概要
竜は寒がり、サキュバスは胃痛持ち。診るのは、人間の僕です。
「志願の理由は」
「勇者を殺すためです」
魔物の村で、亀の祈祷士に育てられた人間の青年・シオン。三年前、村を焼かれ、育ての親を失った彼は、復讐のために魔王軍の門を叩く。
けれど配属されたのは、ほこりまみれの医務室だった。しかもこの魔王軍、もう十年も戦をしていない。
一日じゅう宝物庫で寝ている竜の魔王は「めんどい、ねむい、さむい」。
襟を首まで留めたサキュバスの人事部長は、慢性の胃痛持ち。
清掃係のスライム娘は、ほこりを食べて「しょっぱい」と笑う。
「脱いでください。胸の音を聴きます」
「……上だけで、よいか?」
竜が怠けて見えるのは、本当は凍えているから。サキュバスの胃が痛むのは、本当は食べすぎているから。
仕事中は鉄壁の大真面目、仕事が終わると耳まで真っ赤になる純情医
「勇者を殺すためです」
魔物の村で、亀の祈祷士に育てられた人間の青年・シオン。三年前、村を焼かれ、育ての親を失った彼は、復讐のために魔王軍の門を叩く。
けれど配属されたのは、ほこりまみれの医務室だった。しかもこの魔王軍、もう十年も戦をしていない。
一日じゅう宝物庫で寝ている竜の魔王は「めんどい、ねむい、さむい」。
襟を首まで留めたサキュバスの人事部長は、慢性の胃痛持ち。
清掃係のスライム娘は、ほこりを食べて「しょっぱい」と笑う。
「脱いでください。胸の音を聴きます」
「……上だけで、よいか?」
竜が怠けて見えるのは、本当は凍えているから。サキュバスの胃が痛むのは、本当は食べすぎているから。
仕事中は鉄壁の大真面目、仕事が終わると耳まで真っ赤になる純情医
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