喫茶店で耳にした隣のマダムの会話。そこから紡ぎ出される独特な世界観の「自由律俳句」が最高に魅力的です!日常のふとした一瞬や会話の機微が、作者様ならではの視点とユーモアを交えて鮮やかに切り取られており、ページをめくる手が止まりませんでした。短いお話の中にクスッと笑えるクスグリと、どこか心に染みる味わいがぎゅっと詰まっています。サクッと読めて、読後感に温かい余韻が残る素敵な作品です。日常を切り取ったショートドラマや、言葉の味わい深い物語が好きな方に心からおすすめしたい一冊です!
「それが何?」「別に」
500人の集まりに、手書きの贈り物、162個の内職、ロレックスに見える腕時計……。喫茶店のマダムは今日も語る。話題は飛び、脈絡は消え、それでも本人はいたって真剣。日常会話がいつの間にか笑いに変わる、シュールな自由律俳句。
ミッドライフクライ司寿から邪進化した俳句。俳句と言いつつ自由。はっきりしたオチはなくて、安定の投げっぱなしジャーマン。奇妙な絵面を想像して、ふふっとなればいい。そんな、作品。
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