概要
「私のこと、好きにならないでよね」「ならねぇよ」
※本作は「小説家になろう」にも掲載しています。
「お兄ちゃん、一生のお願い……! ネトゲの親友に、わたしの代わりに会ってきて……!」
人見知りでオタクな妹・小春には、四年来のネトゲの親友がいる。
相手はヒーラーの「ルーナ」。小春が演じるのは、一人称「吾輩」の騎士男爵「バルト」。
……そう、ルーナはバルトを男だと信じている。
断りきれずに代役を引き受けた俺――宮地恭平が、待ち合わせのカフェで見つけたのは。
同じ学部で、告白を断った回数は二桁。男子が話しかければ「……何?」の一言で会話が終わる、『瞬殺の久瀬』こと久瀬七海だった。
「……バルト?」
「……ああ」
「私のこと、好きにならないでよね」
「ならねぇよ。自意識過剰か」
大学では他人のふり。
ネトゲの中身は妹。
しかも俺が片想いしている相
「お兄ちゃん、一生のお願い……! ネトゲの親友に、わたしの代わりに会ってきて……!」
人見知りでオタクな妹・小春には、四年来のネトゲの親友がいる。
相手はヒーラーの「ルーナ」。小春が演じるのは、一人称「吾輩」の騎士男爵「バルト」。
……そう、ルーナはバルトを男だと信じている。
断りきれずに代役を引き受けた俺――宮地恭平が、待ち合わせのカフェで見つけたのは。
同じ学部で、告白を断った回数は二桁。男子が話しかければ「……何?」の一言で会話が終わる、『瞬殺の久瀬』こと久瀬七海だった。
「……バルト?」
「……ああ」
「私のこと、好きにならないでよね」
「ならねぇよ。自意識過剰か」
大学では他人のふり。
ネトゲの中身は妹。
しかも俺が片想いしている相
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