できるようになった近未来。
四歳の娘を育てる沙季と直樹は、第二子について話し合っていた。
一人目を産んだ沙季は、夫に何気なく提案する。
「じゃあ、二人目はあなたが産んでよ」
「うん。いいよ」
予想外の快諾。
しかし、直樹は続けた。
「じゃあ、俺が育休取ってる間の生活費はお願いね」
「……え?」
妊娠する役割を交換したら、家計も、仕事も、家事も、育児も、考え直すことになった。
働く側になった妻と、妊娠する側になった夫。
かつて相手に言っていた正論が、今度は自分に返ってくる。
仕事は大変。妊娠も大変。家事も育児も大変。
だったら、いったい何が公平なのか?
互いの苦労を知り、言い争い、ときには自分の理屈に首を絞められながら、少しずつ話し合えるようになって
四歳の娘を育てる沙季と直樹は、第二子について話し合っていた。
一人目を産んだ沙季は、夫に何気なく提案する。
「じゃあ、二人目はあなたが産んでよ」
「うん。いいよ」
予想外の快諾。
しかし、直樹は続けた。
「じゃあ、俺が育休取ってる間の生活費はお願いね」
「……え?」
妊娠する役割を交換したら、家計も、仕事も、家事も、育児も、考え直すことになった。
働く側になった妻と、妊娠する側になった夫。
かつて相手に言っていた正論が、今度は自分に返ってくる。
仕事は大変。妊娠も大変。家事も育児も大変。
だったら、いったい何が公平なのか?
互いの苦労を知り、言い争い、ときには自分の理屈に首を絞められながら、少しずつ話し合えるようになって
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