概要
同じ鍋から切った二個が、片方だけ危険になるはずがない。
秋の職人市。
石鹸職人マリエは、宿屋組合との大口契約を懸けた品評会に出品していた。
ところが最終審査で告げられたのは、
「強いアルカリが残っています。肌用石鹸としては危険です」
という失格判定。
だが、検査された石鹸を見たマリエには違和感があった。
重さ。
切断面。
そして、ほとんど分からないほど薄い灰色の筋。
出品時には、同じ鍋から切った石鹸を二個提出している。
一個は審査用。
もう一個は、異議申し立てに備えて封印された予備見本。
「でしたら、そちらも検査してください」
二つの石鹸が示した結果は、まったく違うものだった。
職人市×石鹸職人×検査記録×程よいざまぁ×お仕事恋愛。
一話完結です。
石鹸職人マリエは、宿屋組合との大口契約を懸けた品評会に出品していた。
ところが最終審査で告げられたのは、
「強いアルカリが残っています。肌用石鹸としては危険です」
という失格判定。
だが、検査された石鹸を見たマリエには違和感があった。
重さ。
切断面。
そして、ほとんど分からないほど薄い灰色の筋。
出品時には、同じ鍋から切った石鹸を二個提出している。
一個は審査用。
もう一個は、異議申し立てに備えて封印された予備見本。
「でしたら、そちらも検査してください」
二つの石鹸が示した結果は、まったく違うものだった。
職人市×石鹸職人×検査記録×程よいざまぁ×お仕事恋愛。
一話完結です。
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